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hontoレビュー

わたしが出会った殺人者たち(新潮文庫)

わたしが出会った殺人者たち みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.7

評価内訳

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10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

事件記

2016/11/21 18:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

深刻な事件のノンフィクションだが著者が作家であるため、どこか冷静な目で見ている感がする。それが物足りなくもあり考えさせられる材料にもなる。凄惨な事件を引き起こす原因は何なのか考えるための本。

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紙の本

取材力

2015/11/28 04:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトル通り、様々な犯罪を取材し、わけても殺人犯の心情にまで踏み込んで書き続けてきた著者の、ある意味、集大成と言える作品。獄から手紙で呼びかけてきたりする囚人がいるあたりは、氏が、それだけの実績を残してきた証だろう。注目される裁判の後、感想を求められる姿がよくTVに映し出されていたが、サラリーマン記者とは比較にならない、本物のジャーナリストだった。一方、しょうせつかとしての氏は、直木賞を獲った「復讐するは我にあり」の名著も残して旅立っており、優れた物書きを失ったと思う。

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紙の本

これまでの仕事を総括する作品

2015/11/08 09:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

惜しくも先日亡くなられましたが、偶然にもこの本書は、佐木氏のこれまでの仕事を総括するような内容です。全18章で過去に作品となったそれぞれの事件を取り上げています。もちろん個々の作品についてはそれを読むしかないのですが、ほとんど廃刊になっているようです。この作品では過去の取材した事件のエピソードや苦労話が綴られています。よくこれだけの事件を取材し、作品を書き続けてこられたと、驚くばかりである。

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電子書籍

佐木隆三作品目録

2015/10/03 15:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノンフィクション作家佐木隆三の作品目録といった一冊。自身がこれまでのエポックともいえる作品(要するに事件ルポ)について、それぞれの状況や思いなどを振り買った内容で、著者のファンであれば興味深く読めるのではないか。私は特に著者に思い入れはないが一ノンフィクション・ファンとして、ここに取り上げられた事件については「ああ、そういえばあったなぁ、こんな事件…」という感慨があり、それなりに興味深く読めた。
 一つ一つの事件については概要だけしか触れられていないので、事件の真相や犯人とそれを取り巻く人々の関係など、細部にわたって事件が掘り下げられているわけではない。個々の事件について興味をもって読むのならば、何とも消化不良のもどかしい気持ちにもなるだろう。だからこれを読んで、中途半端な気持ちにさせられた人、さらに詳しく知りたいという気持ちになった人は、著者の過去の作品を読めば良いといことになる。そういう意味で、これは佐木隆三作品ガイドブックと言える一冊だと思う。

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紙の本

扱っている事件が古いものが多い

2015/06/02 03:53

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

殺人者には会ったことがないので、どんなものだろうかと思って購入しました。
本書で取り扱っている殺人事件(及びその犯人)が古いので、どんな事件だったかイメージできずじまいでした。
もう少し新しめの事件及びその犯人への考察も入っていると、事件をイメージしながら読むことができてより深くこの本を読むことができたのではないかと思います。

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紙の本

著者最晩年の犯罪と裁判の書

2016/07/23 00:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:道南 - この投稿者のレビュー一覧を見る

先年惜しくも亡くなられた著者ですが、お元気な頃には自ら刑事裁判の法廷を傍聴して書かれたノンフィクションノベルが次々と刊行され、その都度興味深く読んだものでした。

お年をめされるうちに、以前ほどのペースでは刊行されなくなり、短いものが多くなってきたのですが、それでも楽しみにしていたのです。

この書は著者のそのジャンルの最後の著書と思われ、かなり最近の事件までもが取り上げられています。

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2014/10/19 19:09

投稿元:ブクログ

以前、『慟哭』という林郁男を扱った話を読んだ。ただ、今作に手を伸ばすかかなり悩んだ。

私の記憶にないものも沢山あるが、林真須美や宅間守など、しっかりと焼き付いているものもあり、改めて事件を振り返ると震撼する。

死んでしまった罪もない人たちに、解決という結末はない。

けれど、同じ人である以上、何故そうなったかを「理解しようとする」働きが私の中にもあるのだな、と感じた。

人としての原型が分からないモノほど、恐ろしいものはないと思う。

2014/10/12 18:02

投稿元:ブクログ

よけいな脚色や偏見なく書かれている本だなと思います。
殺人者の心情は全く理解できないものではなくて、理解できる部分もありました。

殺人者だから特別な人なのではなくて、殺人を犯して、初めて特別な人になってしまうんだなと。。。。

ただ、よく言えば純真無垢というか、子供のような真っ直ぐな思考の持ち主のひとが多いように感じました。
きっと方向さえ違えば、殺人者という特別な枠にではなく、もっと前向きな才能を発揮できたかもしれないのに。。と思ってしまいました。

