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一遍と時衆の謎 時宗史を読み解く(平凡社新書)

一遍と時衆の謎 時宗史を読み解く みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー2件

みんなの評価3.9

評価内訳

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紙の本

自著紹介

2014/08/26 15:28

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桜井 哲夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

三年ぶりの新著です。私は、社会史家としてはヨーロッパの思想や歴史を論じ、社会学者としては現代日本の社会問題も論じ、20冊以上の本を刊行してきました。おそらく今回の本は、多くの人から意外の感をもたれるでしょう。実は、私は社会学者である同時に鎌倉時代から続く時宗寺院44代目の住職でもあります。今回の本は、40数年、時宗の僧として資料や著作、論文を読み続け、考え続けてきた「一遍」と「時衆(江戸期以前の名称)」について、思い切って私なりの解釈を述べた本(サブタイトルは「時宗史を読み解く」)です。第一部「遊行・一遍上人と時衆 いかなる人々なのか」では、中里介山の「大菩薩峠」に出てくる「遊行上人」の話からスタートします。ここでは、柳田国男の論考を考え、戦国期の豊臣秀吉、徳川家康、織田信長らと遊行上人の所縁が語られ、「出雲のお国」論争、「世阿弥」をめぐる論争が整理されます。最後は網野善彦の日本史学と時衆の関わりが論じられます。
 第2部「『一遍聖絵』の世界」では、一遍の生涯が、最新の研究成果を踏まえた『聖絵』の分析を通して語られます。そして「結びに代えて」で書かれるのは、徳川家の先祖は誰か、という謎解きです。徳川家と時衆はどこでむすびついているのか、が語られてゆきます。お楽しみにしてください。これまでになく読者の反応が楽しみです。

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2014/11/09 09:20

投稿元:ブクログ

<目次>
第1部  遊行・一遍上人と時衆~いかなる人々なのか
第2部  『一遍聖絵』の世界~遊行・一遍上人の生涯
結びに代えて

<内容>
思ったような一遍をめぐる歴史書ではなかった。なので当初はやや当惑しながら読んだが、著者の時宗(時宗寺院の僧侶であり社会学の研究者)への気持ちがよくわかるとともに、時宗への興味がわく内容だった。編集の最初が『大菩薩峠』から始まり、なぜか鎌倉期のことがない。それは、あとがきにある、明治期の廃仏毀釈・国家神道への改悪とその反動から鎌倉新仏教が評価される中で、時宗のみが評価されず(それは新仏教の多くが、「神祇不拝」の中、時宗が神社と密接な関係があったから)、単なる「踊念仏」の陶酔的・退廃的教義だったとされたとあり、それが徐々に評価されるようになり、網野善彦の諸研究が決定打だったことを示すためだったからだ。第2部では『一遍聖絵』を読み解くように(絵ではなく、詞書と和歌や和賛などから)一遍の生涯を辿る。こちらは歴史的というよりも宗教的な読み説きだと思う。

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