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私はどうも死ぬ気がしない 荒々しく、平凡に生きる極意 みんなのレビュー
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電子書籍
好き嫌いが別れる
2018/10/30 06:03
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投稿者:ももたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
金子兜太については好き嫌いが分かれるが、誰がなんと言っても、現代の俳句界の大御所であることは間違いなくて、長年に渡って、現代俳句協会の会長を務めた重要人物だ。
東京帝国大学を卒業後、日本銀行に入るも、間もなく海軍主計中尉としてトラック島へ赴き、辛うじて生還を果たした。
日銀に帰ると、出世街道を自ら脱して、組合活動などに身を投じた。
共産党機関誌の「赤旗」の常連でもあり、「アベ政治を許さない」のポスターの字も書いた。
俳句の句風は、まさしく「荒々しく、平凡」で、高学歴や教養をひけらかさず、自然そのものであった。
侘び寂びを表現する伝統的俳句を好む人からすれば、日本の伝統的な俳句を破壊した一人ということだろう。
どちらの立場の人にとっても、本当に自分らしく生き抜くヒントになることは間違いない。
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