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彩雲の城(Holly NOVELS)

彩雲の城 みんなのレビュー

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

もっと読みたいです!

2016/12/14 21:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miya - この投稿者のレビュー一覧を見る

個人的にはシリーズで1番好きな作品です。二人の生きる姿がただただ美しい。愛嬌がにじむ日常の場面と、クライマックスへ駆け上がっていく混乱の場面が見事につむがれていて一気読みしました。

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紙の本

涙なくして読めません

2016/06/06 15:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る

私のなかでは名作です。涙なくして読めません。戦争ものと言うだけでなく、お互いの傷をいやしていく過程に感動しました。とても癒されました。

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紙の本

シリーズ3

2016/04/25 17:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は、主人公二人の気持ちが、あまり見えてこないまま、終わってしまった印象がありました。
シリーズ1の天球儀の海は、希目線であったにも関わらず、資紀の気持ちも、手に取るように分かって、とても感動しただけに、それと比べると、ちょっと物足りない印象を受けました。

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2015/10/14 01:37

投稿元:ブクログ

尾上先生の作品の1945シリーズ三作品目になります。どんどんより濃厚な設定を組んできてシリーズ最大ページ数になっています。前作と舞台は同じくラバウルの航空隊の話です。今までと違うニュアンスな気がしたんですが、互いがどこからか逃げてきて、死に一番近い場所でありながらラバウルが再スタートというところが面白いなと思いました。今回もたくさんたくさんすれ違って、お互いが大切で失えない存在になっていきます。死んでなお共に在りたい、というのは恋愛とは違うけど、友情でも友愛でもない、それでも確かに深い絆を結んでいるんですよね。幸せになって欲しいと本当に思いました。

2015/02/17 17:58

投稿元:ブクログ

前作の月光ペア未読のまま一年を立つ。久しぶりの尾上先生の新作を手に取る。やはり素晴らしいな、と思わず感嘆の声を上げる。そんな難しい飛行機の操作半分以上に私の知識範囲を超えてるかかわらず、その張りがある場面を読んでるうちに、まるで彼らと一緒にその場にいる気がした。まずその臨場感がすごい。人に近寄らず、気位が高い割に、密やかに一人でモースルを叩く伊魚がカワイイ。無人島の鰐に罠をかける伊魚も、芳林堂のペーパーで蛇を捕まえてバンバンと捌く伊魚も勇敢で野生的な一面を垣間見できて嬉しい。唯一無二のペアという表現は好きだ。そう言えば、もしかして戦争で操縦員と偵察員という夫婦みたい存在はこういう関係があっただろうか、といろいろ想像してしまった。

2014/12/08 18:04

投稿元:ブクログ

購入したものの、ゆっくり時間が出来たときに大事に読みたいと思い
寝かせていましたが、我慢できずにあっというまに読了。
今回もラバウルが舞台で、前作【碧のかたみ】のスピンオフです。
ちょっと月光ペアも出てきたのも嬉しかったです。

今回は内地で婚約者に逃げられ、失意のうちに逃げるように
ラバウルへとやってきた藤十郎と、同じく内地で想い人に捨てられ、
左遷のような形で厄介払いされてきた伊魚の話です。
同じような境遇でありながら性格は真逆、明るく誰とでも
打ち解けられる藤十郎に対し、他人を全て拒絶する伊魚。
でもそんな伊魚も、本当は寂しくて人の愛情に飢えてる
可愛い子でした。

名前の通り、体温低めのお魚のような伊魚が、逃げても逃げても
追いかけてくる藤十郎に捕まえられたときには、心の底から
ほっとしました。
ペアっていいなぁ……と前作でも思ったものですが、今回は
擦り傷から切り傷まで、深く浅く傷ついた伊魚の心の傷を、
大切に大切にひとつずつ丁寧に軟膏を塗って埋めていくような、
そんな藤十郎の愛し方に胸が温かくなりました。
そして一見冷たく思える伊魚も、藤十郎の気持ちに応えようと、
不器用な優しさを見せるのがいじらしく、健気で何ともいえず
可愛かったです。

ふたりが搭乗する彗星は、まるで水に溶ける砂糖菓子のように
海の深くに沈んでしまいましたが、いつ死んでもいいと思っていた
伊魚が、最後まで生きようと足掻いた姿に涙します。
靖国での待ち合わせは、涙で紙面が霞んで先に進めませんでした。
そして作中、藤十郎は一体何度「伊魚」とその名を呼んだのか、
思わず数えたくなるような愛しい名前。
伊魚は一体何度、藤十郎とその名を呼ぶために練習したのでしょう。
かけがえのない存在であるふたりの行く末を、読者として一緒に
見守ることが出来て本当に良かったです。

表紙がまさにタイトルの通りで、美しさに溜息がでます。
それにしても伊魚の辞世の句、あいかわらず酷い(笑)
藤十郎じゃないけど、どっかで見たような句になってて
真面目なシーンなのに笑いが出そうになりました。

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