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佐藤泰志 そこに彼はいた

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評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

2015/04/05 19:13

投稿元:ブクログ

あえてではないが、どうしても芥川賞候補作のことを考えてしまう。佐伯一麦氏の「芥川賞をとらなかった名作たち」にもあるが、山川方夫、木山捷平、小沼丹、小山清、洲之内徹はとても好きな作家たちだ。阿佐ヶ谷つながりのようなところもあるが…。佐藤泰志の作品は3作品くらいしか読んでいない。函館の活動が新聞で紹介されていたのがきっかけと思う。他の作家の芥川賞候補作をいくつか読んだそれぞれの印象はやはり「何かが足りない。」と思うことがある。アクのような、自己主張のような何か?

2015/04/07 21:01

投稿元:ブクログ

よくぞ書いて下さった!と福間さんには心から感謝の読みたかった一冊、作品論と言うよりむしろ作家佐藤泰志についての学術論文としたほうが収まりが良いであろう。
彼が世に遺した作品をことごとくに取り上げその技巧や感情を詩人ならではの感性で論じる切り口はまさに眼から鱗でそこに加えて友人としての立場で描く人間像は非常に興味深いものがある。特に最大の疑問の彼がなぜ世に出ることが出来なかったのかを愛情を込めて批判しているくだりは印象的だった。
上を向けば何処にでも光があった時代に生きた「早すぎた作家」はどうしようもない閉塞感に包まれた今評価されようとしている。主人公に綾野剛がベストマッチする作品を描けるのは中上でも村上でもなく佐藤泰志なのであるのだから

PS/ ついでながら私が佐藤泰志を知ることとなった最近選書が俗っぽくなった書評もあるブログ「リス天日記 http://www.geocities.jp/restrer/ 」の主宰にもこれまたついでながら感謝しておくことにしよう(^^;;

2014/12/08 16:35

投稿元:ブクログ

「そこのみにて光輝く」の作家の親友だった詩人がその生涯を辿りつつ、未刊行草稿まで含めた全作品を解読する、24年の歳月の重みをこめた畢生の大力作。佐藤泰志の生と言葉を未来へ刻印する奇蹟の評伝。

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