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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.5

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

2015/01/31 15:21

投稿元:ブクログ

ホリスティックながん医療を行う老院長の生き方、考え方、病や死との向き合い方が清々しい。
粋とは、あかぬけしていて、はりがあって、色っぽい様。挫折があってこその思いやり。志、毎日が最後一日の覚悟、かなしみを本質として受け容れる、ときめきを大切に生きる。
いくつになっても、今が最高と楽しめる生き方にあこがれる。
15-20

2016/06/04 15:18

投稿元:ブクログ

著者はお医者さんですが、本文に、ピカピカの白衣が患者さんとの付き合いの邪魔をする…とあります。
「先生」と呼ばれる仕事ですから、確かにピカピカの白衣は、権威の象徴のようなものといえるでしょう。

そういう姿勢、いいなぁと思いました。
僕も仕事で白衣ならぬ制服を着ていますが、患者さんならぬお客さんから見れば、それはある種の権威に映るはずです。
もちろん危険を制するときなど、譲れないときはビシッときめる必要はありますが…。

それでも普段、持ち場で仕事をしているときは、せめて目線だけは同じでありたいと思うのです。
次々にいらっしゃる方々に、思わず流れ作業に陥りそうになることもありますが、それはやってはいけないことなのです。

お一人おひとりに丁寧に、戦友というくらいの気持ちで向き合いたいと思います。

「~患者には、激励は酷で、善意は悲しい、説法も言葉もいらない。きれいな青空のような瞳をした、すきとおった風のような人が、側にいるだけでいい」という言葉があるといいます。
僕もこうありたいと思います。

2015/04/18 11:54

投稿元:ブクログ

私が住んでいる沿線沿いで病院を経営されているお医者さんの書かれた本で、いままでにも何冊か彼の著作を読んだことがあります。図書館で彼が最近書いた本(2014.10)を見つけましたので手に取ってみました。

私達は自分の親族を見ても、最終的には病気になって病院で生を終えることになると思いますが、いつ発生するかわからない病気を心配していて過ごす人生は私には向いていないです。

人生50年間生きてきて、自分の今までの人生を振り返ったり将来に思いを馳せてみると、残りの人生は、この本のテーマにあるような「粋な生き方」をして、娘たちにその生き様を行動で示してみたいと思っています。

そんな思いになってきた私にとって、この本に書かれている内容は、今後の自分の生き方を考えるうえで大変参考になりました。

著者の帯津の言っていた、「あきらめない」とは、ただ頑張るのではなく、ちょっと視点を変えてみることが大切(p61)が私としては心に沁みました。

また自分なりに工夫して、「粋な人間」になりたいと思いました。粋(いき)の定義は、あかぬけしていて(諦)、はりのある(意気地)、色っぽさ(媚態)(p189)だそうです。

以下は気になったポイントです。

・粋というのは、外国にはない日本独特の感覚、「あかぬけしていて」「はりがあって」「色っぽい」様をいう。「あかぬける」とは、何事も正面から受け入れる覚悟のようなもの、「はりがある」とは、生命の躍動、生命のエネルギーがあふれている様、「色っぽさ」とは、人を敬い思いやれる気持ち(p2)

・挫折を知らない人は、何でも思い通りになると勘違いし、自分が正しいと思うことを人に押し付けてしまいがち。数学の問題を解くように、人の気持ちを理解しようとするので、心の機微を感じ取ることができない(p23)

・挫折するのは、夢とか目標があるから、いつもぼんやりと生きている人には挫折はない(p25)

・同じ抗がん剤を使うにしても、自分から進んでやると決めるのと、人から言われて嫌々やるのでは、効果が異なる(p32)

・ネットワークを正常に保つには、謙虚な気持ちで人と接することが大切(p37)

・「あきらめない」とは、ただ頑張るのではなく、ちょっと視点を変えてみることが大切(p61)

・「いつでも死ねる」とは、先のことを心配したり、過去のことを後悔して心を煩わせるのではなく、今を精一杯いきること(p68)

・毎日忙しいにもかかわらず、なぜ毎日6時半に晩酌できるのか、それは、毎朝二時半に起きて仕事をしているから(p80)

・長生きすること(生きた長さ)ではなく、どう生きたかが大事。(p89)

・ときめきが多ければ多いほど、人は元気でいられる、迷うことがあったら、ときめくかときめかないか、自分の心に聞いてみるとよい(p117)

・死後の世界はある年齢にならないと意識できない、その世界の有無よりも、それくらいの遠い先を見ながら、今を精一杯生きるくらいのスケールが大事(p123)

・緊張とリラックスのバランスがうまくとれないと、気の効果は出にくい(p131)

・最高の食事療法は、ときめきを持って食べること、かつ丼は一般的に健康的な食べ物ではないが、こころがときめく分だけ生命力を高めてくれる食べ物。心がときめく食べ方は、これが最後の食事だと思って食べること(p136、137)

・死ぬということは、定年になって会社を辞めていくのと同じである。その人とはもう会えないけれど、どこかで生活しているので、それほど悲嘆にくれる必要はない(p147)

・人間とは、もともと、かなしくて寂しい存在。あちらへの世界へは、一人で旅立たなければならない。ひとりで暮らすとは、本来の形に戻っただけ、あっちの世界への旅立つための予行演習とも言える(p149)

・家族とは、ときどき会う方が、「遠きが花の香り」である。たまに会う関係だと、ありがたく思える(p150)

・老年になると、これまでの人生が詰まって、それでいてギューギューしていなくて高級なオムレツのように、ふんわりとしている感じが良い(p163)

・凛として老いている人は、食べたいだけ食べて、飲みたいだけ飲んでいる(p165)

・何が病気を治すかは、人間がもともともっている自然治癒力である。この力は、その人の心ととても深い関係がある(p171)

・あとから考えてみると、すべてがきちんと繋がっていた。人生には無駄なことは一つもなくて、あらゆることが一つの方向に向かう原動力になっている(p177)

・直感とか予感は、空間の変化を認識して、時間の流れに対応する力のこと。その能力が高い人は、瞬間的に状況が読めて自分が何をすべきかが閃く、その力を大切にすべき(p180)

・人間は、からだ(Body)、こころ(Mind)、いのち(Sprit)の統合体である、この統合体として健全な状態にあるときに健康と呼ぶ(p188)

・粋(いき)の定義は、あかぬけしていて(諦)、はりのある(意気地)、色っぽさ(媚態)である(p189)

2015年4月18日作成

2016/02/04 22:50

投稿元:ブクログ

東大出の医学博士で日本ホリスティック医学協会会長。『好きなように、楽しく、前向きに、志をもって、全力で、挫折を知って、ときめいて、先のことは心配せずに、粋に、恋をして、今を一生懸命生きなさい。人間の本質は「かなしみ」であり、それがわかると生きることが楽になる。老いは自然であり、拒むものではない。死は恐れないで迎えなさい。』▼今の医学による束縛を解き放ってくれ、生き方を見直してくれる本です。

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