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関所破り定次郎目籠のお練り

関所破り定次郎目籠のお練り みんなのレビュー

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
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4 件中 1 件~ 4 件を表示

2015/08/31 23:05

投稿元:ブクログ

桑十とは私が考えたシリーズ名だが,問題は,この表紙。やっぱり中一弥だった…逢坂剛のお父さん~新田ノ定次郎は道案内の幸平を殺して大戸の関を破り信州に逃れた。八週廻りの身内が殺された訳で,桑山十蔵以外が上州に赴いた。十蔵は保土ヶ谷で同じような道案内の角太郎が殺されて探索に当たる。犯人は河童の六蔵という雲助で泳ぎが達者だ。小田原の久八に匿われて,十蔵とは擦れ違いに江戸に出て人宿に身を隠した。玉村で大水の朝,鉄砲で百姓を撃ったのは力蔵だという万太郎の訴えがあったが,定次郎の子分の万次郎が鉄砲の始末に困って,預けていったものを名主の放蕩次男が持ち出したものだった。定次郎の子分で信州での出入りで死んだ庄蔵の遺した金を茂原に届けるために,同じ子分の清太郎がやってくると,庄蔵の実家の跡取りをどうするかで揉めている。押し込みにあって当主が殺され,その倅の倅を跡取りにしようと云うのだが,親戚の息子が庄蔵の女房の婿として後見するというのだ。籠訴に及んで取り上げられ,十蔵が来てみると,押し込みは庄蔵と対立していた顔役の相撲政五郎が絡んでおり,親戚の吉右衛門もグルであった。相撲政は清太郎に殺されたが,相撲政は同じ定次郎の子分の大胡の助五郎の知り合いで,身を隠そうとしてやって来て,殺されたと聴き,大網の半七の処で羽振りの良い長柄郡山根村の又蔵が70両ほど金を蓄えているのを聞きつけ,押し込んで奪い,銚子方面に逃れようとして,又蔵に愛想を尽かして付いてきた女房に大声を出されて,横芝で捕まった。夷隅郡の郷士出身の十蔵の妻・登勢が実家で男子を産むのに立ち会えた。野尻で変事が起こっているのを聞いた十蔵が向かうと,河童の六蔵が尋ねの惣右衛門を助けて尋ねになっている甥が死んでいる事を突き止めて礼金を貰えるはずなのに,検死に十蔵が来ると聞いて逃げ出した。上州玉村では殺されて道案内の幸平の甥・音吉が,定次郎の娘の居る鍛冶屋を見張っていたが,道楽息子に孕まされたみちが利根川に身を投げようとしているのを救い,思わず自分が父親になると云ってしまった。本当はみちの父である定次郎を殺してやろうとしていたが,祝言の日に定次郎が現れ,挨拶を為した後,誤って幸平を殺す原因を作った博打打ちの政吉の賭場で,道楽者と胴元を殺して,十蔵と立ち合い,いなされて縛に付いた。定次郎の昔の女が役人に鼻薬を効かせて,縮緬の衣と褞袍二枚を着込んで,銭をばらまきながら江戸に入ったのを見た六蔵は,いずれ自分も同じ道を歩きたいと思い始めた。江戸で別の人宿に潜り込んだ六蔵は,大名行列を見物に来て軽い卒中を起こした名主を平塚の先に送る手伝いを引き受けたが,名主は金を持っておらず,雲助相手に黄金を貯めた小前百姓が300両の結納で迎えようとした花嫁に村人が嫌がらせを仕掛けたと,咄嗟に花嫁を救ったのだが,花婿とは知り合いであったために捕縛された。希望は,定次郎と同じようにお練りで江戸入りすることだが,当てが外れて唐丸籠で護送された~複雑なストーリーで,時間にして半年。茂原や本納,大網,東金,横芝が出てきて吃驚! 銭の吹き立てをしようと嘘を吐いた又蔵は山根という場所だが,それが毎日のように通っている場所。野尻��いうのは銚子の北西で利根川沿い。玉村というのは群馬南部の小さな町,今はネ!

2014/12/20 18:28

投稿元:ブクログ

2014年9月刊。9巻め。8章構成。今回の十兵衛さんは、まるでスーパーマンのようでした。そのめざましい活躍に驚いてしまいます。

2015/01/26 10:36

投稿元:ブクログ

ブログに掲載しました。
http://boketen.seesaa.net/article/412918800.html
『八州廻り桑山十兵衛』シリーズ第9作。
奇妙な表題は、関所破りの大罪を犯して逮捕された上州の大悪党者・定次郎が、役人に賄賂をつかませて、目籠(めかご=犯罪者の護送用の竹製のカゴ)の中で華美な格好をしてカネをまくなど、まるで練り歩くようにして江戸入りしたという意味。
八州廻りは行く先々で「道案内」とよばれる手先を使っていた。江戸でいえば岡っ引きにあたるもので、往々にして土地のヤクザや鼻つまみなど、裏社会にも通じている者が二足のワラジをはく形で御用をつとめた。
この道案内が、上州(群馬)と相州(神奈川)で相次いで殺される。道案内の殺害は、お上の威光を傷つける行為だから、決してほうっておけない。
ふたつの事件はなんの関係もなく、たまたま同じ時期に発生した。十兵衛たち八州廻りは、事件の解決のために、上州に相州にと歩き回る…という一席。それにしても当時の人たちは馬も使わず、いやになるような距離をひたすら歩くものだなあと感嘆するしかない。

2014/10/17 13:15

投稿元:ブクログ

【二つの関所破り。十兵衛いかに始末をつける】河童の六兵衛と、博打打ちの定次郎。矢倉沢と大戸。二人の関所破りを追いかけて、十兵衛が掴んだ尻尾の正体とは…。シリーズ第9弾。

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