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528Hzの真実

528Hzの真実 みんなのレビュー

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.3

評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

音律や周波数についてが分かる本

2016/03/11 11:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:卯月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ソルフェジオ周波数」という不可思議な言葉を見かけ、周波数について知りたいと思いこの書籍を選んだ。
著者は音大の調律科出身で調律師であり、音楽家でありスピリチュアルな事にも精通しているという経歴を持っている。

肝心の528Hzについては最終章の「528Hzは素晴らしい。528Hzも素晴らしい。」にほぼ集約されており、他の章は音律や周波数、楽器の特性などの説明が書かれている。
きちんと音大で学んだ著者が、分かり易い言葉で書かれているのが良かった。

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2015/11/03 12:36

投稿元:ブクログ

528Hzが注目されるようになり、だいぶ経ちます。
この本は半年前に読み、もう一度再読しました。

高周波は人に良い作用をもたらすことは分かっていますが、
528Hzなどの特定の周波数が良いというのはどうなのでしょうか。

528Hzの火付け役になったあの本(ジョン・レノンを殺した凶気の調律A=440Hz)も併せて読んでみましたが、人はもっともらしく説明されると信じやすいということを痛感しました。

528Hzの真実の著者の山水治夫さんは、調律師であり、音楽家であり、スピリチュアルに精通いている方だそうですが、
長年の調律師としての経験から、528Hzピッタリの音を出し続けるというのは、ほぼ不可能だと言っています。

確かにピッチというのは、温度や湿度などによっても変わってきますし、そもそも調律するための器具(チューナーなど)でさえも温度や湿度によって多少は、ずれていくそうです。

調律、というのは、調律した瞬間からずれていく物だというのが印象的でした。
考えてみれば当たり前のことですよね。

存在しているすべての物は、それぞれが影響しあって存在しています。お互いの影響を受けて、波動が動いているのですから。

著者は、調律は芸術だと言っていました。
とても素敵な言葉です。
その場所の波動に合ったように、芸術的に総合的に調律されていくのです。
ですから、ピッタリ誤差がなく528Hzを出すことが、どれだけ繊細なことかわかると同時に、ある周波数にだけこだわり、特別な意味があると決めつけることもあまり意味のないことでは、と感じました。

著者は、
528Hzは素晴らしい。
528Hzも素晴らしい。
と言っています。

その人にとって癒される音であれば、
そのチューナーで癒されることは素晴らしいですし、(528Hzを出していないことも考えられますが。)、他の音でも癒される音があればそれは素晴らしいのです。

こだわり過ぎたり決めつけなくても、
自分にとって心地よい音・波動を上げてくれる音・癒される音は本人が見つけることができるのだと思います。

著者の山水治夫さんは「おわりに」でこう締めくくっています。

「音叉であろうが、CDであろうが、生であろうが正しい528Hzを聴くことすら難しいことが分かっていただけたと思います。

しかし私が一番伝えたいことは、音・音楽はどういったHz・音の高さでも関係なく、人も植物も動物も癒せる、浄められるということです。(省略)

あなたが純粋に神とつながり神そのものになっていれば、周りの人すべてが癒されます。癒す人も癒される人も神です。そうあればおのずと謙虚に素になれると思います。
それが愛だと思います。」

同感です。音は私たちの接し方によって、私たちを癒したち高めたりしてくれる素晴らしいものですね。

また著者は「瀬尾律姫」に関する本も多数書いていて「瀬尾律姫」の音楽も作りCDも出している、とてもスぷりチュアルな方です。
「瀬尾律姫」をどのような音で表現しているのか、とても興味深いです♪

2016/12/12 18:13

投稿元:ブクログ

調律師の方目線で見た音と周波数について知りたくて読んだ。

読んで良かった。

一定の音を出すためのツールである音叉自体も温度によって数Hzも音が変わるし、その音叉を基準に調律した楽器も、温度変化などですぐに狂ってしまうのだとか。

音というものが、物理的に厳密に測定できて、不変である、という一見「科学的」な音の理解こそが落とし穴だったという。。。

そもそも、ヘルツという単位で音の高さを測り始めたのが19世紀以降とのこと。

調律師の仕事は、ただ機械的にメーターで合わせるのではなくて(そうなのであればシンセサイザーはすべての音が正確なはずだが、決してそうではないらしい)、数値上で「合っている」音と、人の耳で聴いて「心地良い」かつ「合っている」音は異なっており、最終的には耳で合わせると。

確かに、人類の歴史の中で、世界共通の譜面とピッチの単位が存在し、音の高さを測る機械が存在している期間の方がずっと短いわけで、それ以前は皆耳で合わせていたんだよな、というのは、考えてみれば当たり前の話。

