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hontoレビュー

国家と秘密 隠される公文書(集英社新書)

国家と秘密 隠される公文書 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

2015/08/29 17:34

投稿元:ブクログ

本書は二名の歴史学者によって書かれたものである。「特定秘密保護法」の制定過程をきっかけとして啓蒙をその目的として書かれたものと想定するが、それ以前の日本における公文書管理の不備の方に目が行くものになっている。特定秘密保護法がどうのという前に、情報公開と公文書保護は、両輪として働かないといけないものだが、そこを整備していかないといけないのだなと理解。今後は、コスト面も含めて電子化がキーになるはずだ。公文書館の各国のスペースが比較されている表があったが、これまでの文書管理では意味があったが、今後は過去の文書保存の意味を除いて公文書館の広さは意味がないものになるだろう。

本書では、第一章で戦争直後に公文書を廃棄する日本の組織の傾向性が問題にされ、続く第二章で情報公開法と公文書管理法に触れられる。第三章では、その問題点を指摘し、第四章でそれを踏まえた上での公文書管理の国際比較が行われ、日本の後進性が示される。その上で、最後の第五章で特定秘密保護法について言及される、という構成になっている。

例えば30年後、自分が生きているうちにその内容が公開されるかもしれない、という前提で仕事をするというのはきっとその人にとってもよいことなんだろう。もちろん、そのために文書作成に手心を加えるというようなことがあってはならないのだけれども。

2015/05/13 14:12

投稿元:ブクログ

先日の歴史学者の抗議文とも通じる内容。虚心に真摯に学問に取り組もうとする者に対して、立ちはだかる国、行政。そもそも国の成立にそのヒントがあるのではないかという指摘。
しかし安倍晋三首相の態度に象徴されるような、知性や教養への反射的な反感と侮蔑感情は、国民全体に蔓延してしまっていて、だからこそ学者達は声を上げているのだけど、それは人の心には届かなくて…

2014/12/23 14:49

投稿元:ブクログ

日本の情報公開について世界と比較しながら遅れている部分について指摘している本。

遅れている上に「特定秘密の保護に関する法律」が施行されることでさらに情報が秘密のままになってしまうのではないかということを指摘しています。

ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4797473.html

2014/12/07 10:22

投稿元:ブクログ

特定秘密保護法が施行される。
主権者である国民の委託を受け運営される国家が、主権者の管理、チェックの下運営されることを担保するのが、公文書の管理である。

現在の特定秘密保護法の運用が、恣意的に行われる危険性があることは言うまでもないが、同じ程度、いや、それ以上に重要なのは公文書の管理であるという重要な指摘がされている。

平成20年に出された「公文書管理の在り方等に関する有識者会議 最終報告」 http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/20140516/sankou3.pdf#search='公文書管理+有識者+公文書の意義' において、公文書の意義について書かれた指摘は見逃せない。ぜひ、原本を参照して欲しい。

公文書が特定秘密として秘匿される危険性について注意を払うだけでは、国民として主権の行使をチェックしていることにはならない。
行政が公文書の作成基準を省庁ごとに作成し、公文書を管理する公文書館は、独立行政法人に格下げ。国の機関ですらない。
特定秘密保護法が今般の選挙の争点であるならば
、当然情報開示についても充分注意が払われるべきである。
特定秘密保護法に興味があるなら、必読の書と言えると思う。

2015/06/21 17:27

投稿元:ブクログ

 日本の行政情報公開と公文書管理の歴史と現況についての解説。欧米諸国はもとより、王朝時代の正史編纂の伝統を有する中国・台湾や、植民地からの民族独立の記録保存に熱心なアジア諸国に比べて、日本の文書保存・公開状況が絶望的なまでに劣悪であることが端的に示されている。安倍内閣が強行した特定秘密保護法の具体的な問題点も明示している。全国民必読の書といっても過言ではない。

2014/11/09 20:44

投稿元:ブクログ

【霞が関・永田町】国家と秘密 隠される公文書/久保亨・瀬畑源/20141212(95/269)
◆きっかけ
・日経朝刊書籍紹介

◆感想
・出向時に文書ファイルの整理をさせられ、破棄もできずかといって分類もできずそのままにしていた記憶があり、関わりのあった話。
・役所や政治家をけん制するためにも情報開示と公文書管理は必要。結果だけではなく、政策意思決定の途中でどのようなやりとりがあったかを含めて。
・日本では国会議員やマスコミを含めて情報保全と情報公開の関係についての誤解がいまだに解消されていない。例えば、保存期限を満了した文書を公文書館などに移管すると、ただちに情報が公開されてしまうのではないかという誤った認識がいまだにある。
・過去、大戦前から近年にかけてもこうした状況が一因となったが、一向に改善されていない。むしろ機密情報保護法が成立して逆行している。これはマズイ。

◆引用
・適切な情報開示と公文書管理が伴わない状況では、行政の責任を問えない、行政は責任を問われないということであり、国民の利益に反する結果を招く(例:原発事故での議事録がなかったこと、水俣病、薬害エイズ、肝炎、消えた年金問題(公文書管理がずさん故)、太平洋戦争前夜での海軍の撃沈想定船数の過小報告・・・)
・日本の官僚:天皇の官史であり、国民に対する説明責任は負っていなかった。
・なぜ情報公開が必要なのか?=>マックス・ウェーバー:官僚は自分たちの専門知識や政策意図を秘密にすることで、他の政治勢力よりも優位な立場を築き、他者からの批判を受けないようにする傾向がある。プロとしての誇りを持つ一方、専門的な情報を自分たちが独占することで、他者からの批判をすべて、素人の意見として跳ね返すことが可能となる。しかも、必要以上に秘密は作られ、職務上の秘密という官僚制特有の概念を振り回して秘密を守ろうとする。
・政府がもっている情報を公開させることで、主権者である国民が主体的に判断できる環境を作る為。政府は国民から信託を受けて政策を行っており、主権者に対する説明責任を持っている。
・抜け道:個人メモ
・市民革命から生まれた欧米の公文書館
・名ばかりの監視機関のもと特定秘密の指定。

===qte===
国家と秘密 久保亨、瀬畑源著 知る権利とのバランス説く
2014/11/9付日本経済新聞 朝刊
 日本は、情報の公開だけでなく情報の管理でも欧米先進諸国に大きく後れをとっている。1999年に成立した情報公開法、2009年に成立した公文書管理法は、その遅れを多少なりとも取り戻す手立てとして期待され、徐々にだがその効果も出てきた。しかし、今年12月に施行される特定秘密保護法は、時計の針を元に戻すのではないかという懸念が広がっている。
 本書は、近代以降の日本が情報公開にいかに後ろ向きであったか、歴史をたどって明らかにするとともに、情報公開に対する意識の希薄さがどのような損失を社会にもたらしたかを具体的な例をあげて記述している。
 欧米諸国が、情報保全(秘密保護)と情報公開のバランスをどのようにして取っているかが分かる。一方、日本で��国会議員やマスコミを含めて情報保全と情報公開の関係についての誤解がいまだに解消されていない。例えば、保存期限を満了した文書を公文書館などに移管すると、ただちに情報が公開されてしまうのではないかという誤った認識である。
 さらに、公文書管理法の存在そのものに対する理解も大いに不足していると指摘。情報公開の徹底と公文書管理制度の確立、公文書館の拡充整備の実現によって知る権利とのバランスを取るべきだと説く。(集英社新書・720円)
===unqte===

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