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hontoレビュー

さよならの手口(文春文庫)

さよならの手口 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー71件

みんなの評価4.2

評価内訳

71 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

お久し振りの再会

2015/02/23 05:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

すごく久し振りなのに、すぐ読んだらもったいないかなぁ、と思っていたのだけれど、結局読んでしまったのでした。 それでも、これまでのあたしにしてはゆっくり読んだ方かも。
 前作『悪いうさぎ』事件のせいで暗闇で眠れなくなってしまった葉村晶は、その影響(トラウマ?)のせいで探偵という職業から遠ざかってしまったのだろうか・・・と心配していたのだけれど、杞憂でした。 フリーの調査員として所属していた長谷川探偵事務所が所長の引退に伴い店をたたみ、地震のせいで住んでいた家がダメになりお引っ越し、古い付き合いの本屋の店長に頼まれその店でバイト中、というのが探偵開店休業の理由。
 年を多少食ったとはいえ彼女の反骨精神は健在。
 他人とあまり関わりたくない、といいながら、あとで後悔すると自覚があるのにうかうかと人を信用してしまうところも変わってない。 ま、30歳以降、性格的なものってなかなか変わらないから、加齢に伴う身体の衰えを気にするようになったぐらいで、そのほかの部分は変わっていなくて当たり前ではあるんだけど、古い知り合いにものすごく久し振りに会ってみたらやっぱり変わってなかった、というよろこびはなんなんでしょうね(あたし自身も大して変わってはいないというのに)。

 古本屋として遺品整理業の人たちと一緒に本の整理に行った葉村晶は、そこでたまたま白骨死体を見つけてしまう・・・というオープニング。 この事件の解明だけで下手すれば中編になってしまいそうなところを、冒頭であっさり解決! その後もいくつかの小さい事件を調査・解決するうちにいちばんの目当ての事件の真相も見えてくる・・・という大変凝った構成でありながら行きあたりばったり感も見えるという贅沢さになっております。 作者が完成に時間がかかってしまったのもむベなるかな、です。

 で、その合間に葉村晶の心情が皮肉屋のベールに包まれて、でも出てくる。
 結構、共感ポイント多かった・・・。
 それ故に、また彼女のその後を知りたいと思ってしまうのですよ。 でも次がまた13年後は、勘弁してください。

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紙の本

久しぶり

2015/08/28 06:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ももりも - この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりの葉村晶シリーズ。主人公の年齢があがっていました。そこもいろいろおもしろい。少しずつ読むつもりでしたがストーリーに引き込まれて一気に読んでしまいました。

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紙の本

待ってました

2015/10/26 12:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:普段着 - この投稿者のレビュー一覧を見る

葉村晶シリーズの最新刊です。
「依頼人は死んだ」を読んでからすっかり彼女のファンになり、依頼人〜以前のシリーズも全て読みました。今回は葉村晶も年齢を重ねて以前のとがった性格も少し丸くなり、落ち着きがでてきたような?
脇役にも魅力的な人物がおり、最後の最後でそんなとこにドンデン返しが!とすっかりやられてしまいました。またシリーズの続編が出ることを期待しています。

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紙の本

張った伏線もしっかり回収

2016/03/10 11:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

入院中の病室で、元大女優の老婆から娘探しを依頼された、私立探偵(休業中)の葉村 晶。痛みをこらえて捜査を始めたのだが、なぜか娘のまわりでは失踪事件が相次いでいて・・・。

個人的感想
さすが若竹さん、張った伏線もしっかり回収し、納得の面白さでした。
会話もストーリーも、活気があり良し。おススメです。

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紙の本

古本屋の女店員

2017/04/30 18:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る

探偵業から足を洗って、古本屋のバイトになった葉村昌。
でも、なぜか骸骨に頭突きってやっぱり不幸はつづく。

けっきょくなんだかんだで人探しを
頼まれるが、断れないお人好しの葉村昌。
彼女ももう40代。
体系も性格もすっかりオバサンと化しているのが
おかしくも悲しい。

ずっと20代のままなら、性格のクールさも許容できますが、
40台ともなりますと、愚痴の多いオバサンです。

バイトなんてしていないで、
いい人と結婚すればいいのにと思っても
作者がそれをさせないのね。

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紙の本

「葉村晶」復活

2017/07/09 19:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作「悪いうさぎ」から13年後に出版された今作で「葉村晶」も四十路を迎えていたのですが「静かな炎天」から読み始めた私にはむしろ違和感がなかったです。
この作品も素晴らしいできでした。「悪いうさぎ」の感想で今年読んだ中で最高かもと書きましたが、この作品も甲乙つけがたいです。

「人探し」というたんなる民間人である日本の探偵の仕事として違和感のない依頼を受けて、いつものように地道に粘り強く調査を進める中で様々な謎が次々とでてくるのですが、その一つだけでもストーリーとして十分な作品になりそうなのです。
それをもう惜しげも無くこの一作に詰め込んで、これでもか〜というぐらいのエンターテイメントに仕上がっています。

これで「葉村晶」シリーズを全部読み終えたと思っていたのですが、光文社文庫の「暗い越流」という短編集に「葉村晶」が登場する短編が2作収録されているようなので、これも探してきて読んでみるつもりです。

でも、それを読んでしまうと当分「葉村晶」ものを読めない感じなのでかなり寂しい気分です。

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電子書籍

アラフォー女探偵がリアルで面白い

2016/04/01 09:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の葉村晶は以前勤めていた探偵事務所が閉鎖したことで知り合いのミステリ専門店のバイトで生計を立てている元探偵。ある日、古本引き取りに行った先で白骨死体を発見するもその際に負傷し入院してしまう。その入院先で知り合った元女優から二十年前に家出した娘の安否についての調査を依頼された晶は、退院後、早速娘の行方を捜し始めるのだが以前その娘を探していた探偵が失踪していることがわかり、失踪の裏に様々な謎が隠されていることを知る・・。

このミス4位で文庫という手軽さもあり手に取った作品。女探偵モノなので以前読んだ「笹野里子」シリーズを想像していたのですが、あそこまでハードでもクールでもない。ですが内容はぎっちりと詰まっていてこちらの方が読ませます。失踪人探しが話のメインですが、その調査中に他の頼まれ事や厄介事に巻き込まれるというパターンで同時並行的に複数の事件の謎を解いて行きます。しがらみや同情心からきっぱり断れない主人公の優しさ(優柔不断さ)や調査を進めるに従って見えてくる暗い過去や苦い真実に真摯に向き合う姿勢にいつのまにか主人公の晶にどんどん肩入れして行ってしまう。(舞台となる京王線の仙川あたりに昔住んでいたのも理由の1つではあるけど(笑))アラフォー探偵の心情や境遇がリアルに描かれていて満身創痍になりながら事件を追う彼女を応援したくなります。

やるせない結末ですが、最後の最後に題名の意味がわかる出来事が用意されているので晶と一緒に大笑いしてください。

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2015/01/09 21:14

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2015/04/25 18:29

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2014/11/12 10:33

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2015/02/06 22:51

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2015/01/19 22:47

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2014/12/15 11:37

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2016/02/14 22:47

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2017/01/16 09:39

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