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みんなのレビュー45件

みんなの評価4.3

評価内訳

45 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

魂を揺さぶられる

2015/09/07 20:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:納豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る

国際霊柩送還士の実話。
国際霊柩送還士とは、とても大雑把にいうと、亡くなった方に生きていた頃の姿を留めるよう、遺体に防腐処理やお化粧を施す(エンバーミングというそうです)仕事をする人たちのことです。
「おくりびと」のお仕事と違うのは、外国から日本へ、日本から外国へご遺体を運ぶ点でしょうか。
旅行中に海外で不慮の死を遂げられた方、葬儀を海外で行いたいためご遺体を空輸しなければならない方、ご遺族の事情は様々です。
遺体のことや、死についての多くが語られますが、決して残酷な話ではありません。むしろ、希望に満ちているのではないでしょうか。
エピソードのひとつなんですが、海外で登山中に滑落死してしまった方がいたそうです。ご遺族が現場まで遺体の確認に行くんですね。亡くなり方が亡くなり方ですから、とても無残な姿なんです。
これはとてもじゃないけれど、お葬式でみんなに顔を見せてあげられない…。
辛い思いを抱いて、ご遺体を送還士さんに預け、ご遺族は日本に帰宅します。
ここからが送還士さんに腕。生前の写真を確認しながら、様々な技術を用いて、ご遺体を生前の姿へと戻すのです。
半ば諦めつつ、ご両親が着いたお棺を開けてみると、なんと、あんなに悲しい姿をしていたはずの家族が、生きていた頃の姿そのままに眠っているんですよ。
もちろん、見た目は元に戻っても、魂は戻りません。
それでも、亡くなった方が穏やかに顔をしてくれているおかげで、遺された家族も心静かに別れを告げられる。
そして、送還士さんたちは自分たちの仕事は裏方だと、決して表には出てこない。本物の職人さんです。
連ねられたエピソードはこれだけじゃありません。
泣けます、全ての章でもれなく全部泣けます。
人は誰しも必ず、いつかは死ぬ。
この本は、遺体処理の専門家たちの仕事を追いかけると同時に、死と生に真正面から向き合う作品でもあります。
死は悲しいことですが、人生は悲しくはないということを伝えてくれる秀逸な本だと思います。
文章も分りやすく読みやすいですし、是非!

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紙の本

面白かった。

2015/08/23 14:46

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投稿者:積読 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本屋で何気なく手に取った本なのですが、非常に面白かったです。
海外でなくなった人ってどうやって運ぶんだろう?貨物室に棺桶を積むっていうウワサだけどほんとなのかな?…一度くらいは考えたことある疑問ですが、あまり深く考えない疑問。
その舞台裏で働く人々を描いたルポですが、単なる葬儀屋ではなく、故人に対する愛情がないととてもできない仕事だと思います。頭が下がります。
エンボーマーという職業が、欧米(キリスト教国家で、だと思いますけど)では非常に尊敬されているということも、この本で初めて知りました。
日本では死に関わる仕事は忌み嫌われたりする感覚があると思いますが、私たちはいろんな人に助けられ、支えられているのだということを改めて考えさせられました。

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2016/01/02 16:13

投稿元:ブクログ

読みたかった本が文庫本になったのを
これまたずっと積読のまま。いかんなぁ。

読んでよかった。こういう人がいてくれてよかった。

2015/09/08 01:06

投稿元:ブクログ

空を飛んでゆく銀色の機影。飛行機を見るときに感じるもの。純粋に飛び立つものへの期待感、それが向かう、どこかの国への思い。いつかは行きたい場所への憧憬。
その貨物室に哀しい岐路を辿る遺体もまた収められていることに、思いを馳せる人はいるだろうか。

2001~2010年の外務省の海外邦人援護統計によれば、一年に約400人から多い時で約600人の邦人が海外で亡くなる。その内の200体から250体の遺体を迎えるエアハース・インターナショナル株式会社、その国際霊柩送還士たち。
海外で亡くなった彼らの体は病気、事件、事故、災害など、自然死ではなく、また亡くなってからの日数も経ち、状態の悪い。それらの遺体を修復し、遺族の元へと還す。日本で亡くなった外国人の遺体もまた同様に、彼らの祖国、そこで待つ家族の元へと送り出す。
「故人や遺族の気持ちは誰にも分からない」
しかし、多くの無残な姿、そして遺族の悲嘆を見て、彼らは日々何を思うのか。
「死」が日常から切り離されたようなこの国で、日々死と向き合う送還士の目を通して、死とは、弔いとは何かを問うノンフィクション。

2015/01/11 21:32

投稿元:ブクログ

異国で不慮の死を遂げた遺体を、きちんとした形で遺族のもとへと届ける。そういった仕事、会社があるということすら知らなかった私にとって、この本は新鮮な驚きを与えてくれた本となりました。
葬式は生きている人が「区切り」を付けるために行う儀式、という考え方がありますが、この仕事も、遺族が死を受け止めてきちんと別れを告げることができるようになるために必要不可欠なプロセスであるものなのだと思いました。そしてこの仕事を行うということの困難、辛苦をおそらく一部分ながら理解したのです。
とかく死は不吉なものとされがちですが、そうではなく、いずれ誰にも等しく訪れるものだと考えれば、「死」もたったひとつのかけがえのないものであり、人の一部分でもあるのでしょう。
だからこそ、とても大切に、真摯に、死に直接携わる仕事はなされていかなくてはいけないのでしょう。そう思いました。

