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枕草子(角川ソフィア文庫)

枕草子 みんなのレビュー

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みんなのレビュー43件

みんなの評価3.9

評価内訳

43 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

『枕草子』のエッセンスが詰まった、親しみやすい一冊

2009/03/09 19:13

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 全部で約三百の章段からなる『枕草子』の中から七十段あまりを選び、現代語訳、原文(いずれも、総振り仮名付き)、寸評の順に掲載された文庫本。坂口由美子・執筆による現代語訳が平明で親しみやすく、原文の味わいを見事に生かしています。作者・清少納言のきらきらした才気がほとばしる世界、千年前の作品なのに今に通じる人間の息吹、人情の機微を感じる世界に、すっと入っていくことができました。

 たとえば、「春は、曙(あけぼの)」ではじまる有名な第一段の現代語訳は、こんな感じ。ここでは字数の関係で、春と夏の部分のみ、引いておきます。
 <春は、なんといってもほのぼのと夜が明けるとき。だんだんとあたりが白んで、山のすぐ上の空がほんのりと明るくなって、淡い紫に染まった雲が細くたなびいているようす。
夏は、夜がすてきだ。月が出ていればもちろん、闇夜でも、ホタルがいっぱい飛び交っているようす。また、ほんの一つ二つ、ほのかに光っていくのもいい。雨の降るのも、また、いい。>(p.11)

 言い得て妙だなあと、清少納言の味わい深い機知に感心させられた箇所では、格別、第一六一段「近くて遠いもの」と第一六二段「遠くて近いもの」が並べて配置された所が印象に残ります。ここも、現代語訳を引いてみましょう。
 <近いくせに遠いもの。宮のべの祭り。愛情のない兄弟・親族の間柄。鞍馬の九十九折(つづらおり)という、幾重にも折れ曲がった坂道。十二月の大晦日(おおみそか)の日と正月の一日(ついたち)の間。>
 <遠いくせに近いもの。極楽。舟の旅。男女の仲。>

 本書を手にとったのは、小川洋子『心と響き合う読書案内』の中で紹介されていたのを読んで、読みやすそうだな、面白そうだなと興味を誘われたから。その期待どおりの、本書はとても親しみやすい、『枕草子』のエッセンスが詰まった一冊でした。

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紙の本

現代語訳だけでなく原文にも触れたいという方にお薦め

2016/01/23 20:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

枕草子のように有名な古典は現代語訳もたくさんあり、漫画すらあるので、ただ内容を知りたいだけなら、そういうものを手に取る方がいいでしょう。ですが、私のように古文が苦手でも原文に触れたい、しかし今更古文を勉強するのはちょっとという方にはこのビギナーズ・クラシックスシリーズがお勧めです。抜粋ではありますが、まずは現代語訳、次に原文、その後に必要に応じて当時の行事や文物、あるいはその段が書かれた背景などを説明する解説部が続きます。こうして現代語訳と原文を読み比べると、古文の方も「ちんぷんかんぷん」さが緩和されてきて、原文を味わう余裕も少し出て来るようです。

清少納言は本名不詳の一条天皇の中宮定子に仕えた女房という10世紀末―11世紀初頭の人物ですが、華やかな宮廷生活を描き、あくまでも当時の貴族女性という規制の枠内で知り得たこと、感じ得たことを書き留めているという意味で、文化的・時代的な隔たりを感じずにはいられないところも多々あるのですが、こと人情に関してはいつの時代も人間は大して変わらないので1000年の隔たりを超えて共感できる部分も結構あります。

もし彼女が現代に生きていたとしたら、最低でもブログなどで日々思うこと感じることを発信していたでしょうし、もしかしたらその知性・教養を活かして批評家として日本の情けない有様を一刀両断にしていたかも、と想像するのもまたいとをかし。

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2014/01/23 20:42

投稿元:ブクログ

+++
「源氏物語」とともに王朝女流文学を代表する珠玉の随筆集「枕草子」。清少納言の感性によって描写された機知に溢れる宮廷生活を、現代語訳を読むだけでもダイレクトに味わえる。装束・有職など図版も豊富に収録。
+++

冲方丁氏の『はなとゆめ』を読んだのがきっかけで、そう言えば『枕草子』は教科書に出てきたところしか読んだことがなかったな、と思い至り、入門編として読んでみた。全編ではなくピックアップされたところだけが載っているのだが、まず現代語訳があり、その後に原文が載っていて、必要に応じて解説がついているので、すんなり抵抗なく読めてしまう。『はなとゆめ』を読んでいるので、原文を読んだときに、その場面が映像として頭に浮かぶので、愉しい気分になれるのもよかった。入門編としてはよくできた一冊である。

2006/07/10 23:58

投稿元:ブクログ

もっと難しげな本で挑戦して挫折した。この本が救ってくれました・・・いつかまた難しい本にもチャレンジしよう・・・

2008/01/29 23:04

投稿元:ブクログ

このシリーズ本当に好きだ。考察部分が何かしら笑える。一番好きなのは各段に素敵な副題をつけておられる源氏物語のビギナーズ・クラシック。これを片手に高校古文は乗り切ればいいよ。

2012/12/17 11:22

投稿元:ブクログ

面白かったです。
清少納言のサバつき具合がいいですねー。
オトメなところもありつつ、ガンガン毒を吐いてます。
五月蠅いガキとそれをほったらかしにする親は、どんな時代もむかつくものですな。

