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武士道 対訳

武士道 対訳 みんなのレビュー

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みんなのレビュー13件

みんなの評価3.7

評価内訳

13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

世界8大文明の一画としての日本文明の背骨

2006/05/07 17:27

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 新渡戸はなにもしてないじゃないか。なんでメガネのおっさんは5千円に載ってるんだ。
 いや、それがとんでもない無知ゆえであったことが後に分かった。「武士道」を自分で読んでみて初めて分かったのである。
 本書は、かつて日清戦争で、「眠れる獅子」と世界中が警戒していた清国を一刀の下に粉砕した、小国・日本とはなにかを世界に向けて発進した歴史的大名著である。
 武士道とはなにかについて、本書は、世界中の哲学者や思想家の言葉を引用しながら、しかもキリスト教徒などへの反発に細心の注意を払いながら筆舌している。本文を読めば分かるが、新渡戸は武士道を語りながら、時に非常に強い英語でわが国の凛たるところを力説している。説明の仕方として、なるべく外国人に不愉快を与えないように前置きをしつつ、強烈に日本を主張しているのである。たとえば、14章「婦人の教育と地位」などは、日本の婦道と西洋のレディを堂堂と対置させ、欧米人の日本への言われ無き批判を論破している。いま、14章で新渡戸が語ったことは、まさしくジェンダーフリーへの警鐘そのものであろう。
 武士道に対する誤解として、「日本は農民の国だったから、武士道なんて・・」というものがある。しかし、武士道とは要するに日本に根付いた1つの倫理体系である。たとえば、贈り物をするとき欧米人は自分の贈り物を素晴らしいモノだと言いながら贈呈するのが常道である。しかし、日本ではまったく逆で、「詰まらんものですが」という。これはまさしく武士道の「礼」の精神であり、日本特有の感覚である。武士道の効力が全体に及んでいる1つの証左である。農民から出た感覚ではない。
 大体、およそ倫理体系が農牧階級から生まれることなど有り得ない。倫理とは上か下に流れるものである。農民が大多数だからと言って、倫理体系を否定するならば、騎士道はじめ全てはそのひと言で終わってしまうであろう。
 「武士道」がアメリカで執筆されたのは、1899年である。日露戦争の5年前である。新渡戸は、武士道を語ることによって、祖国日本とはなにかを世界に知らしめた。本書は各国で翻訳され、大ベストセラーになった。今でも、武士道は世界に認識されている。
 この6年後の1905年、日本占領のため、日本海をロシアの大艦隊が埋めた。迎撃に向かった東郷平八郎率いる連合艦隊は、万に1つの奇跡が何千と重なり、人類史上最高の大勝利(日本は輸送艦が沈んだだけで、ロシア艦体は全部消失した)を飾った。実は、この日露戦争によって、日本への興味とそれを充たすための「武士道」への需要が激増した。本書は、その意味でジャポニズムの火付け役のひとつといってよい。
 ロシアに圧迫され続けていたトルコや北欧諸国でもわが事のように日本勝利を歓迎し、そして武士道が読まれた。特に、アルゼンチンなどでは当時武士道の勝利と新聞で絶賛され、今でも大使着任のとき、日本海海戦の旗艦・三笠に敬礼するという。
 新渡戸は、偉大な足跡を残したと思う。歴代札に載った人の誰にも劣らない素晴らしい日本の弁護人であった。その新渡戸が札から消え、今ではトンでもない一作家に成り果ててしまった。「武士道」を日本人が知らなすぎる事と無縁ではないだろう。
 武士道は日本の背骨である。国家の品格の柱である。最終章
「武士道の将来」で、新渡戸はこうした現在の状況を既に100年前に予測している。しかし、本とは偉大なものである。今も、我々はこうして武士道を本によって取り戻すことはできるのである。
 日本を語るに武士道は不可欠である。大体、国際人とは自国の文化への精通が最低条件であり、武士道ひとつ知らぬようでは誰にも相手にされない。特にイギリス人はそうである。本書は、隣のページに英原文も付されている。「武士道」を読むのに最も適した1冊といえるだろう。

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紙の本

著者の博識がとても良く判る

2012/12/16 00:46

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投稿者:たけくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は前回読んだ「男の座右の銘」で紹介されていた。
著者である新渡戸稲造に対する印象は、それまで旧5000円札の肖像となった人ぐらいしか印象がなかった。
新渡戸さんは1862年の生まれで150年以上も前の人であるが、本書を読むとその年の経過を感じさせない。本文の随所に世界各国の偉人の著書が紹介される。武士の生き様を、日本の書籍のみならず、世界各国の著書と対比しながら表現する。外来語も随所に登場し、新渡戸さんの知識レベルの高さがわかる。
紙幣の肖像になるというのもうなずける。
武士の生き様というのを、さまざまな角度から分析している。
第12章「切腹および敵討ち」の章は読み応えがある。
新渡戸さんの「武士道」は色々な形で解説されている様なので、またそちらも読んでみたい!

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2007/11/14 16:48

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2007/03/05 08:37

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2008/04/01 02:53

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2013/07/10 04:11

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2009/12/04 16:54

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2013/08/25 15:00

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2011/11/28 20:32

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2015/05/14 01:32

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2016/05/27 13:35

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2016/03/11 11:36

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2015/12/31 19:42

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