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みんなのレビュー54件

みんなの評価4.0

評価内訳

54 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

・・・

2016/02/22 09:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

宇喜多家は好きな武将の一家だが、ちょっと読むのが疲れたかな。
でも、内容的には面白かったので、ハードブックより文庫本の方がおすすめですね。

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2015/06/03 22:23

投稿元:ブクログ

面白かった。
直家の醜悪さと、娘・於葉の清涼感の、対比が鮮やか。
裏切りや謀略と、腹黒いイメージの直家だが、ただ悪役として描くのではなく、なぜそうなっていくのか、を描く。
醜悪なだけではない人間味がある。
裏切りが得意技なのに、家臣に慕われているのも、ただの悪人ではないからではと思う。

2016/02/17 14:50

投稿元:ブクログ

表題作を筆頭に、宇喜多直家と周りの人たちを描いた連作短編。『捨て嫁』の意味を理解した時に「あっ!」と心を掴まれ、最後まで読んで謎の老婆の正体がわかった時「あっ!」と驚きました。

恥ずかしながら宇喜多について全く何も知らない状態でした。この本で多く取り上げられている直家本人は中国地方三大謀将のひとり。息子、秀家は五大老の一人に数えられたくらい有名な人だったんですね。
自分である程度調べてから読みましたが、冒頭に家系図や、当時の勢力図が載っているので、これがとても頼もしかったです。

「宇喜多の捨て嫁」だけを読むと、直家は酷いと言う印象ですが、残りの話を読むとまた少し印象が違ってきます。
直家に対する印象は変わっても、直家を取り巻く女性たちの強さや美しさは相変わらず。タイトル「宇喜多の捨て『嫁』」の通り、この本の主役は女性なんだとわかります。

直家のワキを固めるキャラクターが立っていて良かったです。特にダブル『岡』。
岡平内は終始一貫かっこよく、女装の武将・岡剛介は終盤に出るだけなのにとても印象に残りました。

戦国時代とはいっても、当時の戦略はとても複雑で、身体だけ強いだけでは勝てない。
直家が梟雄と呼ばれた所以が良くわかる一冊でした。

2016/11/10 12:32

投稿元:ブクログ

下剋上に生きる男たち女たち。宇喜多直家の壮絶な生涯を、様々な視点から描き出す連作短編集。「返り忠」をするもの、拒むもの、せざるを得ないもの。それぞれの「理由」が生々しく迫る。

2015/10/11 01:39

投稿元:ブクログ

面白かった!
妻や娘も捨て駒として仕物(暗殺)に利用する梟雄・宇喜多直家がどのような人生を歩んできたのか。話によって語り手が変わる連作短編形式で、この構成が良いです。あの人物がここで…という驚きや悲しみ。読み進めるほど面白くなります。
斬り合いや謀略決行などの場面は、本当に、ハラハラ、ジリジリ。最初の表題作から凄かったです!

デビュー作でこの物語・構成と文章。追っていきたい作家さんが増えました。

ちなみに、昨年の大河ドラマ『軍師官兵衛』の影響で、私の中の宇喜多直家は陣内孝則さん。読んでいる間もずっと、陣内さんのお顔や声を思い浮かべていました。

2015/06/10 20:58

投稿元:ブクログ

宇喜多直家とその周りの人物を主人公に書かれた連作短編集。
四人の娘たちを戦の道具にして、下克上の世で成り上がっていく宇喜多直家。
「梟雄」と呼ばれた男の生涯が、様々な人の目線で断片的に描かれている。
多角的に描くことによって宇喜多直家という人物像を浮き上がらせる作品。

歴史に疎い私は宇喜多直家という人を知らなかったんだけど、腹黒く卑怯な裏切り者として有名らしい。
確かに、作品最初の一遍は、嫁入り直前の直家の四女・○○が、病床に伏した直家に対して憎悪をむき出しにした物語になっている。
病床の直家の怪物感や全体に漂う陰鬱さに、直家の悪辣さを感じる。
ただ、読み進めるうちに、戦国の世で成り上がらなければならなかった、どんな手を使ってでも勝たなければならなかった苦悩や悲哀や覚悟を感じて、ただの極悪非道な悪者とは思えず、もっと宇喜多直家という人を知りたくなった。

2015/05/12 22:00

投稿元:ブクログ

娘を捨て石、捨て駒のごとく他家に嫁がせる梟雄、宇喜多直家。
四女、於葉は嫁ぎ先で「捨て嫁」と呼ばれる。
冷徹と思われる直家の真の姿が窺える「無想の抜刀術」「貝あわせ」が良かった。
その時代を生きた人々の潔さと哀しさが胸に迫ってくる。

