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猫乃木さんのあやかし事情 1(角川ビーンズ文庫)

猫乃木さんのあやかし事情 1 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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6 件中 1 件~ 6 件を表示

2014/11/07 19:35

投稿元:ブクログ

“「物の怪でもちゃんと心があるから、私となにも変わらないと思ったんです」
七海を見つめていた千歳が、視線をわずかにそらした。
「そんなにいいものじゃありませんよ。物の怪は自分の欲望を満たすために人間なんていくらでも欺くし、嘘も吐く。偽りの夢を見せて、同情を買うのも彼らの常套手段だ。信じないことです」
「鶴さんが私を騙そうとしているとは思えないんです。本当にただ着てもらいたかっただけで……その願いを叶えてあげたいんです!」
七海は無意識にパジャマの裾を握り絞めながら訴える。
祖母に言われたことがある。
迷った時には、心が一番強く訴えることに従いなさいと。それが一番、間違いがないから。”[P.54]

短編式で読みやすい。
舞台は現代の京都で、物の怪に、猫に、犬に、狐。
やっちゃだめと言われたことをやっちゃう主人公だけど、物の怪に名前をつけたり話を聞こうとしたりするあたり好き。
奈央ちゃんがいいキャラだと思う。続編出るかな。

"緊張している手を握り絞めて、千歳は眼を細める。
「ありがとう。君がいてくれたことで、俺は多分、すごく救われているんです」
「猫乃木さん?」
七海が目を丸くしてから、不安げな表情を浮かべた。
「どうしたんですか?なにかあったんじゃ……」
「ただそれを伝えたくて」
千歳はそう答えて微笑んだ。”[P.158]

2015/03/23 17:28

投稿元:ブクログ

ヒロインは大学生になったばかり。相手方の猫乃木千歳はそれより年上。猫乃木さんの友人も交番勤務というキャラの平均年齢は高め。
全体の雰囲気として、ビーンズというより、一般文庫のような構成と雰囲気。
とはいえ、読みやすい文章量の短編が4本+ss。
乙女ノベル的なラブは薄いですが、ラブ未満の痒さはなかなか良かった。
後半になるにつれ、ファンタジー要素増しで、彼に関していろいろと明らかになる展開。
挿絵の登場人物紹介は無い。
あきさんの中表紙的カラーピンナップ付き。(のれんをくぐる猫乃木さん)
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4350.html

2014/11/25 17:48

投稿元:ブクログ

妖と言うよりも猫が沢山出てきます。雪平が可愛い。
本編は乙女ゲームの序章ような小説かなと思いました。
後半に行くと物語の裏側や因縁などが絡まっていて読みごたえが出てくるのですが、全体的に行動描写と台詞で構成されていて、心理描写が乏しい……。
もう少し丁寧に描いて下さったら出てくるキャラの深みが増して好きだーって思える気がします。
この巻では恋愛の甘さはあまりないので、恋の始りと妖達と言った感じでしょうか。
京都が舞台だけあって、千歳の和服や食べ物など雰囲気が感じられて楽しいです。
七海ちゃんも悪い子じゃないんだけど、可愛いんですけど、上記にも書いたように気持ちの幅が見えにくいし魅力を探すのが難しくて……。
一章で何度も妖に驚き腰を打っていた女の子が囮になったり退治したりと成長した所はちょい見所がありました。

物語の進み方が早い上に読み切りサイズで一章ごと収まっているのでキリがいいです。
文字が少な目なので一時間ほどで読み終わることができました。短い旅行とか移動時間に読んだりするのはいいかもしれませんね。
イラスト、挿絵は凄く可愛いです。

2014/11/04 21:02

投稿元:ブクログ

ものすごく読みやすい。変にわかりにくい表現もなし。ただ、ヒロインちゃんがするな、見るなと言われてることをやるのにいらついたわ。そりゃ、乙女ゲーでも覗くな触るなと選択肢があれば覗くでしょ触るでしょ(話ズレたか!?w)気持ちはわからんでもないけど、その点がちょっとね。登場人物には動物を表す漢字と数字に関する漢字がついてるかな。狐先輩はイラストと描写がちと合わん気も。

2016/06/12 21:45

投稿元:ブクログ

京都×あやかし×猫の連作短編集。
ライト文芸のレーベルによくある感じの話。
場面の転換がわかりにくかったり、
「いつの間にそんなことになってた!?」という唐突感があったりと、
つたないところはいくつかあったけど、
取り立てて良いところも悪いところもないという印象。
猫が好きな人は、それだけで評価高くなりそう。

2015/01/10 21:52

投稿元:ブクログ

何の背景説明もなく、唐突に新しい設定が加わったりしてちょっとびっくりすることはあったけど、お話自体はほっこりしていてテンポもよく読みやすかった。続きに期待。

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