紙の本
ベストオブザイヤー
2015/10/20 12:00
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投稿者:minachu - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい本は数あれど、これほど胸に迫る本は久し振りでした。文句なく、マイベストオブザイヤーです。皆が生きることに真摯に向かい合っている姿が、とても愛おしく哀しい。私達も私達の大切な人達も皆死ぬ。この世に変わらないものはない。無常。わかっているのに、つい目を背けてしまうけれど、そういった弱さも温かく包み込んでくれる本です。
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圧巻としかいいようがない最終巻。
こんな着地点が待っていたなんて・・・不純な動機で読み始めた1巻の頃から、自分を取り巻く環境・そして心境が大きく変化していたこともあり、登場人物たちのひとつひとつの決断に、静かに共感することができた。
死ぬこと、去ること
生きること、残ること
この先何度となく訪れるその意味を考えなくてはならない時、この作品を思い出すことになるだろうな。
大事な人を喪った今の私には、無常の先頭を走り続けることを選んだ節子さんの姿が、とても尊く見えました。
心から、出会えて良かったと思える作品。
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心が静かになった気がする。
けれど、それもまた無常なのだ。
ちゃんと生きようと思った。
終盤の絵荒れが気になった。
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あぁ、すごい漫画を読み終わった…っていう感想がまずでてきて、とりあえず一巻から読み返します。
生と死、こんな風に突きつけてくる。否応なく感情揺さぶられて、考えるしかなくなる。
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漫画喫茶で申し訳ないが、読了。
生とは?愛とは?情とは?
これも青春の一つの描き方なのだと、思う。全編を通してのバワーを維持して走り抜けた感が素晴らしい読後感。オススメ。
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この最終巻が素晴らしかった。こんなに毎話泣かせられた漫画、MONSTER以来でした。
無常とは、生とは死とは。
おぼろげに理解していた言葉の意味の、一つの正解がここに示されている。
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最終巻。読んでからしばらく経つのでやや曖昧な部分はあるけど、生と死についてぐわっと迫ってきて、突きつけられて、しばらく放心してしまった。もう一度読んで感想書き直そう。
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夜に読むもんじゃない。号泣して、明朝の目元が怖い一重まぶた所持者です。 清徹の死、峰博の痴呆と死、節子の決心、清玄の僧としての勤め。清玄はその記述があったけど、節子は生涯独り身をとおしたんだろうか? この世に生を受け、生き、死を迎える。皆平等だからやむなし!
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人生は楽しいことばかりではないが、辛さがずっと続くというわけでもない。その時々の心を支配するあらゆる感情は揺らぎ、凝縮し、薄れ…変化する。世は無常なのだ。変わらないものなど何もない。
親しい者の死を看取り、老いて体が衰えていき、己の死を予感した時に心穏やかにいられるのだろうか?そうで在りたい。そのために仏の教えがあるのかもしれないと思う。心の在り方について、考えさせられました。
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最終巻、とても良かったです。
ここまで積み上げてきたものがあったからこその あの終わり方に込み上げるものがありました。
良い作品でした。