周波数という概念が登場する前も、人は音に酔い、音に癒されてきたのだ。

著者は「何の音でも、どんな高さの音でも、何Hzの音でも素晴らしいのです」と述べているが、たしかに、人の心に影響を及ぼすのは、物理的な音の周波数の数値そのものではないのだろう。

また、最後の方で突然合気道の開祖、植芝盛平さんの言葉が引用されていて少々驚いたけれど、この周波数が愛で、この周波数は悪だと決めるのは、たしかに、愛ではない・・・本当にそう。

ひとつの単音の中にも、不協和音を含めたくさんの倍音が含まれているそうだ。某国産グランドピアノとスタインウェイのピアノを比べると、スタインウェイの方が比べものにならないほど高次まで倍音が伸びていたと。

山水氏はこういった不協和音を”お汁粉に入れるひとつまみの塩”と表現されているそうだが、言い得て妙。この周波数は悪だからと除外することが、豊かな音楽的体験への道筋のわけがない。。。。。。

だから、A=440Hzが凶器の調律で除外すべき、というのは、ビジネス上の意図があるのではないかという考えは納得できる。とはいえ、私はこの山水さんの本にしても、やはり、ビジネス上の意図は感じるけれど、そもそも「中立でなければならない」という私の中の意識も愛ではないな、と^^;

周波数は、目に見えない、客観的に比べられない「音」というもののピッチという「一側面」を物理次元で分かりやすく比較できるようにしてくれるものだけれど、あくまで一側面であって、左脳的にそれに囚われる態度は、純粋な音体験(←右脳的である)を阻害してしまうのだな、ということがよく分かった。

**************************
以下要旨のメモ:
・19世紀までは、音の高さを測る機械がなかった(あったとしても現代に比べると曖昧なもの)

・ヘルツという単位は19世紀に電磁波の研究をしていたドイツの物理学者、ハインリヒ・ヘルツさんの名前が由来。

・ホロウィッツ氏の���で批判されているA=440Hzは、1939年にユニバーサルピッチとして規定されたが、40年ほど前から(クラシックの)コンサートピッチはA=442Hzである。指揮者によって決まる。

・現在、世の中の音楽は、殆どA=440Hz~444Hzで動いている。クラシックは442~444Hz、それ以外は440Hz、441Hz、442Hz。

・特に、441Hzの高さは、かなり長い間、歌謡曲、ポップス、ロックスのレコーディングやコンサートで指定された。これは、アメリカのフェンダー社のフェンダーローズというキーボードが441Hzを基本ピッチにして製造していたから。フェンダーローズは電気ピアノの部類で、通常買ってから一度も調律をしない、されない楽器。※ビリージョエルの『素顔のままで』など

・山水氏は日音の440Hzと442Hzの音叉を使用しており、440Hzの音叉は20年以上前からほとんど使っていない。

・慣れ親しんでいた音よりも少しでも高いと、いい感じに聴こえるもの。また逆に、古典音楽をかなり低く演奏しても、渋くいい感じで聴こえる →目新しさ

・調律師が使う音叉はステンレス製・・・一番長く音が響く。

・アルミはステンレスよりも温度による狂いが大きい

・ステンレスは1℃の違いで440 x 0.000126Hz (= 0.05544Hz)狂い、アルミは440x 0.00026Hz (= 0.1144Hz)狂う。つまり、アルミは温度によってステンレスの約2、3倍狂いやすい。

・猛暑のときや、ポケットに30分も入れていれば、ステンレスの音叉でも1Hzほど、アルミだと2Hzほど低くなってしまう。

・それを測るチューニングメーター自体にも個体間で誤差がある

・音叉は出荷時に20℃でチェックしている(戦前は4℃)。高い物は又を削り、低い物は上部の内側を両方平均的に削る。

・真冬にピアノ調律直後、わずか5分窓を開けただけで大幅に狂う

・コンサート中に照明でピアノのフレームが熱くなり膨張して弦を引っ張る→5Hzくらいは平気で狂う(高くなる)

・基本的に調律というものは、合った瞬間から狂い始めている。

・調律は、中央部の2オクターブほどがピッタシ合っていて、低音部が低く高音部は高い。

・機械の合っているという音が必ずしも人間に心地良く、かつ、合っているというふうに感じるとは限らない

・機械のシンセサイザーも所々調律が合っていない

・A=440Hzで平均律で調律してもC=528Hzジャストにはならない。

・平均律調律の和音は濁るが、平均律でないと伴奏できなくなる(純正律は移調すると濁る)。

・調律の合っていないピアノを使って大ヒットした曲はたくさんある(『イマジン』『アイライクショパン』)

・楽器の調律を厳密にしたとしても、ヴォーカルはキッチリではない

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