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光の河

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2014/12/29 07:51

投稿元:ブクログ

歌人・道浦母都子氏の小説。
自伝的小説なのか? 結婚、離婚、そして再会、愛。
現実にはひとつになれないふたりを結びつけるもの、それは被曝による癌。
ひとりは広島。そして、もうひとりはチェルノブイリ、福島で。
ひとりは、癌によってだんだん弱っていく。そしてもうひとりはインドに旅たち生を捜しつづける。
結構動きがある筋書きなのだが、文章は一環して淡々としている。ふたりの生の流れを書き留めているが、小説としての結論はない。

2014/12/26 19:35

投稿元:ブクログ

人生は旅。
人生は誰でも渡る橋。
私は自分の死にさえも愛を感じる。

 旅路の先で・・・人間の「根源」に迫る。
 歌人、道浦母都子が綴る長編小説。

 歌人、遙子は不安に苛まれていた。
 思い返せば波乱の人生だった。
 大学時代の学生運動での逮捕。短歌の道を志すが、夫との不和で離婚。
 ヒロシマの地で出会った人々。歌人として目の当りにしたチェルノブイリ。

 偶然再会した ―― 自分は気付かずにいたが、恐らくは愛していたであろう ―― 男性から「被曝二世」で甲状腺ガンの末期だと告白される。

「あなたを愛してもいいのかしら」

 そして、東日本大震災と福島の原発事故。やがて遙子は“彼”と同じ甲状腺ガンに。
 これは運命なのか――、それとも……。

 貴方に、届けたい「歌」がある。ヒロシマ、チェルノブイリ、そして福島。

 「核」の歴史に翻弄された女性歌人が歩んだ道。
 生きるとはなにか――。死とはなにか――。
 自らの「いのち」を見つめ、遙子は仏教生誕の地インドへと誘われる。
 ガンジス、そこで彼女が見たものとは――。

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