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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.5

評価内訳

7 件中 1 件~ 7 件を表示

2015/03/09 20:31

投稿元:ブクログ

表題作以下5作品。

タイトルに取られ読み始めましたが、よくわかりませんでした。
不思議感満載。私には難しすぎでした。

2015/03/13 20:30

投稿元:ブクログ

 例えば、ミステリと思ったら恋愛小説で、謎が解かれぬまま探偵役とヒロインが駆け落ちしたらびっくりするよね、とかそう言ったたぐいの小説だった。
 何というか、えっ、君それやっちゃうんだ、本気で? わぁ、というテンションの低い驚きが有る。テンションの低さはこの小説の日常さ加減に影響されている。

 母のいる島の中で、「島に居た頃は、口を開ければ砂が口に入る状況だったら、砂を噛むような気持ちということばの意味が分からなかったけれど、島の外に出て、灰色の砂が口に入ったら~」(うろ覚え)というような下りがあるが、ごく単純でわずかなことばで、豊かな世界を想記させることばが多いなぁと感じた。
 しかし驚いた。次も楽しみ。

2016/12/18 20:58

投稿元:ブクログ

短編集

『うどん キツネつきの』★★★
次女が拾ってきた謎の犬?うどんの周辺
『シキ零レイ零 ミドリ荘』★★★
土に帰る寸前のぼろアパートの訳あり、多国籍住民の日々
『母のいる島』★★★★
15人目の出産で入院した母のため、故郷の島に集まった娘たちの元で起こる事件
『おやすみラジオ』★★★
小学生のブログ日記から始まる出来事
『巨きなものの還る場所』★★
ねぶたの街を主軸にした幻想譚

2015/08/17 17:22

投稿元:ブクログ

SFか?と訊かれたら「そうかも」と答えるくらいのソフトな感じで、私は高野文子の「奥村さんちのお茄子」が雰囲気近いな、と思った。
全てを語り過ぎないところがかなり好き。
表題作はまあ、賞をとったのだからたまたま良いということもあるかも、と読み進めると、全作品が一定以上の水準。しかもテイストがそれぞれ違う。
キャラクターの際立つ「ミドリ荘」、マンガにしても面白そうな「母のいる島」、最初はジュブナイル風のサイバーパンク?「おやすみラジオ」、そして壮大な「巨きなものの還る場所」。
新人とは思えないクオリティーの高さ。タイトルのセンスもいい。
次回作に期待大。

2016/12/19 20:43

投稿元:ブクログ

目次より
・うどん キツネつきの
・シキ零レイ零 ミドリ荘
・母のいる島
・おやすみラジオ
・巨きなものの還る場所

SFといっても、科学的なことはほとんど書いていない。
強いて言うなら『田中館愛橘先生』(日本の地球物理学の礎を築いた人)の名前くらい。
なんとも不思議な読後感。

現在の日本を舞台にしているはずでも、どうも昭和の香りが強い。
それは親子や近所の人たちとの濃密なつながりによるものだと思う。
その、ごくごく日常的な毎日の情景が90%以上を占める。
そこにごく少量の違和感。

違和を感じる人はもやもやしながら読むことになる。
感じない人は、ぼんやりした小説だなあと思いながら本を閉じるかもしれない。

濃密な人間関係を核として、ごく普通の日常という世界。
さらにその外側にあるのが、透明で不定型な何か。
そんな作品。
ああ、まるで細胞みたいなつくりの作品だな、と思った。なんとなく。
個としての生命、種としての生命。
繋がれていく思念と本能。

「うどん キツネつきの」のほのぼのした感じも、「シキ零レイ零 ミドリ荘」のドタバタした感じも、「おやすみラジオ」のぞわぞわした感じも好き。
母の生き様が格好いい(ような気もする)「母のいる島」が一番好き。

でも、圧巻は最後の「巨きなものの還る場所」
時代も場所も異なるいくつかの物語が、クライマックスに向かいにつれて増す不穏。
自分の居場所と、一族を想う、想いだけがあること。
身の丈に合わない大きいものを作ってしまう人間。
あるべき場所に戻る力。
部品の持つ、集める我々、こそが、部品であること。

わかりやすい文章で、日常を書いた作品であったはずなのに、気が付けば遠いところに連れてこられてしまった。
理解できたかといわれると正直自信はないけれど、だから余計にずっと心に引っかかる作品になったのではないかと思う。

2014/11/13 14:50

投稿元:ブクログ

●藤野可織氏推薦――「なんだこれ。そうだ思い出した。こっちが百歩譲っても、世界のほうは一歩も譲ってくれないんだった。」

パチンコ屋の屋上で拾った奇妙な犬を飼育する三人姉妹の人生を繊細かつユーモラスに描いて第一回創元SF短編賞佳作となった表題作、郊外のうらぶれたアパートで暮らす、多言語の住人たちの可笑しな日々「シキ零レイ零 ミドリ荘」、十五人姉妹の家が立つ孤島を、ある日見舞った異常事態「母のいる島」、ウェブ上に出現した、謎めいた子供たちの日記から始まるシュールな冒険「おやすみラジオ」、ねぶたの街・青森を舞台に時を超えて紡がれる美麗な幻想譚「巨きなものの還る場所」の全五編。

2016/05/21 22:32

投稿元:ブクログ

表題作が創元短編賞の佳作に選ばれているので読んでみた。「うどん キツネつきの」は個人的には面白く読めなかった。よく意味が分からなかったというか、関西の感覚で表現するなら、「オチは何?」って聞きたくなるほどの分からなさだ。本書に収録されている他の作品の方が楽しめた。個人的には「母のいる島」と「おやすみラジオ」が面白かった。

以下、個別作品の感想。

◎うどん キツネつきの
よく意味が分からなかった。第二回創元SF短編賞の佳作の作品。期待しすぎたか。

◎シキ零レイ零 ミドリ荘(しきぜろれいぜろ)
ボロアパート(昭和の古い時代くらいに建てられたものか)に住む住人たちの物語。各部屋に住む人たちのキャラが立っていて、それらの人の話が面白い。子供は子供で楽しく生きているし、大人は大人で楽しく生きている。裕福な住人はいない。でも楽しさが伝わってくる。昔ってこんな感じだったのだろうか。今でもこんな感じのアパートってあるのだろうか。ありそうな気がする。世の中は変化しているようでしていない所もありそうだから。

◎母のいる島
16人の子供を命懸けで産んだ母親の話。なぜ子供をたくさん産んだのかその理由が明かされたとき、背筋が凍りそうな感覚に襲われる。決してネガティブではないが、母は強しと言うべきか、恐るべし女の執念と言うべきか。面白かった。

◎おやすみラジオ
ほのぼのとした話かと思いきや、まさに衝撃のラストシーンに驚かされる。とても柔らかい感じがする話であるが、ラストに向けて恐怖を感じてくる。ブログ恐い。

◎巨きなもの環る場所(おおきなものかえるばしょ)
関係ないいくつものストーリーが少しずつクロスする様が面白い。自分を含めて世の中というものは他の何かから出来ていることを感じさせる。

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