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更級日記(角川ソフィア文庫)

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みんなのレビュー15件

みんなの評価4.1

評価内訳

15 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

今なお新鮮な千年前の書評

2011/07/30 15:16

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:辰巳屋カルダモン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 面白い本を読めば感想を書き残したくなる。誰かに感激を伝えたくなる。本好きの思いはいつの時代も変わらない。物語が生まれ、愛読者を獲得した瞬間にその行為は始まったのだろう。
『更級日記』は日本最古級(世界最古級かも?)の「書評」と言える。レビューするのは、かの『源氏物語』である。

 学問の神様・菅原道真から5代あとの菅原孝標、彼の娘が『更級日記』の著者だ。当時、女性の名前は記録されないので「たかすえのむすめ」と呼ぶしかない。
リアルタイムの日記ではなく、13歳ごろから52歳ごろまでの出来事を晩年に回想する形である。

 家柄ゆえか、著者は幼いころから読み書きや和歌を仕込まれたらしい。継母や姉に『源氏物語』の断片を伝え聞いて「ワタシも読みたい!」と夢を膨らませる。
父の転勤で都に戻った彼女は、夢かない、たくさんの物語を読めるようになる。思う存分、物語が読めるならば「后の位も何にかはせむ」(天皇の妃の位だっていらない)と言ってしまうほどの没頭ぶり。同じ本好きとして、とても親しみを感じる場面だ。

 『源氏物語』の世界に憧れ、素敵な恋愛を夢見る、千年前の文学少女の書評は……。思い入れが少し強すぎるものの、登場人物が魅力的に紹介されていて、優れた「書評」だ。物語の舞台、宇治を訪れた際の感激のルポ付き。
あらためて純な気持ちで『源氏物語』を読みたくなった。

 日記全体も構成がしっかりしていて読み応えがある。肉親の死、ペットロス、就職(宮仕え)の期待と緊張、結婚への戸惑い、晩年の寂しさ……と、内容は何とも現代的だ。しょせん、物語世界は夢でしかないと悟り、現実と向き合ってゆく彼女。前向きな姿を応援したくなる。

 平凡な女性の生涯を描いて、かえって新鮮な古典だ。何気ない日々の営みの大切さを教えてくれる。控えめな佇まいが長く愛され伝えられてきた理由だろう。

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紙の本

菅原嬢は私の友達!

2016/01/24 20:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

清少納言の「枕草子」に続き、菅原高標女「更級日記」を同じビギナーズ・クラシックスシリーズで読みました。日本の古典文学を代表する女流作家なのに、どちらも本名が分からないのは残念なことですね。父の菅原高標は菅原道真の5代目、母は「蜻蛉日記」の作者である藤原道綱母の異母妹、ということで菅原高標女はなかなかのインテリ家庭で育ったようです。父の赴任先である上総の国で10-13歳の間過ごし、その間に継母や姉から今はやりの物語(源氏物語など)を断片的に聞いて、その物語をいつか読みたいと強く願うところから日記が始まります。やがて父の任期終了で京に上ることになり、上総の国から京までの3か月の大旅行の様子が日記に記されています。当時女性がそんな旅をすることなどあり得なかったので、彼女の天地のひっくり返るような感動とかが生き生きと伝わってきます。

そしてこの彼女、京に着くなり、家人は引っ越しの片づけに大わらわだというのに、お母さんに物語が読みたいとねだるんですね。これ、すごく気持ちが分かります。私も本の虫なもので。ただ私は人にねだるわけではなく、自分で勝手に買い込んでくるわけですが。とにかくお母さんのおかげで早速いくつかの本が手に入り夢中になって読んだ、と菅原嬢はのたまうわけです。

でも源氏物語など断片的で、話が見えないので、一度最初から最後まで全部読みたいと切に望む菅原嬢。うん、うん、そうだよね、とうなずく私。

この菅原嬢はこと文学に関しては縁故に恵まれていたようで、なんとおば様から源氏物語全巻といくつかの現在では散逸してしまっている物語をプレゼントされたのです! 彼女はそれこそ昼も夜もなく自室に引きこもって物語を読みふけったそうで。またしても、うん、そうだよね、一気読みするよね!とうなずいている私。

菅原嬢は光源氏のような男性が現れることを夢見、また浮舟のように愛し隠され儚くなりたいと願ってましたが、そこはまあ現実になるわけでもなく、彼女も後年反省するわけです。だんだん信心深くなってきて、何それの夢を見た、とかいう段になってくると、さすがに共感できなくなってきますが、日記と言うだけあって、気取ったところもお堅いところもなく、彼女の願いや喜びや悲しみや迷いなどがかなりストレートに書かれていて、人としての親しみを覚えます。それと比べると、清少納言の「枕草子」は【上から目線】の感じが強いように思えます。

原文の方で、おや?と思ったのは、自分の子供のことを「幼き人々」と言っていたり、姉のことを「姉なる人」、兄弟のことを「はらからなる人々」、夫のことを「児(ちご)どもの親なる人」と言っていること。この「人(人々)」の用法はなんでしょう? 分からなくはないのですが、不思議な感じがします。

この本も、段ごとに現代語訳・原文・注釈という風に構成されていて、古文が苦手な人でも原文に触れつつ意味が分かるようになっています。

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紙の本

入門編

2017/04/18 23:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。部分抜粋ですが、読み下し文と訳文と解説と原文が並んでいて、入門編にはよいと思います。
 現実世界より物語の世界。1000年前もオタ女って居たんだねぇ(笑)。

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2012/10/29 16:39

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2007/05/20 21:01

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2011/08/12 17:52

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2009/05/03 23:25

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2011/09/10 22:00

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2014/07/13 22:04

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2009/08/07 23:54

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2010/03/09 23:45

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2016/11/17 22:19

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2010/10/23 15:45

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2008/09/20 13:38

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2015/02/05 21:48

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