2016/05/04 11:52

投稿元:ブクログ

こんな仕事があるんですね。日本人が海外で亡くなったら、外国の方が日本で亡くなったら、その後どうなるのでしょうか?それを担う会社があるんですね。是非誰もが一度は読んでおいたほうがいい本だと思いました。

2015/04/07 22:46

投稿元:ブクログ

おくりびと のように死者をきれいに整え、国際送還する仕事に携わるプロを描書した本。
死と生について考えさせられる名著。

<メモ>
・死ぬために生き、生きるために死ぬ。

2015/02/13 21:14

投稿元:ブクログ

国際化した日本人の死を支えている人達がいることに勉強になった。
また、彼等の有り余る職業倫理でお別れの準備を施されたご遺体を通じて、遺族の心情も丁寧に描写されており、考えさせられる。
価値のあるノンフィクションとは、読んだ人に何か気づきを与えてくれると感じさせる名著。

2015/10/07 01:47

投稿元:ブクログ

国際霊柩送還士という仕事があるのか、と興味を持って手に取ってみた。この仕事をベースにしたフィクションかと思ったらノンフィクションで、ドキュメンタリー本になっていた。国内の葬儀(業者)事情と、遺体が海外から輸送されてくるとどうなるのか、どんな仕事なのかがよくわかった。こういう風に仕事をしてくれる人がいるから、遺族は救われる。

2015/02/02 08:51

投稿元:ブクログ

「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」というタイトルから、Angel Flightだと思っていたら、Angel Freightだという。それって「フライト」はなくて「フレイト」だろうよ。Flightだと思っていたので、Flightに関する記述がほぼ無いことに失望。
海外で亡くなった邦人など、遺体は貨物で送られるということは世間の承知の事実だろうけど、日本での受け入れ、遺体の修正・化粧などを引き受ける専門家がいることは知らなかった。
もう少し彼らの仕事ぶりにフォーカスした内容だったらよかったのに。
著者の母親の話や、自分が遺体と向き合うこととそれを記事にすることの葛藤とか、はっきりいって無駄じゃないだろうか。
途中の写真、イメージカットなんだろうけど、人物の顔が写っているのはいったい誰?説明がいっさい無し。

読んでいて、著者が伝えたいことがストレートに伝わってこないので星ひとつ。

2015/08/08 21:00

投稿元:ブクログ

国際霊柩送還という仕事に携わっている人々の日常を描いたノンフィクション。時には見るに耐えない状態になったご遺体を元どおりに近い形に修復して、一刻も早く家族のもとに届けることに最善を尽くすプロ集団としての国際霊柩送還士たちのハードな日常を熱く語っている。

2015/01/26 00:21

投稿元:ブクログ

世界へ羽ばたき、かの国に様々な理由で、この世を去った邦人の祖国「日本」の家族への帰宅を、その逆に諸外国から日本に来て無くなられた方の本国への送還を、少しでも生きて今ままの姿で一刻も早く返したいという仕事があることを知りました。
その苛酷な仕事と遺族との間に立つ苦しい仕事。
真似のできない心打たされる仕事でしょう・・・
こうした仕事に疲れている皆様に経緯を表したいと思います。

2016/06/21 12:57

投稿元:ブクログ

第10回開高健ノンフィクション賞受賞作品!
らしい!
正直、これには興味はない。

ノンフィクションと聞けば、大概の人は事実のみが書かれ客観性や第三者の意図など無いものだと思うだろう。
でもこれは「佐々涼子」の作品である。
国際霊柩送還士という事実を通した作品だと感じた。
なんだろう、こういうノンフィクションを読んだのは久々な感じ

あとがきに「人はときどき、死について語りたいのだと思う」という一文がある。自分もたまに「死」を考えたくなりこういう作品を手にするのだろうと思った。

ただ、こうした社会に埋没してしまうテーマは時折触れるのは人生にはいいことなのでみなさんも一読してみては!

2014/11/30 22:52

投稿元:ブクログ

本書を読んでいる間中、自分が遺体を迎える立場だったらどう感じるだろう、自分だったら自分の遺体をどうして欲しいだろう、と考えていた。答えは見つかっていない。
自分の、家族の、いろいろな「死」について考えさせられる一冊である。

2015/03/30 22:33

投稿元:ブクログ

前職でエンバーミングのお仕事自体は知っていたけど、こんな風にお仕事されている方々がいらっしゃったとは。
現職でも会社としてはこういうお仕事に関わっていると思うのでとても興味深かった。
---
異郷の地で亡くなった人は一体どうなるのか--。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと奔走する”国際霊柩送還士”。彼らを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死の在り方を真正面から見つめる感動作。

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