12.12.14

2012/10/29 16:52

投稿元:ブクログ

言わずもがな、名作『枕草子』。
学生時代は『源氏物語』に面白みを感じていたので、「春はあけぼの」の第1段しか知らなかった(興味がなかった)。
改めて読んでみると、その着眼点と文才が素晴らしい。

ただ、現代語訳と解説がサラッとしていたように感じる。
別の本も読んでみよう。

2007/01/08 22:36

投稿元:ブクログ

面白い段や、有名な段だけ抜粋されているので、「興味有るんだけどな、でも読み切れるかな?」という初心者には図解もあるので入りやすい一冊。

2011/02/09 14:11

投稿元:ブクログ

「これから『枕草子』に親しもうという方のための入門書である」というのが編者である坂口由美子さんの言葉。同じ角川ソフィア文庫の『枕草子―付現代語訳 (上巻・下巻) 』を典拠としている。全部で300を越える章段の中から78段を選び出し、現代語訳と本文、そして丁寧な寸評が付けられている。

歴史的仮名遣いの原文と現代語訳は総振り仮名付き、解釈文にも固有名詞を中心に振り仮名が付けてあるので、古典初心者でも安心。さらに「寸評」と称される解説部分が優れていて、著者である坂口由美子さんの熱心さが伝わってくるし、挿画や図説も充実しているので分かりやすい。

また、巻末の解説ページでは『枕草子』の概要に続いて『枕草子』の楽しみ方が書かれているのだが、ここも絶対におすすめ。『枕草子』に限らず、古典の楽しみ方や理解の手順と深め方について詳しく書かれているので、最高の入門書だといえる!

注釈的な現代語訳が一部にみられるが、これも入門書としては仕方のないところだし、全体的には申し分のない仕上がりだと思う。学校で教える古文にも、本書のようなアプローチの方法が試されても良いんじゃないかと思う。そして、古典文学に親しむ人が増えれば、「好きなジャンルは日本古典文学」と言っても、珍しいものに出会ったときのような「へえ~」というリアクションが減るんじゃなかろうか?

2014/08/18 17:43

投稿元:ブクログ

教科書以来の枕草子。春はあけぼの~の第一段の美しさに惹かれて、いつかもっと読みたいと思っていた。全段ではないもののこの本に出会ってそれが少し叶った。読んでみてきらきらした才気と言われるが、むしろ鼻持ちならない。同意もあれば不同意もあり。しかし解説にあるようにその時代背景、置かれた立場を考えればそれもあるかと。まして世の中に出すつもりもなく書かれたものならばなおさら。学生時代にこういう書かれた背景も教えてもらっていたのだろうか。記憶にない。
現代語訳を読み、その後原文を筆ペンで筆写した。そうすると内容もより理解でき字もうまくなって一石二鳥だったかと。書くことが楽しかった。
このビギナーズ・クラシックスシリーズは何をとってもいつになってもビギナーズな私にとってうれしいシリーズだ。より深くのきっかけになればいいが、とりあえず雑学が少し増える。

2007/10/24 20:22

投稿元:ブクログ

春は曙・・・、古典に名高い枕草子の入門書です。代表的な部分を抜き出して訳文・原文・寸評の順に書かれていて読みやすいです。中学生のころは古典なんて、と思っていましたが、意外や意外、楽しく読めました。時に優雅に、時に辛辣に、清少納言の感性で平安の世がつづられています。ゆっくり時間をかけて読みたい本です。

2008/08/30 21:18

投稿元:ブクログ

枕草子約300余の章段の中から、有名なものやおもしろいところだけ寄り抜いた本。現代語訳と解説がついてるので、古典に馴染みがない人でも楽しめます。

2011/09/06 07:17

投稿元:ブクログ

『枕草子』の中から数編が抜粋されている。
各編、現代訳→原文→解説(ない編もある)の順で、現代訳だけ読むこともできるし、内容をわかった上で原文を合わせて読むこともできる。
まさしくビギナー向けで、学生時代に古文が苦手だった人でも楽しめる。

解説は、文法の解説ではなく、当時の風習や、古語の意味や現代の意味との違い、掲載されていない編の参照などで、内容がより楽しめる。

全編読みたくなった。

2009/03/19 18:20

投稿元:ブクログ

中学のころ暗記させられた「春はあけぼの〜」で始まる一節を無性に思い出したくなり買った。
この文のリズム感みたいなものは心地いいし、頭に残る。
カラーの便覧も見ていたせいか、情景がありありと浮かぶ。
当時の風俗もうかがい知れてとても面白い。今と変わらないものもあるんだなあ。

現代語訳に頼らないよう、また古文の勉強がしたくなった。
古文には言葉の面白さ、音のよい響がある。
「徒然草」、「平家物語」も読みなおそう

2009/08/11 15:47

投稿元:ブクログ

『枕草子』(清少納言、角川書店編、2001年、角川文庫)

「春はあけぼの」で始まる三大随筆の一。「をかし(おもしろい、趣があるの意)の文学」と言われるが、たしかに読んでみると自然に関する記述が多い。

枕草子は現代の日本人にも通じる随筆であって、自然の事、人間関係の事、すべてがおもしろい、すなわち「をかし」なのである。

本書は現代語訳がついているので安心して読めるし、枕草子全文の中で編者が選んだ秀逸なものを集めているのではずれがないし、解説欄に平安時代に関するコラムもあって勉強になる。

(2009年8月11日)

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