紙の本
有名な先生の本
2015/08/14 23:06
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投稿者:テリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事の業務改善の本を探し回りこの本に行き着きました。とても参考になり仕事に活かせています。
電子書籍
現場力
2017/03/13 11:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
組織力こそが、企業が保有する強みである。心に響く言葉が散りばめられたら良書。
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読み応えがある。現場をひたすらにタイプ分けや要因分けしている。図やフレームワークはあまりないが、エッセイ的に読める。
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なかなかの良書。
現場とは何か。現場を行かによくするかが、具体的に
ていねいに書かれてあると思いました。
野中氏・楠本氏・伊丹氏・清水氏などのそうそうたる
メンバの内容も踏まえながら展開していく論理と
方法論についてはとてもためになることが多いと
思います。
ただ、これを実際に実現させる為の苦労と気合と
根性と覚悟は相当なものが必要だとは思いました。
ただ職場において一度議論はしてみたいかと思います。
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簡単に言えば、踊る大捜査線の名セリフ「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」…を体系的・学術的にしたもの。
いつの間にか、会社の推薦図書になっていましたが、まさにその通り、自分達現場の人間がどう動くか、どう人を動かしていくか、また、経営者がどう対応するか、体系的かつ具体的に体に頭に染み込ませたいです。
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WBS遠藤先生の著作。講義のエッセンスが詰まっており、読みながら、まるで目の前で先生が動いている姿がイメージできる。
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この著者の現場の話は面白い。今回は、それを理論付け、そこにケースを挟んでいて、どのようにすればいいかを示唆してくれる。本書のなかにあるトヨタウェイに「いたずらに『議論』に時間を空費したり、『戦略』という言葉を振りかざし、軽率な賭けにでたりすることはしない」とある。やはり現場が大事だと思う。
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☆3
非凡な現場を作るには合理性が重要なことに同意だよ。なぜなら普段の仕事で、部下は私に合理的な言動を求めていることを、強く感じているから。努力や感情、抽象論だけでは現場は動かない。
「異常処理による刹那的達成感」は素晴らしいキーワード。刹那的達成感に溺れないよう注意しながら、合理的に現場をまとめていきたいな。
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(著者)
遠藤功
株式会社ローランドベルガー会長
早稲田大学ビジネススクール教授
英国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)
(内容)
・木を見て森を見ず、森を見て1本1本の木をないがしろにしてはならない。森の腐敗は1本の木の腐敗を見逃すところから始まる
・5つの性質:現在進行性、予測不可能性、即興性、具体性、複雑性
・現場は反復性が高く、同質性が低い。だからルールやルーティンだけで実行できない。一方でルールやルーティンを軽視できない
・IBM再建ルイス・ガースナーCEO:競争相手よりうまくやり遂げることが、将来の新しいビジョンを夢想するより、はるかに重要である。世界の偉大な企業は、いずれも日々の実行で競争相手に差をつけている。
・レシピは厨房の中で閃き、生まれるもの
・トヨタウェイ2001:いたずらに「議論」に時間を費やしたり、「戦略」という言葉を振りかざし、軽率に賭けに出たりすることはしない。
・二律背反を克服する
・規律と自由のバランス、規律も担保できない現場に、自由や裁量権はありえない。
・卓越した「非凡な現場」を作り、現場から競争力を組み立てる」という発想をもつことが、いまこそ求められているのだ。
・「吸収力」の経営を目指すのか、「遠心力」の経営を目指すのか。
・良品計画再生の第一歩は徹底した「標準化」からスタートした、マニュアルを「現場の知恵で進化させる」
・合理的な仕組み4要素:標準→気づき→知恵→改善
・熱のある対話で「組織密度」を高める、共通の夢と目標で「組織熱量」を最大化させる。
(併読)
「ストーリーとしての競争戦略」を読んだことがあればより理解が進む、SPだけが戦い方ではなくOCも立派な競争優位性である。むしろSPは模倣が簡単だがOCは簡単に模倣できない
・合わせて、「戦略と実行」も。
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10%の非凡な現場とその他の平凡かそれ以下の現場との違いはなんだろうって。現場って概念は日本に特殊なもの。その現場は価値創造主体、業務遂行主体、人材育成主体の顔を持つ。戦略の策定より実行が重要度を増す中で、現場の組織能力=現場力を高めることが競争優位につながる。普通通り業務を遂行する保つ能力だけでは平凡な現場となり、それをよりよくする能力、新しいものを生み出す能力を高め、知識創造主体という四つ目の顔を確立させることが非凡な現場をつくるために必要。そのために必要なのが合理的必然性と合理的仕組み。合理的必然性は戦略と活動と信条を一体化させねばならない。合理的仕組みは阻害要因の除去、報酬、競争、学習の四要素からなる。保つ能力からよりよくする能力、新しいものを生み出す能力をコア能力化するには点から始め、面、立体へと長い時間をかけて広げていかなければならない。そして非凡な現場を支えるナレッジワーカーを育てるために環境整備、条件付与に配慮し、支援するミドルのミドルアップ・ミドルダウンの動きが重要となる。
また、現場は経営者の映し鏡。理を詰め、理を超える経営者の姿勢と行動が組織密度を高め組織熱量を大きくする。現場愛がその底辺にある。
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日本人に「現場」と呼ばれている場・組織が持っているのは、保つ力、よりよくする力、新しいものを生み出す力。業務を遂行し、人材を育成し、価値を創造する主体としての現場が、その持てる力を発揮し、継続するためには何が必要なのかについて、多くの現場に触れ、思索してきた著者の足跡が読み取れた。
仕組みや必要十分条件が分かったとしても、非凡な現場を作ることは容易なことではないと思うが、それでもそごい現場はできるのだという熱い想いを感じた。
15-38
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「現場」という分かるようではっきりしていない概念を、必然性の認識と仕組化の2つの両輪で分かり易く整理されています。まず現場が「現場力」を上げる必然性を認識することが重要で、それと並行して現場に「現場力」を上げる仕組をどのように作っていくのかを書かれています。
自身の会社に当てはめてみて、それぞれの立場(経営者・管理職・現場)が何をするべきなのかを、非常に分かり易くはっきりと書かれています。今の現状を把握するためだけでも効果があると思います。
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現場を単なる事業執行の場としか捉えず、軽視する企業は多いと思います。それに対し実は現場側にもそのような軽視をさせてしまう動力が働いていることを本書を通じて知りました。現場への緻密な分析と的確な表現が本書の特筆すべきところです。非凡な現場を生み出す処方箋は中々見当たらないですが、まずは現場への理解とその力学を知る上ではおすすめです。
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現場に価値を置くそのスタンスにまず共感です。その上で、保つ力→よりよくする力→生み出す力のステップは、本当に実現は難しいでしょうが、それゆえに目指すべきカタチなのかなと感じました。
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いかに現場の各人が、「経営思考」(こんなカンタンな言葉で片付けられている訳ではないが)を身に付けて働くかが大事と述べられている。
各人がそう働くために、管理職がいるのだろう。