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すべて真夜中の恋人たち(講談社文庫)

すべて真夜中の恋人たち みんなのレビュー

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みんなのレビュー162件

みんなの評価3.5

評価内訳

162 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

泣きました。

2015/01/07 02:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:奈未 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後あたりの、主人公の心情の変化や、周りの人物の素っ気なさというか…うまく言えませんが、自分と他人との壁が、悲しくなって泣けました。
主人公のまさに、真夜中の光のようにぼんやりと霞んでいる姿が想像でき、好きな人のことで苦しんでいるのが印象的です。まだ私は専門学生で十代でこどもぽいし、そういう経験がないから、なんとも大人な恋愛だなとおもいながら、なぜだか泣きながら読みました。もっと大人になったら再読したい。そう思います。
この作品を読むきっかけは、電車でスーツ姿のおじさんが読んでいたことです。私は大抵、電車で見掛けた知らない他人がよんでいる本に興味がいってしまうのてす。(どうでも良いですが。)
とにかくもうそのおじさんがどんな人だったのか、思い出せませんが、なんとなく、三束さんを想像するとき、その人が思い出されます。最後の三束さんの…うーん。恋愛とはこういうものなんでしょうか。

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紙の本

静かで切ない"わたし"の感情に引き込まれました

2016/06/17 01:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

人付き合いが苦手でフリーの校正の仕事をする”わたし”の目線で語られる恋愛小説です。恋愛と呼べるのかどうかも分からない感情のもやもやが静かに表現されています。特に284ページの描写がグッときます。不器用女子の恋模様を云々的な感じではなく、一人の人として感じる息苦しさともどかしさの書き方が良かったです。

しかしながら評価が分かれる小説だと思います。恋愛小説というにはあまりにも不器用で浮世離れした世界観が描かれています。ストレートに言うと、あまりリアルではありません。そういうものを求めていなければこの作品の静かな美しさが好きになれると思います。

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紙の本

少し大人の女性へ

2016/02/15 17:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る

世間からは大人の女性だと言われる年齢なのに、未だに寂しさに胸が締め付けられたり、欲しいものが我慢できなかったり…そんな自分をうまく隠しながら、日々をなんとかうまくやり過ごす。
そんな経験はありませんか?
寂しさを乗り越えたり何かに救われたり…でも、この本を読むと、その時間と向き合って胸が引きせかれそうな気持ちを越えることで見える何かに気づかされます。
さぁ、あなたも真夜中の自分と向き合ってみませんか?

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紙の本

大人だって一人の人間

2015/01/28 16:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ayasnowfrolic - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公は究極の消極的引っ込み思案人間。最初は彼女の言動、思考にやきもきというかまどろっこしくてイラっとしてしまうところもあった。いらついてしまうのは、自分にもそういう面があるから。不器用でどうにもうまく生きていけない。それでも、ダメでもダサくてもボロボロでも、その自分の世界を一生懸命生きている。失敗したってカッコ悪くたって強い生命を感じた。

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2014/12/19 11:06

投稿元:ブクログ

待望の文庫化だったのですが、いまいち展開が遅くて起伏がないので少し減点しました。
でも相変わらず人間の真にせまる繊細な文章力は凄いです。

2016/04/24 23:40

投稿元:ブクログ

限られた世界で展開される、30歳を超えた女性の感情を掘り下げた感じでしょうか。作品としては素晴らしいと思うのですが、不惑を迎えるおっさんが読むには、不向きだったかも

2015/11/29 10:24

投稿元:ブクログ

全体的に一文が長く、だらだらとした描写が続くので、好き嫌い分かれるだろうなと思うけど、私は好きだ。単にだらだらしているというよりは、綺麗で、流れるような、凸凹していない。さらさらとしている文章って言ってもいまいち伝わらないかもしれないけど、これを読んだ時にあぁこれはさらっとしている、そう感じた。

ストーリーも淡々と進んでいく。登場人物も少ない。
でも、こうやって読み終えてから振り返ると何だか非常に奥行きのあった物語だったような気がしてきて、思わずもう一回ページをめくりたくなる。
多分、ストーリーを追っていくのではなくて、ひとつひとつの文章、ひとつひとつの言葉遣いを丁寧に、ゆっくりと拾い上げて行く方がたくさんのものを感じられるんじゃないか、そう思う。

2016/05/02 11:08

投稿元:ブクログ

【2016.4.30】
34才、仕事での評価は高いけれど、自分の思いを言葉に置き換えることがとても難しい。小さい頃からずっと人付き合いには苦手意識がある。そんな女性が主人公。

身につまされる部分もあるけれど、読んでいくうちにどんどんつらくなってしまった。飲めなかったお酒に溺れるようにしないと築けない人間関係。人に伝えるだけでなく、自分に言葉を伝えることも避けるようにしてひっそりと日々を送る。

