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投稿者:つの - この投稿者のレビュー一覧を見る
マルタは前と変わらず、知恵はあるのにグズで泣き虫で世間知らずの愚か者で後先を考えずに思い込んだら突っ走るのにめそめそと後悔をする。弱くて、それでも前に進むのがいじらしい。
元作品は何度も何度も読んだ。また、新しいオスタスも繰り返し訪れたい。
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原作既読。
まずはおかえりなさいマルタ!!!
冒頭がまず変わってて私田中先生好きだったんだけどな、とか思ったんだけど、でもこれも新生マルタのために必要なものなのかな、っていうか後のあれのための改稿なのかな、と思ったらそれはそれですごく楽しいし嬉しい。
古くて新しいマルタ・サギーが嬉しい。
レド・ビァ事件の顛末は今回新しい部分で、これがまたすごく、マルタっぽくて。
その上ちょっとぐっときて、ああ今まで物語になっていなかった新しいマルタに、バーチに出会えて、嬉しい、という言葉以外に見つからない。
この新しい物語が、新しい読者に届いてくれることを祈ります。
それにしても来月もまた新しいマルタに出会えるってほんと贅沢だな!
次は助手と犬!!
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懐かしい世界に帰ってきた感動でいっぱいです。
来月には2巻が発売。
嬉しすぎる!
ありがとう富士見L文庫さん!
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“「皆さんが公に、あるいは私的に発言してもいいのは、マルタ・サギーは名探偵であると言うことだけです」
だって宣伝してもらわなきゃ。
「僕に推理は必要ない。金の粉が現れ消えたら、すでに事件は解決している」
「ほ、ほぅ。大した自信ですなぁ。それではなにかね、君、犯人がこの場に現れるとでもいうのかね」
こめかみをひくつかせながらバーナード卿が言うのに、マルタはにやりと笑う。
「さて、どうでしょう」
僕にも分からないとはまさか言えず、適当に誤魔化す。
まぁ、神様相手にも効いたんだ。誘拐犯か、手違いをしたおっちょこちょいか、でなきゃニシン好きのドラゴンか、いずれにしたって効くだろう。
マルタはぴしりとカードを掲げる。作った呪文は覚えている。
「I’m Marta Saggy!」”[P.146]
全面改稿と再編集ということで。結構内容違ってたり、そもそもの副題のレド・ビァ事件のあたりが追加されてたり。
またマルタやバーチやオスタスの皆に会えたのが嬉しい。
新しく靴を作ってもらう辺りやヒューゴとのやりとりがほんと良かった。
次巻でリッツとジョセフ犬あたりに会えるかな。楽しみ。
“「どうするのトーリアス。また警官いっぱいにするの?」
「ニヤニヤするな」
「僕あれすこしむかしの漫画とか映画みたいでだーいすき」
「包囲する感じで配置する。なにしろ招待券は俺とお前の分しかもらえなかったからなあ」
「くれると思わなかった!」
「お前が受付で、フレスカさんが招待券くれるって言ってたからください!って言ったからだろ」
「後ろで警察のバッヂ見せてたの知ってるぜトーリアス」
蒸気がシュッシュッと鋭く上がりはじめ、トーリアスはブレーキを外してアクセルを踏みこんだ。車は軽快に走り出したが、マルタは言った。
「ねぇこれ待ち時間長い」
「新型でこれなんだ、我慢しろ」”[P.252]
20160523 再読
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懐かしさと喜びでじたばたしながら読み終えた。
ワールドワールドワールドワールドワールド出版社…!アウレカ…!
あんまり懐かしくて、見覚えのある固有名詞が目に入る度に本を閉じて深呼吸しなくてはいけなかったけど、ようやく準備を整えたら一気にオスタスだった。
焼却炉がない…とか、あれ?先生は…と思ったりもしたけどすてきな追加もあって、うわーやっぱり大好き!
読み終えたのはド深夜だったけれど、上がってしまったテンションの赴くままに思わずカップラーメンを作ってしまいました。
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『ちょーシリーズ』が面白かったので、こちらも期待して。読解力が無いせいなのか世界観が突拍子も無いのか、ちょっと?な所がありましたが、マルタが初めて友達が出来てデレる所や、裏切りにあって悲しむ所とか、元の世界では経験できなかった心の動きを覚える様子など成長物語として良かったです。で、アウレカはどうしちゃったの?再登場するのでしょうか。
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FM旧版に比べて随分厚くなってるのは+α&新エピかと思ってたが、ああそうか、冒頭田中先生の件から変わってるのか。後半新エピラストの涙からジャックの嘆きの件はもうキュンキュンですよ。
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なつかしのオスタス!最終巻読んでから簑崎事件と同じくらいの時間が経ったのかとしみじみしてしまいました。
前作を読んだ時はクレイに対するマルタの感情がイマイチ理解できなかったのですが、今回の改稿の靴屋さんの話や初めての友だちのくだりとかで少しわかった気がします。異邦人のさみしさに薬の顔して塗られたものが遅効性の毒だったとわかるのはしんどいな。
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野梨原さんの文章はあいかわらず読みやすい。
クレイは予想してたけど、何度もマルタが呟いてやっぱりショックなんだなと胸が痛い。
アウレカはあの後どうなったのか、無事逃げれてそうだけど。
女王や火竜がでてくるオスタスも凄くいい。
やっぱりみんな地に足をつけて生きてるって感じる分、悪役側に腹立つな
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移動図書館より。
作者さんの名前に惹かれて。
そういえば昔、読んでたシリーズあったな~(*´ω`*)
主人公、前半と後半キャラ違うくない?(笑)
でも何だかんだで楽しく読了。
色々気になるところ満載。それも今後楽しみ。
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初出のほうあんまり覚えてなかったけど結構エピソードの変更もあって再読でも新鮮だと思います。このスピード感が好き。
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シリーズ初めて読んだ。面白いー!同じ野梨原さんの、マルスシティが大好きで、オスタスも好きだなあ。
引き続き読みます。