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清少納言『枕草子』 どうして、春は「あけぼの」?(NHKテレビテキスト)

清少納言『枕草子』 どうして、春は「あけぼの」? みんなのレビュー

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2014/11/04 15:21

投稿元:ブクログ

(2014.11.03読了)(2014.09.26購入)
【日本の古典】
著者は日本語の擬音語・擬態語の専門家だと思っていたので、古典文学の講師として現れるとは思っていませんでした。『すらすら読める枕草子』『日本語の古典』という著作もあるんですね。
『枕草子』は、世界的に見ても、最古のエッセイ集ということです。
「清少納言は絵画的描写力にたけているのです。彼女の絵画的描写力は、自然描写のみならず、人物描写にまで及びます。」(5頁)
「鋭い批判力から生まれた『枕草子』は、古今東西に通用する礼儀作法の書としても読めるのです。」(7頁)
面白いだけじゃなくて、エチケットやマナーも学べる本という視点で、紹介しています。

【目次】
【はじめに】描写力抜群のマナー集
第1回 鮮烈な情景描写
第2回 魅力的な男とは? 女とは?
第3回 マナーのない人、ある人
第4回 エッセイストの条件

●自然をテーマに(25頁)
自然をテーマに散文を書く。それをはじめて試みた人こそが清少納言なのです。それまで、自然の美しさは歌で詠むものであり、散文のテーマになるなどとは誰も思っていませんでした。
●礼儀作法の書(36頁)
清少納言は規範意識が非常に明確。そのため、『枕草子』を礼儀作法の書としても読むことができ、これも『枕草子』の大きな魅力です。
●庭の植え込み(85頁)
庭に種を蒔き、苗を育てて花を咲かせる方法を取っているのかと思いきや、適当な場所から開花の時期に掘って取ってきて自分の庭に植えこんで楽しんでいたのですね。
●エッセイストの資質(94頁)
私は、次の五つの資質が必要だと考えています。
(一)散文を書く力があること。
(二)文章にテーマを設定するのがうまいこと。
(三)人と違ったものの見方ができること。
(四)観察力・批判力に優れていること。
(五)興味関心の幅が広いこと。
●読む意義(109頁)
現代の私たちが『枕草子』を読む意義はどこにあるのでしょうか? 世界的に見ても、最古の随筆に接する喜びが味わえる、伝統的な美意識や礼儀作法を知ることができる、当時の宮廷生活の実態を知ることができる、といった、一般的な意義があります。

☆関連図書(既読)
「桃尻語訳 枕草子(上)」清少納言著・橋本治訳、河出書房新社、1987.08.31
「桃尻語訳 枕草子(中)」清少納言著・橋本治訳、河出書房新社、1988.12.20
「桃尻語訳 枕草子(下)」清少納言著・橋本治訳、河出書房新社、1995.06.30
「むかし・あけぼの(上)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
「むかし・あけぼの(下)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
☆山口仲美さんの本(既読)
「『源氏物語』を楽しむ」山口仲美著、丸善ライブラリー、1997.07.20
「犬は「びよ」と鳴いていた」山口仲美著、光文社新書、2002.08.20
「ドキドキドッカーン!擬音・擬態語の世界」山口仲美著、日本放送出版教会、2004.10.01
(2014年11月4日・記)
内容紹介(amazon)
ミーハーで何が悪い?
約300の章段から成る、日本三大随筆の一つ『枕草子』。平安中期、清少納言が中宮定子のもとに出仕した七年間の経験や、その間��感じたことを綴ったものだ。当時、初めて散文に取り入れられた風景描写、男女間のエチケットや礼儀作法など、清少納言独自の観察力と批判力が冴え渡るエッセイの魅力に迫る。

2014/10/16 13:07

投稿元:ブクログ

 日本語のスペシャリストである山口仲美さんのファンです。今回「100分de 名著」に山口先生が登場するというので、ぜひとも講義を聞いてみたいと思いました。当然テキストも購入して。もう既に70歳になるんだとか。でも、見た目にも話しぶりにもそんな歳には感じられません。ファッション・センスも抜群。やはり毎日若い学生たちを相手にしているから、自然と歳を取らないのでしょうね。

 実は私は清少納言があまり好きではありませんでした。それは歯に衣着せない物言いが高飛車で、いわゆる「上から目線」に感じられ、とてもお高くとまっているように感じられるからです。紫式部なども同様の批判をしていますが、これはライバル関係にあったわけですからやむを得ないとしても、現代の私が見てもそんな印象を受けてしまいます。

 そんな清少納言を山口先生はぶっちぎりで誉めまくるのです。私の言うような外野のざわめきは一切語らず、枕草子の内容についてのみ批評するところは流石です。

 枕草子は随筆文学であり、現代で言うエッセイ集にあたります。山口先生によるとマナーやエチケットが説かれており、マナー集や礼儀作法の書として読むことができるというのです。

 山口先生の語り口を聞いていると、なるほどその通りだと思えることばかりで、マナー集と言われる理由も良くわかるのです。

 先生の著した「すらすら読める枕草子」(2008年発行)は、既に一度読んでいます。その時にはそれほど感じなかったことも、この講義を聞いて(本書を読んで)からは見方が変わったような気がします。もう一度じっくり読み直してみたいと思います。

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