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イザベラ・バードと日本の旅(平凡社新書)

イザベラ・バードと日本の旅 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2015/03/20 18:41

投稿元:ブクログ

イザベラ・バードの紀行を読みたいと思いながら、今まで読めないままに来てしまった。
どういう人か知っておくのもいいのでは、と思い、先に本書を読むことにした。

上流階級に生まれ、牧師の父から植物をはじめ、土地の様子を見て取ることを学んだ聡明な少女だったそうだ。
最初に父、その後、母、妹ヘンリエッタ、最後に遅く結婚した夫ジョンとの死別。
経済的に困ることは生涯なかったし、自分の原稿料でも相当な財産があったようだが、やはり大変な人生だと思う。

本書は、そういうイザベラの生涯を紹介しつつ、彼女の『日本奥地
紀行』にいくつかの版があること、どのような意図に基づく編集の違いかなどに留意していた。
それだけではなく、イザベラが英国公使やのちには英国国教会などと密接な関係を持ちつつ、旅をしていた点をしきりに強調していた。
バードの旅は、ただの個人的な興味関心に由来するものではなく、もっと国の何らかの意図を負ったものだったということらしい。

講談社学芸文庫あたりに入っているものを読もうと思ってきたけれど、一ついい予習になったかもしれない。

2016/03/10 14:09

投稿元:ブクログ

バード「日本奥地紀行」の要約(つまみ食い)が理解できる新書、と思って読むとガッカリする。
煽動的な見出しにするならば「これが本当のイザベラ・バード!探検家の物見遊山ではなく外交官扱いでの日本研究旅行!その計画を立てたのは誰だ?」ぐらいでしょうか。
まず第一章で今までの「日本奥地紀行」翻訳のダメダメさを事細かに(「科学的」ではない点を)指摘し、その後の章も「日本奥地紀行」やバードについてのステレオタイプを全否定しなきゃ気が済まないという学者的論調で書かれているため、軽い新書のノリで読み始めると辟易する。
著者結論としては、「日本奥地紀行」は単なる女性探検家の紀行文ではなく、当時の駐日英国公使パークスが立てた計画に沿った北日本の「内地(=外国人観光客が足を踏み入れられない地域)」調査旅行の報告だとのこと。なぜそのような理解になるのか、を「科学的に」裏付けを明示した新書になっている。
私自身が持っていたバード及び「日本奥地紀行」についての知識はさほど多くなく、またその内容も著者の否定するステレオタイプに沿ったものが多かったため、この本を読んだことで著者が翻訳した、より正確な「日本奥地紀行」を読んでみたいと思った(逆に言えば、他の訳を読む気は失せた)。しかし、科学的に正確な翻訳文が、紀行文の楽しさを醸し出してくれているのだろうか、と心配になっている。

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