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身代わり花嫁は愛を乞われる 海の都に散る純潔(シフォン文庫)

身代わり花嫁は愛を乞われる 海の都に散る純潔 みんなのレビュー

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電子書籍

楽しかったけれど、腹八分目くらい。

2016/02/07 00:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tohoko - この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台はルネサンスの頃のヴェネツィアがモデル。
地名など変えてありましたが、昔読んだ「海の都の物語」を思い出しながら情景をなぞりつつ読みました。
その時代の雰囲気が伝わってきて、なんちゃってだけれど、なかなか楽しかったです。

カテリーナは、サローニ領主の父侯爵に疎まれて、一生を尼僧院で終えるはずだった。
妹ルクレツィアがカッシーナ大公ミケーレに嫁ぐことになり、ルクレツィアに請われてカッシーナに付き添って行くことになる。
しかしカッシーナに到着すると、ルクレツィアはミケーレの側近ピエトロと駆け落ちしてしまう。
サローニとカッシーナの結びつきのため、初夜を代行することになるカテリーナ。
ルクレツィアの代わりを務めるだけなのだと、自分に言い聞かせるカテリーナに、愛を請うミケーレ。
人に求められず、全てを諦めて生きてきたカテリーナは、ミケーレの愛に戸惑い、ルクレツィアの幸せを奪いたくないと、悩みます。

ミケーレが強引だけどエレガントな大公様っぷりで、甘くて素敵でした。
カテリーナは現実的で地味な、夢を見ないタイプのヒロイン。
ゆっくりと、ミケーレへの愛に目覚めて行きますが、もうちょっと情熱的に花開いてくれたら、良かったなと思います。

破綻のないストーリーもしっかり作りこまれていて、面白かったのですが、読んでいて感情を揺さぶられる場面がないのが、★ひとつ増やせなかった理由でしょうか。

エロも量的には決して少なくないんだけれど、描写が上品であっさり目。
トキメキも腹八分目といったところです。

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2015/01/12 19:41

投稿元:ブクログ

父に疎まれて尼僧院に暮らすカテリーナの元に絵を描きに来たレオナルドがミケーレで、妹のルクレツィアではなく、カテリーナを希望していたというのはすぐに予想はつきましたけど、なんでルクレツィアではダメだったかっていう理由は予想外でした。

ミケーレは最初からずっとカテリーナに愛情を向けていて、カテリーナもミケーレに惹かれているのに、カテリーナがずっとルクレツィアがいるからとウジウジしてるのがちょっとくどいかなぁって。

そこまで惹かれ合ってるんだから、最後の最後で逃げ出さなくてもいいのにって、ちょっと思いました。

気になったのは、元凶となったカテリーナとルクレツィアの父。最初に尼僧院のところで出てきたっきりで、その後は全く出てきませんでした。ミケーレとカテリーナの結婚を認めなくて、ミケーレに言いくるめられて渋々認めるってところとか見たかったかも。

あと、ルクレツィアとピエトロの逃避行で何があったのかも気になりました。キスだけかなぁ?

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