サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料(~2/28)

【HB】丸善丸の内本店×hontoブックツリーが贈る あの著者が選ぶ『テーマで読む5冊』:ポイント5倍キャンペーン

hontoレビュー

神坐す山の物語

神坐す山の物語 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー34件

みんなの評価3.9

評価内訳

34 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

大切に読んでいます

2015/09/18 11:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あおい - この投稿者のレビュー一覧を見る

トレッキングにちゃらちゃら連れ立って出かけていた御岳山は信仰深き山だった!!反省と自戒を込め読みました。同作家の「あやしうらめしあらかなし」とも同じ題材ですので同じ世界が楽しめます。シリーズ化されるといいな

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2016/01/21 10:45

投稿元:ブクログ

彼の実体験なのだろうか?~「神上りましし伯父」小学校の頃,武蔵御嶽山の神官である伯父が死の間際に私に会いに来た。前年の夏,白黒二頭のお狗様(大口眞神)が伯父に纏わり付いていたのだ。見たものを喋れば怖いことがおこると言う伯父と私には,誰にも見えるものが美絵,言葉にならない会話もできる。伯父は麓の青梅で荼毘に付されお骨にされた。祭主が吠え屋敷を踏みならして駆け回る中,玄関の式台に佇む伯父に只管謝り続け,奥沖城に葬られたが,大勢の祖先や八百万の神々を感じた。「兵隊宿」伯父の話,伯父が生まれるずっと前,祖父が婿入りする前に祖母イツに聞いた話。日露戦争の頃,演習で兵隊宿になった宿坊に,近衛師団の砲兵隊の少尉が夜半訪問した。古市上等兵の姿が見えないと。逃げたのか,遭難したのか。翌年戦後に祖父母は結婚して祝言に現れた古市上等兵を髯のじいさんは穢れていると言い,取り合わない。二○三高地で古市上等兵一人を残し,全員戦死していたのだった。「天狗の嫁」1959年伊勢湾台風の夜,母の姉カムロ伯母は,天狗のいたずらで大団扇で煽られているのだという。泣きながら嫁になるから勘弁してくれと懇願する。伯母が天狗に攫われた話は,巫女が不足して近視の伯母の手を引いて神社に上がる最中に直接聞いたのだった。祖父の験力で天狗を斥けていたが,それも敵わなくなったらしい。闇市から身を起こし写真機材屋を成功させた父親の事業が傾いて,夫婦は離別し一家は離散。大風の中を生き残った父は天狗ではないのか。伯母は四十を過ぎてから嫁入りしたが間もなく他界した。「聖」伯母チトセが語る髯の爺さんの話。幼いチトセが庭で畏まっている修験を見つけた。山伏は鈴木の髯の御師の下で修行がしたいという。翌朝根負けした曾祖父は条件を付けて百ヵ日の満万行を許した。チトセの原因不明の熱を下げたキゼンは行を終え,天狗岩から飛び降りた。「見知らぬ少年」肝試しに付いて行ってくれたのはカシコという少年。幼くして死んだ千登世と康の間の伯父だった。「宵宮の客」ちとせ伯母の話。宵宮に現れた彫り物を入れた男には伏し目がちな女が寄り添う。男には見えず,曾祖父とチトセには見えた。膳は二つ用意され,曾祖父と祖父は,戦争で両親を失った男が床屋に世話になり,好きな女が出来て子も宿ったが,親方から兵役逃れのため墨を入れろ,娘の婿になれと言われて,女を殺したことを告白する。祭の最中,巡査に声を掛けた男が下っていく。「天井裏の春子」狐払いで有名な鈴木の御師・一宮を頼って来た母子は貧しい。百貨店の受付嬢をしていたが,同僚と豊川稲荷の枝垂れ桜下で待ち合わせして,狐に憑かれたのだった。狐は溜池が埋め立てられ,豊川の軒下にいたが,餓死寸前で,綺麗な女に取り憑いたのだ。祖父は人の言葉で狐を諭し,娘が女中部屋の押し入れの隣から上がる昔のお蚕部屋に閉じ込められた。チトセが覗くと,干からびた狐が娘の傍らで事切れていた~参考文献はないのだろうか???彼のルーツはこの武蔵御嶽山にあり,普通の人が見えないものが見れちゃうのだとしたら,彼の書くものに納得できるね。狐払いの話が良い!!

2015/02/12 09:42

投稿元:ブクログ

御嶽山に行って鈴木の御師の家を探してみたくなった。面白かった。著者の実体験なのか、取材の賜物なのか?

