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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.0

評価内訳

9 件中 1 件~ 9 件を表示

2014/11/04 22:44

投稿元:ブクログ

裁判がリアリティショー化してワンクール3ヶ月でテレビ中継。そこから誕生した裁判アイドル(裁ドル)グループ「CSB法廷8」も人気絶頂。
裁判員として招集された会社員・生野悠太もマスコミに追いかけられ、プライバシーが無くなってくる。

裁判員は6人で「12人の怒れる男」を原型とした展開、市民感覚とは何か、加熱するマスコミ、ネットでの叩き、そして基本的人権。コメディタッチの作風だが、真面目な内容で、とても面白かった。

2014/10/01 22:12

投稿元:ブクログ

実に青柳碧人らしい作品。現状では写真撮影すら許されない法廷を、まったく逆のTVエンタメにしてしまう発送がすごい。それも徹底的にバラエティにしてしまっている。一見するとおちゃらけたコメディ作品ですが、それでいて司法制度に対する皮肉も混じっているようで、全体として緩急の効いた作品に仕上がっていました。
これは映像化してほしいな。法廷8はAKB48からの選抜とかで。

2014/10/13 11:14

投稿元:ブクログ

いろいろな意味で青柳碧人さんらしい作品.
全体的なテンポの悪さと,設定や周りのキャラクタが非常に変わっている一方で主人公やヒロインが没個性で魅力がないのがマイナス.これは「朧月市役所妖怪課」と同じ印象で,一気に読み進めるのがツライ.「浜村渚」シリーズはヒロインも変で魅力的なので,それだけでグッと面白くなっているのだけど.
その一方で設定のぶっ飛び方は他の人には書けないであろう中々のものなので,どちらかといえばTVドラマや舞台などの脚本にして映像化・舞台化すれば今の司法制度への皮肉も込めた社会的な作品となって,そこそこ面白くなりそう.

2016/01/22 14:15

投稿元:ブクログ

文句なしに面白かったです!法廷ものとしても十分楽しめるのですが、裁判が完全にエンターテイメント化して、テレビ中継されている世界なので、3人の裁判官と6人の裁判員が3ヶ月(1クール)にわたって一つの事件を担当し、法廷からの生中継で高視聴率をかせぎだします。
テレビ中継に至る経緯にはなるほどと思わせる説得力があり、読んでいて引き込まれました。もしもテレビ中継されることになれば、書かれているような展開になるのかもしれません。よい面もわるい面も含めて、人が人を裁くということを、改めて考えさせられました。

2015/01/26 23:10

投稿元:ブクログ

ラノベっぽいので一瞬敬遠したのですが、
東川篤哉さんの帯に釣られて買ってしまいました。
(「東川作品よりこっちの方が面白そう!」って奴です)

それと前にいた職場で法律を扱っていたもので、
法律関係の小説にはついつい手を出してしまうという点も
購入を後押ししたのでした。

まぁ、設定から主人公の行動、各キャラの言動にいたるまで、
全くもってリアリティのかけらもなく、
完全なるフィクションだなぁという感じですが、
法廷をエンタテイメントにするという発想を突き詰めたのは
単純に面白かったですね。

行列のできる法律相談所という番組が
ほとんど法律を扱わないのが不満だった自分としては、
こういう法律バラエティがあってもいいなぁと
普通に思った次第です。
ま、法務省が認めるわけないとは思いますけど。

しかし面白い設定を思いついたものだなぁと思います。
法務省が法曹ならぬ放送とタッグを組み、
国民が興味を持つ事件について1クール12回で番組にするという
ふざけた設定ながら、実際にあったら面白そうな、
そんな設定なのです。

そこに法廷アイドルとして、
CSB法廷8(しーえすびーほうていえいと)なる
アイドルグループが絡んでくるあたり、
悪ノリもいいところなのですが、
まぁ設定が設定だけにそれすらも受け入れられちゃいます。

実際の裁判員制度とはかなり異なる描写だらけでしょうけども、
ちょっと裁判員制度に興味があるというレベルの方であれば、
面白半分で読んでみても良いかなとは思います。

2015/05/06 11:09

投稿元:ブクログ

こんな時代がきたら嫌だ。

テレビじゃないと一般市民の考えを変えられない?
この本自体が、一般市民が法について考えるきっかけになると思う。

2015/04/26 14:29

投稿元:ブクログ

裁判が中継される話。

裁判の内容は忘れてしまった(笑)

陪審員たちが事件の真相を理解しようとする間に、それぞれの生活もテレビによって変わる話。

メディアって怖い

2014/11/14 18:40

投稿元:ブクログ

裁判がエンターテイメント化し、テレビ番組として放映されており、裁判員出身のアイドルグループ「CSB法廷8」なんかも登場する現代日本の物語。

主人公の生野悠太は法学部の彼女がいる普通の会社員だったが、裁判員に選ばれ、エンターテイメント化された裁判に関わることに。
悠太は彼女いるくせに、裁ドルの川辺真帆とイチャイチャして唇も奪うとかする最低人間。ただ、不思議と嫌悪感は沸かない。
悠太に思いっきりビンタして吹っ切った川辺はさすがアイドルです。
とりあえず、裁判員二号さんが大活躍だったな。

アイデアとしてはかなり面白いし、悠太とまほっちの恋愛模様も良かった。というかまほっちが可愛すぎるよね。
しかし、弁護人と検察官がキャラクターとして魅力に欠けること、裁判員は各自がもっと活躍してほしかったこと、全体的な盛り上がりには欠けることなどを考えると、全体的な評価としては惜しい。

「恋するその日の執行猶予」と「権利の上のうたた寝少女」のゴロの良さw
特に後者は法律学んでると面白さが分かる笑

この作品の別の裁判も見てみたいものだ。

2014/12/01 18:55

投稿元:ブクログ

課題本にならなければ読むことはないであろうジャンルのミステリ。
裁判のバラエティー化という世界観で物語を書くときに、あえてこの制度に批判的な人物を主人公に置くことで、読者を置いてきぼりにすることを避けているのは親切設計で良い。
事件そのものは単純な構図なので、ミステリとしての面白さを求めては肩透かしを食らう。
凶器についても、そこまで引っ張るほどかなと言うのが正直なところ。
伏線はしっかりと張られているのでまあ及第点かな。
これも青春ミステリなのかな…
ああ辛い…

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