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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.7

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2016/07/03 14:32

投稿元:ブクログ

書道が趣味の普通女の子が主人公。ある日隣に越してきた変わった男子から突然「お前はミコトバツカイだ」と言われ、漢字の書き換え能力を武器にあやかしと戦うことになる。

「漢字を書き替えて戦う」という設定がとても面白い。
出てくる漢字、それを書き換えでどうなるのか、これらがピッタリと話にハマっていて、上手い構成だなと思いました。
この本のメインターゲットである小中学生も(勿論私も)漢字に興味がもてそう。勉強にもなるし面白いし、このレーベルにピッタリな本かと。
読み進めると、イジメや陰口などちょっと重いシーンが盛り込まれでいますが、最後にスッキリと片付きます。
モモを主だとして、膝を折る矢神くんがいいですね。なんか運命的なつながりを感じる。

2017/02/08 08:25

投稿元:ブクログ

前述の通り、ムスメが読んでいる本を読ませてもらったら面白かったので、まだ未読やった1巻を図書館で借りてきました・・・。
なんだろうこの本、ほんまに面白いから!!
コバルト世代でライトノベル好きのアラフォーの心をつかみすぎやろ!!

すでに2巻、3巻と読んでいるので、だいたいの筋は知っているけれども、やっぱり知りたいですやん、モモと矢神くんの出会い・・・。

なんとまあ、意外なくらい矢神くんが攻撃的やった。
いやいや、大量に襲ってくるゴのあの虫とか、蜂を足技で仕留めた挙句
「さっさとやれ」
と、モモちゃんに言うとか、そもそも背負い投げとか・・・っ!

モモちゃん本人もういうてるけど、ヒロインの扱いじゃなかった(笑)。べつに全然かまへんし、このままのノリのほうがよかったなァ・・・。
そこはこう、角川つばさ文庫、JSたちはやっぱりキュンを求めるのね・・・。3巻ではわかりやすく矢神くんがモモちゃんラブになっているので、なんちゅうかこう、

「主さま」

とかいうて膝をつくくせに、普段はモモちゃんをこき使うくらいの、こう、振り幅がある関係のほうが、オバチャンとしてはニヤニヤしちゃうかな。
キャラの心境を事細かに書いてくれなくても(書いてくれてもいいけどな)ある程度こちらで妄想イヤ想像しますんで、みたいな。笑

閑話休題、今回は矢神くんとモモちゃんの出会いよりも、モモちゃんとリオ、宇田川さんとの力関係がすんごい怖くて、一歩間違えたらいじめテーマになりかねないリアルさにぞーっとしたよ。
よかった、この先この三人がどんどん打ち解けてくれてて!

ちょっとした先入観とか嫉妬で仲ってこじれるけどさ、素直に接するのが一番だよね。
悔しいことは悔しいと当人へ面と向かって言えばわりとスッキリするし、相手の気持ちを想像して何もしないよりは、どんな簡単な言葉でも相手へ投げるほうが、関係は少しずつ進んでいく。

大人になるとわりとそのあたりのプライドというか、やり方がわかってくるので
「こじれる必要のないこじれ」
は、なくなるし、また反対にこじれたら二度と修復不可能にもなるけれど、ちょうどモモちゃんたちの世代って、それまでなら簡単に言えていたことが言えなくなる年頃なので、難しいやろうね。

・・・と、そんなんもどうでもエエねん(笑)。

当り前やけど、今までで一番「ミコトバヅカイ」と「文房師」の仕事についても語ってくれていて、面白かった。
文房具オタクの矢神くんとか・・・っ! たまらんわ。

またこのシリーズ、挿絵も好みやから、余計ね・・・。
矢神くんもモモちゃんもわりと制服での挿絵が多くてさ・・・。普段、ほとんどの小説に対して
「挿絵、不要・・・」(イメージが違っていたりするとその誤差を埋めるのに苦労するので)
と、思うのに、今回ばっかりは

矢神くんの私服を見せてくれー

とか思ってしまった(笑。3巻の合宿シーンで出てたっけ?)。


あと、千方先輩・・・。この後���うなったのか書かれてへんけど、2巻ではすでに学校に存在していないようなので、(今更やけど)マガツ鬼との対決も深刻やな・・・。

どうも千方先輩の家系とミコトバヅカイとの確執も深いみたいやし・・・。数百年にわたってアレコレあるみたいやから、番外編で過去の話とかあってもいいのになー!
もうそんなん、完全に大人向けやけどな(笑)。

それから、あとがきによると著者は角川ビーンズ文庫でも書いてはるみたい・・・。
読んでみたいなー。明らかに小学生向けのこの本と、角川ビーンズ文庫(・・・も、対象年齢は10代やろうけど)では若干違うのかな。カタカナの使い方とか、改行の仕方が違うのかな。どうなんやろ。

(角川つばさ文庫はカタカナと改行が多いなと思うので)(もちろん意図的なんやろうけど)

著者の大人向けも読みたい! ぜひ読みたい・・・!

若い子向けと大人向けの小説を同じ作家さんが書かはっても、文章が変わらない場合もあればスタイリッシュになってる場合もあって、それはそれぞれでどちらも好きです。

見せ方がたしょう違っても、その作家さんの世界観や表現はかわらないもんね。
ほんで結局、そこが好きなんやもの。

追いかけるのは大変やけど、まさかの小学生向け文庫から好きな作家さんが増えるとは。
あさのあつこ氏みたいに、一般向けでもどんどん作品を増やしていってほしいなー!!

(2016.11.19)

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