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マルクスとともに資本主義の終わりを考える

マルクスとともに資本主義の終わりを考える みんなのレビュー

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2016/02/21 23:30

投稿元:ブクログ

アラブの春の本質はなんだったのか、フランスのマリへの介入、ウクライナの「革命」といった歴史の変動をマルクス主義の立場から検討しています。確かにマスコミから流れてくる一方的な情報はしばしば矛盾にあふれていますし、特にリビアの現在など、民主革命だったとはとても考えられない状況です。行き着くところまで行った資本主義は物の買い手を求めて世界をさまよいますが、もうあらたな搾取できる場所はなくなりつつあるようです。ただ、オルタナティブな未来があるか、ということになるとこの手の話は常に先細りになることが多く、この本の結論も「小さな社会」を検討すべきだ・・と。確かに衣食住の基本については地域に根ざした「アソシアシオン」を真剣に検討すべきだと思うし、それが地方活性化につながるのかもしれません。ただ、マルクスの考えた共産主義の世界とは多分かなり違った世界になるのではないでしょうか。アナキスト系のジョン・ホロウェイとか、デヴィッド・グレーバーたちの議論に近い結論になってしまうんでしょうかね。

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