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90日間ヨーロッパ歩き旅

90日間ヨーロッパ歩き旅 みんなのレビュー

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紙の本

総計2,247.98km。徒歩。

2017/05/31 21:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ユーラシア大陸の西端のポルトガルからスタートし、東に向かって
歩いていく旅です。スペイン、フランスを抜け、ゴールはスイスの
ジュネーブ。最終目標はノルウェーのオスロぐらいとあり、
すなわちヨーロッパ縦断なのですが、
ビザなしのヨーロッパ滞在はシェンゲン協定で90日間と
決まっています。今回は滞在限度いっぱいでスイスとなりました。

塚口さんは、45才のときに鹿児島から北海道の宗谷岬まで、
日本海側の2,500kmを75日間で歩いた猛者です。
野宿主体で、友人の家に泊めてもらうなどで達成しました。

その後に知り合った、ご老公こと三好さんも日本海側を
北上し、今度は太平洋側を南下して日本一周徒歩の旅を
成し遂げてしまいました。

そのご老公がヨーロッパを歩きたいと言い出し、語り手役の
塚口さんが同行してこの本が生まれました。

はじめにで書いてある通り、一日の大半を歩きに費やす
苦しい旅です。一日あたり30km前後です。
その日にあった良いことが、苦しさの裏返しで輝きを
放つという旅なのです。

でもですよ。あまりにも人間性がにじみ出ているこの旅行記、
正直どう接していいのか戸惑う部分があります。

旅のスタートは和気あいあいと歩み始めます。
徐々に求めるものに違いがあることを知り、折り合いを
つけようとします。
中盤でいよいよ二人の目指す方向が埋められなくなり、
少しずつ離れる時間を作るようになります。
終盤は完全に一人旅で、三日後にここで会おう
ぐらいになります。

もっともせつなかったのは、ゴールのジュネーブで祝杯を
挙げなかったことです。塚口さんも、ご老公が個別に
部屋食にすると言うからしょうがないとか、
自分は知り合った日本人と夕食会だとか、
もはや仲たがいにしか見えない状況になってしまったのです。

それでも一緒に日本に帰国して、何はともあれめでたし
なのですが、ヨーロッパ後半の旅はこのコンビでは
企画されない気がします。

特に一人旅になってから、あちこちで親切にしてもらい
喜んでいます。でも普通の人にはとても無理ですし、
もらうばかりでお返しをあげていなさそうなのが
引っかかります。

前半、ご老公と旅しているときは、貧しいながらもバルで
ちょっと食べての貧乏旅行だったのに、後半の一人旅では
戴きものが多い歩き旅です。
それは親切というより施しに近いのではと非常に気になりました。

ご老公の旅の目的は、東日本大震災でヨーロッパの人びとに
親切にしてもらったお返しに、ヨーロッパのキリスト教
巡礼ルートを逆ルートで巡り、お礼を伝えていくというものです。

その目的が書かれているのは、歩き始めて何日かたってから
なので、読んでいるこちらもなんでいまさらという気になります。
そして一人になってからは、お礼を述べるどころかという状況。
ご老公の気持ちは書かれていませんが、察するものがあります。

でも、それはそれ。大半は現地の人たちとの触れ合いなので、
どこに行き、誰と会い、何を食べたかを楽しむ本です。
数日に一回はホテルに泊まるのですが、途中宿泊拒否に
あったりもします。

そんなぶっ飛んだオヤジとご老公の歩き旅です。
この世界に憧れる人もいると思います。
少なくとも、ポルトガルやスペインの田舎の心地よさは
とてもよく伝わりました。超貧乏旅をすることはないでしょうが、
旅行先で温かい人柄には触れてみたいと思える一冊です。

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