どんなに事情があろうとも決して許される罪ではないですが、、、


ですが、理不尽さに耐えて、矛盾を感じながらも、足並みを揃えて生きていく。という事に最低限耐えられなければ、人間らしいと呼ばれないのかもしれませんね。。。

2015/01/22 09:04

投稿元:ブクログ

佐木さんの小説の話題が多くて、読んだことがない私には?な箇所もあったけれど、「犯罪を犯す人間と犯さない人間は、程度の差であって、種類が違うものではない」という言葉にはゾッとしてしまった。

2017/03/01 10:56

投稿元:ブクログ

18名の殺人者たちを取り上げ、その取材方法からインタビュー内容、佐木さんが感じ取ったそれぞれの事件に対する思い。
それらが1冊にまとめられた本。
「復讐するは我にあり」が初めての犯罪小説だと思っていたけれど、佐木さんはそれ以前に「偉大なる祖国アメリカ」という本を書いていた。
沖縄で起きた少女殺害事件を扱った小説らしい。
多分にフィクションも入っているようだけれど、根幹を成す部分は取材に基づいているようだ。
残念ながら取りあげられた事件の多くをリアルタイムでは知らない。
けれど、犯人の多くが「自分は理不尽な扱いを受けている」と感じているところが興味深かった。
世の中には思うようにならないことが多い。
というよりも、ほとんどが自分の思惑とは違う方向へと流れていってしまうのがあたり前だ。
何をきっかけに人を殺してしまうような犯罪に手を染めてしまったのか?
元々そういう本性を持ち合せていたのか、それとも後天的な環境がそうさせたのか。
読み終えて感じたのは、やっぱり理解できない・・・だった。
獄中婚をする死刑囚もあり、誰かを大切に思うことで人間らしさを取り戻していくこともあるらしい。
でも、それでは遅すぎる。
奪った命は二度と戻らないのだから。

永山則夫を取り上げた章が特に興味をひいた。
高裁で無期懲役の判決を受けた永山に対し、検察側は「判例違反」として上告をする。
論点は次の3点だった。
・4人も殺した被告人が死刑を科せられなかった前例がない。
・「いかなる裁判所がその衝にあっても死刑を選択するであろう程度の情状がある場合に、限定されるべき」との見解は以後の死刑判決のできなくする。
・世論や被害感情からみて無期懲役は納得できない。
高裁では
・永山の年齢が19歳を越えたばかりだったことと、精神的な成熟度において18歳未満の少年と同視しうる状況だったと認めらられる点。
・収監中の永山に大きな変化があらわれたこと(反省と贖罪の気持ちが著しい)。
・印税を被害者の遺族におくり、慰籍の気持ちをあらわしている。
を理由に、被害者の冥福を祈らせつつ、生涯を贖罪に捧げしめるのが相当という意見だった。
だが永山は結局死刑となる。
そして現在、「永山基準」というあらたな基準が前例として使われることが多い。
判例主義の裁判において、永山の起こした事件がひとつの指針になっている。
人として最低限の環境を与えられるのは憲法で定められた国民の権利だ。
けれど、永山にはその最低限の環境すら与えられなかった。
時代が違う・・・と言ってしまえばそれまでなのだけれど。
それぞれの事件がどれも凄惨で極刑もやむを得ない、と思うものだった。
時間をかけて取材をし、ノンフィクション・ノベルという分野を作り上げた佐木さんには敬意を表したい。

「殺人者と他の人間との違いは程度の差であって、種類が異なるのではない」(コリン・ウィルソン)
佐木さんはトルーマン・カポーティの「冷血」に強い刺激を受けたと書いている。
上記の言葉は、イギリスの評論家コリン・ウィルソンの「殺人百科」に書かれている一文である。
道を踏み外すかどうかは、結局その人自身にかかっているのだろう。

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