2015/06/11 12:50

投稿元:ブクログ

宇喜多直家の1台を6編の連作短編風にまとめて非常に面白い。悪名をきることを物ともせずに、修羅の道を駆け抜ける直家。自ら背負った業病と共に何やら腐臭の漂う物語ではあったが、小鼓の梅の香りではないが確かに何か清らかな思いが残った。

2016/01/21 23:37

投稿元:ブクログ

戦国時代の梟雄、宇喜多直家の姿を描く。連作短編集。

時系列はバラバラ、視点も直家本人であったり、娘の於葉であったり様々。1章めの於葉目線の話では、流石梟雄と呼ばれるだけあってか、身内にさえも情けも何もない、謀略だけに生きる男としか直家を見れなかったが、2章め以降、印象がガラリと変わる。梟雄にならざるを得なかった直家の哀しい運命を見せつけられたような気がして、胸が締め付けられる想いに駆られた。時を遡り、視点を変えていくことで、直家の隠された真の姿を映し出すことに成功し、また思わぬ形で人物が重なったりと、ただの歴史小説ではない、文章の上手さを随所に感じる作品でした。

2014/11/23 13:04

投稿元:ブクログ

連作短編だが、通読することで宇喜多直家という男の生きざまが浮き彫りになる。宇喜多直家はいかにして「あの」宇喜多直家になったのか。
冒頭、「宇喜多の捨て嫁」で娘・於葉の目から見た、歴史ドラマや小説でおなじみの悪人・直家を印象付けておいて、2作目からは幼少時の直家の話となる。3作目の「貝あわせ」が直家の悲壮な決意で幕を閉じたあとは、他の人物から見た「あの」宇喜多直家が描かれており、その間にあったであろう彼の変化と葛藤に、胸を痛めずにはいられない。
作者がどこかのインタビューで「人間を描きたかった」と言っているのを聞いたが、まさに宇喜多直家という複雑怪奇な男を描き切ったといえよう。

2014/11/09 23:21

投稿元:ブクログ

宇喜多直家を中心に、娘たちとその嫁ぎ先、主の浦上家、両親などが登場する連作集。
大河ドラマでは裏切りと暗殺が得意技のド悪役だった直家にも、純粋な青年の頃がありましたとさ。

2015/04/04 10:46

投稿元:ブクログ

下剋上と評される戦国時代。
乱世においては、敵対する武将、領主同志の争いだけではなく、主君と家臣、親子、兄弟の間でも、決して気を許してはいけない。
功を挙げた家臣は、それだけで主君を狙う可能性ありと仕置きされる。

備前の国の戦国大名宇喜多直家には、4人の娘がいた。いや、4人の娘と妻がいた。

戦国大名の婚姻は、家と家の結びつきを作るものではあるが、宇喜多の戦略は他家のそれとは異なる。娘を嫁に出し、家に入り込んだ上で、その家を叩き潰す。宇喜多は、嫁を捨て駒のように操り戦を生きる。

戦国の正に血で血を洗う争いの描写は、鮮やかに凄惨で非情。
いくつかの短編が、主人公や時代を違えて組み合わされているが、鎧を繋ぐ糸のように、巧みに繋ぎ合わされている。
見事。面白かった。

2014/12/05 16:20

投稿元:ブクログ

宇喜多の話なので明るい話ではないとは思っていましたが、やはり短編全部暗いです。
宇喜多と娘(捨て嫁)に関連する短編です。前に読んだ「冬姫」は雅でしたが、同じ時代だと思うのですが、こちらは泥臭い血なまぐさい感じです。

2016/10/26 07:35

投稿元:ブクログ

戦国時代の名将の一人、宇喜多直家の物語。
下剋上の時代にあって裏切りを繰り返し家名を残したと若干悪名高い人物かと思っていましたが、なぜそうなったのか、をうまくストーリーとしてまとめられた作品。
タイトルからいろいろと連想しながら読み進めると、あれ?あれ?と思ってたものがなるほど!とうまく収まる感じがよかった。

2015/01/23 00:05

投稿元:ブクログ

宇喜多直家をめぐる連作短編集。
これくらい“乱世の梟雄”という言葉がぴったりくる武将も少ないかも。
まぁ、どの話も血腥いこと。
直接宇喜多直家を描いた話もあれば、サイドストーリーから宇喜多直家という人物を浮かび上がらせる話もあり、多角的な視点から宇喜多直家を捉えようとした作品。
残念ながら直木賞は獲れなかったけど、十分に面白かった。

ちなみに、脳内の宇喜多直家は『軍師官兵衛』の陣内孝則さん。

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