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評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2015/01/21 00:59

投稿元:ブクログ

楽しいことだけやれればいいのに。などと考えている私のすぐ横で、ウシロカラササレル身体感覚で生きる人がいます。

ヘイトスピーチを越えて という大きな言葉なサブタイトルなのだけれど、大なたふるった内容でなく、むしろどう言葉をつむぐの今この時に、という表現者としての真摯ななげかけです。心にとどく読みごたえを感じます。

で、読み終えて。後半はパワフルな展開でした。相模湖のダムの話、本当にむごい話しです。

2015/08/14 22:32

投稿元:ブクログ

 ずっと読みたくて、でも心身のゆとりがなさすぎてページを開けなかった本をようやく読了。力のこもった、まさに「文学」している一冊。

 日帝期の朝鮮を代表する詩人・李箱の翻訳者にふさわしく、本書の筆者は、見ようによってはシュルレアリスム的とさえ言えるのかも知れないイメージの衝突と文脈の自在な移動を厭わない。「腑抜けの暴力」としての「北朝鮮」へのバッシング(いったい今まで誰が「腑抜け」と「暴力」という二つの語を連体修飾格でつなげようとしただろうか?)。死者と共に生き死者を内在させた「私」こそが多数者である、という名乗り。そして、どこかユーモラスにも響く韻が踏まれた「近代への倦怠」という言いまわし。文学の想像力と詩的な表現力とを駆使しながら、筆者は、自らが見つめその声を聴こうとする相手に成っていく。単に耳を澄ませて、慎ましやかに言葉を引き出そうというのではない。ときに繊細に、ときに力づくで、その相手に成りおおせてしまうことが問題なのだ。
 だから筆者は、本人を前にして、大胆にも過去の金石範になってしまう。そして過去の金石範として、現在の金石範に語りかけてしまうのだ。この途方もない大胆な自由さこそが、本書の真骨頂だと言えるだろう。

 だから、この本の文章を引用することは根本的に不可能である。にもかかわらず、その声を聴き、身振りにふれて、その傍らに黙って立っていたいような言葉たちが、本書のあちこちにざわついている。何度もくり返し立ち返りたい。なぜなら、「朝鮮人はわたしに呼びかけている」のだから。

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