関わりの少ない人からは疎まれ、親しくなる人からは最後には「見ているといらいらする」と言われる。そしてどうやら彼らだけではないらしい。私もものすごくイライラする。主人公の彼女は同じパターンを物語の中でも外でも繰り返している。
言葉を出さないからこそより強烈に感情を相手に投げ込むような対人関係。彼女の代わりに彼女のすべてに怒りを感じつつ物語が進んでいく。

そんな中、仕事の相手だった聖と恋愛感情を持った相手の三束さんに対して、最後は自分の言葉で相手を理解し、自分で選んだ人間関係を築いていく。なんだできるんじゃん、と少し肩の荷を下ろせるような感覚で本を閉じる。タイトルの言葉は彼女か初めて自分の内側から取り出した言葉みたいだ。
ものすごく生々しい感情を呼び起こされるような小説だった。読むの疲れた~!

2015/01/03 18:27

投稿元:ブクログ

主人公が急にアル中になってて驚いた。その後は、ひたすら泥沼生活に付き合わされた感じ。究極の恋愛が描かれているはずなのに、その恋愛相手にも魅力を感じられなかった。
唯一、主人公と聖が本当の友達になれた感じなのが救いか?
久しぶりに、最後まで重く暗い気持ちで読まされた一冊。私には良さがわからなかった。

2015/08/10 21:32

投稿元:ブクログ

今、目の前にいる人が自分にとってのその人の全てで、自分がその人に対して感じた印象でその人の存在を捉える。その人と付き合う際のプラスやマイナスも、自分の認識に従って自分で引き受ける。
本来なら人付き合いなんてそれで十分なはずなのだ。
それなのに、第三者やその人のバックグラウンドから余計な情報を仕入れてしまったせいで目の前にいる人の姿がそれまでと違って見えてしまったり、疑うようになったりする。
人と人との関係とは誠に面倒なものよ、と思うと同時に、だからこそ目の前の人の輪郭に自分の力だけで触れることができた瞬間のうれしさは何にも代えがたい。訳の分からない人や情報で溢れかえっている世の中だけれども生まれて死ぬまで完全に一人というわけでもなさそうだ。そう感じることができるのはたぶん一瞬だけれども、繰り返してしまう価値はある。

恋人たちの物語と言っていいものかどうかは悩む…

2015/09/07 20:33

投稿元:ブクログ

今ひとつ感情移入できないまま、サエない女と冴え過ぎている女の恋とか対人関係とかをなぞって終わってしまった。とはいえ、恋をしているときの、あの湧き上がる想いや、胸の物理的な痛み、好きな人の断片なんかには切なく苦しくなってしまうし、よく表現できるなぁと感心してしまった。

2015/01/10 01:45

投稿元:ブクログ

詩のように美しい、でも、恋の儚さというかもろさを透き通った文章で表現しつつ、また、地に根をしっかりと生やした関係に最後に戻ってくる、その寄せては返す、やりとりが面白い

2014/10/28 02:00

投稿元:ブクログ

前回は単行本で。一年ぶりに再読。
やっぱりこの小説好き。冬子の気持ちが痛いくらいわかる、と言ったら厚かましいようだけれど、今まで読んだ小説のどの登場人物よりも自分と重ね合わせて読んでしまう。
初めてカルチャーセンターに行くところ、典子と再会した後に街中で“ひとり”を改めて強く実感するところ、三束さんとのデートでの高揚、その後にまた落ちていく様。どれも人ごとじゃない。痛い。
聖のことはとても好き。現実では絶対に友達になりたくないけれど、だからこそ小説を通して聖と出会えて本当に良かった。2人で泣くシーンは、冬子と同じ気持ち(になってるつもり)で、そして聖を応援する気持ちで、やっぱり私も泣いてしまう。
この季節に特に読みたくなって、きっとこれからもずっと読み返すと思う。

2015/12/03 22:54

投稿元:ブクログ

細密画のような描写が、いい意味でダラダラと続き、それが世界の成り立ちと美しさを表しているようで、最後まで読んでしまう。
正直、登場する女性には魅力も共感さえも、なにも感じなかった。が、これは恋愛小説というよりも、冬子と聖の友情の物語ではないかと読後に思った。

2015/12/20 11:31

投稿元:ブクログ

校正者になりたいと思ってるので仕事の内容なんかを垣間見れたのがよかったです。
さらさらと流れるような文章。主人公の心情描写がおさえられていたためか、行動にイライラすることも多々ありましたが、物語が進んでいくにつれて少しずつ彼女の変化も感じられました。
最後は少し切ないなあ。

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