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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
9 件中 1 件~ 9 件を表示

2015/05/04 15:46

投稿元:ブクログ

所謂スマイリー三部作の中核を成す長編だが、とにかく読み終えるまで忍耐を要した。前作からの重厚感たっぷりの筆致は本作で極限まで達している。濃い霧の中を電池切れ寸前の懐中電灯を持ってそろそろと歩むが如き第一部を終え、末端の工作員が内戦中のカンボジアを舞台に活躍し始める段になってようやく物語は精彩を取り戻すのだが、宿年の敵であるソ連の大物カーラへの打撃が如何なるものであるのかは釈然としないままに、これまたぼんやりとミッションは閉じられていくのである。
国家間の覇権争いの下、単なる駒として扱われ、虫けらの如き悲劇的な末路を迎える諜報員を描くことはスパイ小説の常套だが、本作ではそれさえも弱められた印象だ。やはり、饒舌過ぎるのである。この作品にエンターテイメント性を犠牲にしてまで訴える何らかの哲学を感じることは少ない。

2017/03/04 15:20

投稿元:ブクログ

読んでいて小説の世界にずっぽり浸れるのが、心地よい。ウェスタビーのクズヒーローぶりが、ちと不愉快。描き方がうまいから文句をつける気はないんだが、でも女の視点から見ると、ひとりよがりだな。

2011/08/20 15:13

投稿元:ブクログ

ウェスタビーが動き出します。そこから一気に物語が加速し始めます。

ウェスタビーもスマイリーも口にする献身という言葉。それは国への献身、“サーカス”への献身、恩師への献身。ウェスタビーが出した答えはスパイも1人の人間であり、彼が捧げた献身とは何だったのかを考えると泣きそうになります。
ル・カレ作品で国のために個人が犠牲になる構図がよく登場していると思う。スパイは国のために命をかける職業といっていい。国のために行動することが何よりの責務だから、個人としての苦悩と板挟みになる。だからこの構図がより引き立つ。

スマイリーも宿敵カーラとの決着を次回作に持ち越す形で終わっている。苦い余韻が後を引きます。

2012/11/16 23:43

投稿元:ブクログ

積み上げて積み上げて積み上げてのラスト!!怒濤で、でも淡々と分析口調で、提示されたデータからどこまで読み取って燃え上がるかは読み手に任せてる感。
下巻は間違いなくウェスタビーのもの。前作は上層部の、本作は現場工作員のリアルなのかな。

2012/12/24 17:54

投稿元:ブクログ

能の序破急のようにゆっくりゆっくりぐわぐわっと盛り上がっていく物語。往時のカンボジア、ベトナム、ラオス、日本、アメリカのこともそこはかとなく伝わってきます。ジョージ・スマイリーはチャーリー・マフィンかそれ以上に素晴らしいキャラクターです。次も楽しみ。

2012/05/20 14:08

投稿元:ブクログ

上巻でへこたれずに読む事。
それにつきる、かと。

スカルプハンター=現場 と
サーカスとの諸々な距離感が
とてもリアル。他人事ではない
共感を覚えて苦笑。

ラストで報われるかといったら・・微妙。
じっくり腰据えて 楽しむ本。
ストーリーを追うばかり
与えられるエンターテインメントを
消費する作品ではない。
横文字の登場人物多数だもんだから時に『これ誰だったっけ?』
行きつ戻りつ手間はかかるし気力体力使うけれど
その価値はあると思う。

2014/10/06 19:24

投稿元:ブクログ

ジョン・ル・カレの作品は、いつも沈み込むような読後感を与えてくれるように思います。結末は決して一つの観点からは割り切れることはなくて、底抜けの勝利も、救いの無い敗北も描かれません。

スパイ組織という「社会」と、一工作員という「個人」が生むジレンマ。確かにサーカスは成功を収め、その地位を回復させますが、それと引き換えに取り返しのつかない犠牲が生まれます。
この結末が私達の心に訴えかける強さは、個人的に『寒い国から帰ってきたスパイ』のそれに匹敵すると思います。

2014/02/14 02:01

投稿元:ブクログ

本の分厚さ以上の読み応えです。
スマイリー三部作の中核を成す作品であり、最も、いわゆるスパイ小説っぽい作品かもしれません。
当時の世界情勢に漂う緊張感が痛いほど伝わります。

2015/12/26 02:45

投稿元:ブクログ

上巻での点が次々と線に。
どんどんジェリーやスマイリーを取り囲む状況が明らかになった。
でも状況が複雑でどうすれば解決、といえるのかさっぱり。
ギリギリの精神状態のジェリー、とうとう任務を捨て美女と逃走。
あんなにタフなスパイだったのに、崩れ始めるとあっという間だなあ。
スマイリーの敵は他国だけじゃない。カズンズへの対応で割れる英国政府。アメリカの力は絶大ですもんね…。

個人的にはドレイクとネルソンの兄弟愛にしんみり。
あんな権力を持った大人になったのに、支えになるのはお互いだけで、危険を冒しても会おうとするんだなあ。
それだけにラストはやりきれない。
ジェリーの最期も、はぐれ狼の哀れな最期って感じで気が重い。
スマイリー率いるサーカスも目的は果たせたはずなのに手柄はうやむやでカズンズが台頭。
後味の悪い結末です。
ってこれだけ読むと暗いだけで全然面白くなさそうだけど、面白いです!(笑)
後味が悪いのも面白さのうち、と思えるのがこの小説の魅力なのかも。

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