追記: 実際浅田次郎が幼少時に聞いた話で、舞台になる宿坊は御岳の山香荘だという事がわかった。母親の也子氏も実名で登場してる。神が渡る大広間、一度行ってみたい。

2014/12/17 17:48

投稿元:ブクログ

御嶽山に暮らす神官の一族。その親族である主人公が体験、若しくは伯母から聞かされた話で綴られる短編集。
神官の家の独自のしきたり等が興味深いです。

ーー日本古来の神は超然としており、ひたすら畏怖すべき存在である・・。

2015/06/07 10:48

投稿元:ブクログ

神主の家系での聞き語りになるのかなぁ、7編で特に気に入った作品なし。やや重で主人公が成人しての話を予想していたけど幼年時代のまま。それでも浅田作品だから外れとまではいかない。神秘性と言うか時代臭みたいなもので引き付けられる部分あり。それでも、「兵隊宿」は失敗作ではないかと・・最近の浅田さん、面白味がないような・・

2015/06/20 09:11

投稿元:ブクログ

御嶽山の山上の神官の家に生まれた主人公が伯父、伯母との思い出を語る。
神上りましし伯父
兵隊宿
天狗の嫁

見知らぬ少年
宵宮の客
天井裏の春子

八百万の神の力を借りることのできる神官が最後には人として狐に呼びかける。それは救いか?

2015/03/16 00:53

投稿元:ブクログ

奥多摩の御岳山で神職に就いている伯父との不思議な話から始まる連作短編集。

この世とあの世の境界線にあるかのような神社での異界との
つながり。どれも怖くはない。切なく懐かしいような話ばかりだった。

とくに「兵隊宿」はやりきれない思いが残った。
目に見えぬものを敬う心は大切なのかもしれない。

2015/04/26 14:30

投稿元:ブクログ

こういう、代々の神官の一族ってほんとにいるのかなぁ。こういう不思議な世界の話ってほんと想像力を掻き立てられてだいすきだ。
神上(かむあ)がりましし伯父/兵隊宿/天狗の嫁/聖/見知らぬ少年/宵宮の客/天井裏の春子

兵隊宿がとくに、印象的だったな。そういう、ことだったんだという驚きとともに。
ケーブルカーで登っていく、山分け入る神官の村の設定がまたいい。非日常であるはずの異界へとすうっと脳内も導かれる。
浅田作品はほんと間違いないな。異世界につれてってくれる1冊。私は大好き。しいて言えば、主人公が固定されてないから、視点を定めにくかった。何度も読みたい奥深さもあるからまたいつか読み返したいな。

2015/10/09 15:23

投稿元:ブクログ

浅田次郎氏の著作は、初期の鉄道員とかが大好きです。

もう、ただの個人的な好みなんですが、
浅田氏は以前の作風のが好きです。
ホラー(・・というか、これは不思議系かな?)と人情は両立しないかもしれないですね。

浅田氏もホラーも不思議系も大好きなのに、残念です。

2015/05/07 12:48

投稿元:ブクログ

御岳山の神社に関わる連作短編集。母方の実家での本当かそうでないのかわからない不思議の数々を抜群のストーリーで語りあげてくれました。

2014/12/08 17:41

投稿元:ブクログ

2014/12/08-12/15
神坐す山における不可思議な出来事を幼い子の目を通して語る、なんとも物悲しい語り。
祖母の読み聞かせの声が今も耳に蘇る。

2015/03/14 12:46

投稿元:ブクログ

奥多摩の御嶽山で神社の神官をしていた叔父と暮らした、子供時代の体験を綴った七話からなる短編集。売れっ子作家らしく、冒頭の短編から読者をぐんぐんと物語の世界に引き込んでいく。まだ、狐憑きなどが当たり前に信じられていた時代に育った少年の奇妙な体験が語られていく。どことなく心にとどまる短編集。

2015/01/08 19:49

投稿元:ブクログ

代々神官を務める一族の男が少年時代に祖父の家に泊まったときにきいた不思議なお話をつづった物語
怖さの中に優しさがあり、切なくなります。

2015/04/10 15:38

投稿元:ブクログ

読み終わった後の余韻と言うのだろうか…なんとも言えず切なく胸のうちがざわざわと騒ぐ物語です
浅田さんの作品はこの余韻がとても強い気がします

2014/11/06 19:25

投稿元:ブクログ

☆☆☆☆4.5つ

久しぶりの浅田兄ぃです。
なにやらエッセイの様な私小説の様ないくつかのお話は、少しこむづかしい書き方ですが、そこはかとなき独自の味があってなかなかによろしいと思います。腐っても鯛・・・って、そんな失礼なことではない。かぐわしき匂いのする鮒寿司、ってとこかな。わたしはあまりの芳しさに、近寄れなくて未だに食ったことわ無いけれど。

そして物語に出てくるおよそいろんな事は事実でございます。
東京都青梅市に現在もある御岳山はもとより、そこまで登るロープーウェイ、そして奥に座します大口真神社。
どれもこれも全部実在していて読後人としては、いつか訪れてみたいと思ってしまいました。とっついた時の戯言以上に気品高く面白い本でございました。さすがの浅田兄ぃ。

34 件中 1 件~ 15 件を表示