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hontoレビュー

文盲 アゴタ・クリストフ自伝(白水Uブックス)

文盲 アゴタ・クリストフ自伝 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
11 件中 1 件~ 11 件を表示

2016/08/05 23:13

投稿元:ブクログ

齋藤孝著『大人のための書く全技術』40冊―36

アゴタ・クリストフはもともとハンガリー語が母語。ところがフランスに亡命したために、フランス語で物を書かなくてはならなくなった。

この本を読んだ上で、『悪童日記』を読むと、こんな素晴らしい作品が母語ではないフランス語で書かれたのかと驚嘆する。

この本を読むと、書くということが一文字一文字の積み重ねなんだということがよくわかる。

2015/01/21 15:07

投稿元:ブクログ

アゴタ・クリストフの小説を前にするとわたしは、この凡庸な日本に生まれ日本で何不自由なく生きてきたわたしは、とても恐ろしくなるのだ。小説が持つ、あまりの大きな力に、身体がすくむのだ。なぜなんだろう、とよく考えた。アゴタ・クリストフのなにがわたしをそんなに締め付けるのだろう、と。
しかし自伝を読んでやはりとおもった。やはりそうなのだ。人生の闇を、人が自分の力ではどうにもならない巨大なものに押しつぶされる瞬間を、その身で直に体験したのだった。アイデンティティーを捨て、言葉を捨て、国籍を捨て、家族を捨て、残ったもので必死に、ほんとうに必死に書かれた小説だったのだ。こういうものを読むときは、読む方であるわたしも、心をきちんとしなければならない。究極の表現に対峙するときには、敬意と真摯さを。

2016/09/26 01:28

投稿元:ブクログ

「悪童日記」三部作の作家の自伝。三部作の源泉が自らの体験に基づいていることがよく分かる。言葉が世界を作る、という考え方があるが、ならば母国語を喪失することは世界を奪われたことになろう。殊に病的に読み、悲しみの捌け口を書くことに求めた著者にとっては。それでも立ち上がる挑戦者の姿が本書にある。根っからの悪戯好きな姿も。もし、世界が彼女の望む姿だったなら、彼女の姿はかなり性悪さが際立って映ったかもしれない(笑)

2016/03/24 21:29

投稿元:ブクログ

“執拗な努力”という言葉が一番インパクトがあった。母語ではない言葉で物を書き、表現する。並大抵の努力ではないのだろうけど、それを弛まぬ努力ではなく執拗と表現するところに力を感じた。

2016/01/11 22:33

投稿元:ブクログ

小説を漠然と読んでいるときには気づかなかったけど、ことばが鍵だったのか。
母国から逃げて、言語も含む多くを失い、残ったもので刻んだのがあの小説。
片言のことばに片言の生活。ことばは彼女の生そのものだったから、この体験を母国語で書くことはできなかったのだろうか。
ことばを刻みつける行為自体と小説を関連付けて考えることが初めての経験だったので、面白かった。

2015/01/26 23:55

投稿元:ブクログ

その言葉を使うことで己の母語が殺されるのをわかっていながら、それでも物語を紡ごうとすること。亡命作家であるアゴタ・クリストフの作品から漏れ聴こえる引き裂かれた悲鳴は歴史の慟哭であり、そうした母殺しの必然性を背負った故の声なき叫び声でもある。それでも、彼女は読むことの、書くことの喜びを捨て去らなかった。諦めなかった。だからこそそれは今も多くの人を夢中にする。簡潔な言葉で語られる半生の記録は透き通った湖に沈殿する澱のような、美しさに相反する不穏さが見え隠れしている。それは一つの悲劇であり、一筋の希望でもある。

2014/08/26 07:26

投稿元:ブクログ

祝新書化!

白水社のPR(単行本)
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=02742

2014/10/16 23:00

投稿元:ブクログ

アゴタクリストフの散文的な自伝。

母語を捨て、母国を捨てて、「文盲」とならざるえなかった彼女が見いだした救いは書くこと。

こうして「悪童日記」はうまれる。

2014/09/26 00:33

投稿元:ブクログ

自伝というよりも回想エッセイと表現した方が合うような気がする。
決して長いものではない。他のUブックスと比べても薄く、文章の量は少ない。事実、この厚みにするために組版をかなり変えている。
しかし読者の心を動かすのに長さはまったく関係がない。
当時の社会情勢や辛い記憶を書くのではなく、抑えた筆致で書かれるテクストは、感情的でない分、逆に読む者を揺さぶるのではないか。

2015/03/04 11:56

投稿元:ブクログ

精神的自伝。
難民、移民の孤独がどういうものか、特に母語との関連で深く考えさせられ胸に迫る。何度も読みたい。

自分の身近な問題にどうしてもひきつけてしまう。在日一世の歩んだ道や、日本語と朝鮮語への思い。また、全体主義社会から自由主義の社会への越境という意味で、脱北者たちのことも。

2016/01/03 21:33

投稿元:ブクログ

2016.01.03
面白かったけど読んだ達成感がないので3。
悪童日記未読にして自伝から読んだのは反則?ハンガリー動乱も知らなかった。ヨーロッパの難民は今に始まったことではないんだね。難民となることは、例え生活が豊かになったとしても、人生に大きなしこりを残すということか。

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