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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.9

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紙の本

愉快な哲学エッセイ

2016/07/18 11:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る

副題にある通り、サルトル・ニーチェ・バルトの3人の哲学者・思想家の思想や思考・哲学的な手法についてピアノと言う楽器を通じて内面を描くような作品だった。
音楽についての知識は0ではないだろうが素人と思える自分自身がピアノを弾きこなしたこの3人の哲学者の音楽的趣向やその依存度合いについて論じることはできない。
唯、音楽と言う形態ではなくピアノと言う1つの楽器に絞って哲学的に迫る本書のような本は初めて読んだ。

今まで読んだ哲学者の伝記の類は思考の系譜として文学を取り上げることや例えば性癖のようなものの傾向を求めるものはあったが音楽だけでも珍しいのにピアノに限定されるとチョッと読んで情景が思い浮かばない。
文中では「鍵盤を指でなぞる」と言う表現から「打鍵」と表現など、様々に紹介されているのだが音楽は好きだが苦手で楽器などは40年ぐらい間にギターを一時習ったと言うか、担任から教わったぐらいで後は御多分に漏れず小学校のリコーダーぐらいな記憶しかない。
歌を歌うよりは楽器を弾くテストの方が気が楽で点数も良かったと思うが、家ではお袋が時折クラシックをラジオかカセットか、レコードプレーヤーは我家にはなかったのでそうやって聴いていたと思う。
クラシックのコンサートには幼児、連れて行かれあの静粛性を乱さないように何か食べるものかオモチャかで釣られて、ヒタスラ黙々と聴いていたらいつの間にか終わっていた。
曲の間中、自分は席で爆睡していたらしい、と聞いた気がする。
弟が一緒でなかったような気もするが。

この3人の哲学者がピアノに秀でていただけでも自分には驚きだったのだがこれまでピアノと関わったり趣味やそれ以上に嗜んでいた哲学者は他にルソー・ヴィトゲンシュタイン・アドルノ・ジャンケレビッチなどが譜面を読み、自らも演奏をして音楽を分析していたと言う。
これまた初耳で哲学者の以外な一面を垣間見れた気がする。

帯にもあるが「いっこうに上達しないショパンを弾くサルトル 
驚くほど美しく繊細な手で弾くニーチェ
ピアノを弾いていると「何かが勃起する」バルト
ピアノ演奏をこよなく愛した三人の思想家の知られざる側面を浮き彫りにする、哲学と音楽が豊かに共演したエッセイ」
とある通りだと思う。

ニーチェに至っては作曲まで手掛け、音楽家として立つことが出来ずに哲学者に変更したと言うのだが、それであの膨大な量の哲学書と難解な著述が出来るのかと不思議になってくる。

物凄く意外感の多い哲学エッセイだったと思う。

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2015/01/27 01:49

投稿元:ブクログ

サルトル、ニーチェ、バルトがシューマン、ショパンにどのような思いを抱いていたか、哲学のような雰囲気の中での考察。何が言いたかったのか、もっと簡単に書けるような気もするし、もしかして訳が悪いのかな?

2015/04/09 00:11

投稿元:ブクログ

 独りでピアノに向かうサルトルが好んで弾いたのはショパンだった。どうみても自己満足や感傷や理解されない孤独の対極にいるサルトルの、演奏はすべてを理解しようとする彼の意志から逃れ出る。言葉による表現を受けつけない枠外に属するピアノ演奏だが、ある時間が流れていたことは否定できない。サルトルの指はどう動き、どんな音を奏でたか、耳を澄まそう。

2015/03/07 23:26

投稿元:ブクログ

本のテーマは有名な哲学者がピアノを愛したという違った側面からその人物を知ろうとする試みです。

意外に彼らそれぞの思想が音楽とマッチしていなかったりといった部分もあったようです。

人は多面的というか、複雑というか、だからこそ面白いのでしょうし、難しいのでしょうし。そしてまた、魅力的であるわけです。

定額音楽サービスNAXOSではフリードリッヒ・ニーチェのピアノ曲集を聴くことが出来ます。

読後に実際に曲を聴いてみるのもまた面白いものです。

2014/11/01 17:11

投稿元:ブクログ

どんな風に弾いていたか聴いてみたいものですね。それより閃いたり、思索が深まった時って、演奏も乗るのかな?

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「いっこうに上達しないショパンを弾くサルトル、
驚くほど美しく繊細な手で弾くニーチェ、
ピアノを弾いていると「何かが勃起する」バルト。

ピアノ演奏をこよなく愛した三人の思想家の知られざる側面を浮き彫りにする
哲学と音楽が豊かに共演したエッセイ。

三人の思想家、サルトル、バルト、ニーチェ。彼らはともにアマチュアのピアニストで、ピアノをこよなく愛していた。とくに、彼ら三人の哲学者=ピアノ奏者には、三者ともに同時代の現象を論じていながらも、ショパンやシューマンといった19世紀ロマン派のピアノ曲を好んで演奏していたという共通点がある。本書は、彼らのピアノ演奏、音楽体験を取りあげながら、哲学的思考、時間性、家族・友人関係と演奏がいかに交錯していたのかを明らかにする。 」
【報告】Le toucher des philosophes | Blog | University of Tokyo Center for Philosophy
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2009/07/post-252/

2015/01/22 06:05

投稿元:ブクログ

サルトル、ニーチェ、バルトたちがみずから奏でたピアノを通じて、哲学者たちの思索の森に分け入っていくもの。とても興味深いものでした。それにしても、あれですね、著者は気鋭の哲学者ですが、こういった現代思想の文脈を読み慣れていないので、一行の意味が捉えられず前に進まない箇所もありました。大学生のころはこういう文章、わかったような気がしてましたが、中年になった今から考えると勘違いでした。。

2015/04/05 18:45

投稿元:ブクログ

「ピアノを弾く哲学者」http://www.ohtabooks.com/publish/2014/11/29001000.html … 読んだ、おもしろかった、おもしろかったけど、ショパンが不憫だ。。3人ともピアノが趣味で特にショパンを愛好したらしいけどその描かれ方が、意外な一面や暴露道具としてショパンが。あのサルトルがショパンを、的な(つづく

やれ硬派ぶっているのに甘ったるいショパンを、とかやれ著作では理論をかざしているのに感情の権化ショパンを、とかもう。。まあロマン派ですからね、しょうがないですね、演歌ですからね。。そしてショパンの対極はワーグナーなのか。。哲学と叙情とが親密でもいいじゃないか(おわり

2015/09/27 17:40

投稿元:ブクログ

サルトル、ニーチェ、バルトという3人の哲学者について、ピアノを弾くという共通点に着目して考察していくという洒脱なエッセイです。

ピアノが好きで哲学も好きな自分にとってはものすごく興味をそそられる論考でした。当然ながら哲学的な言葉が飛び交っているので、何を言っているのかさっぱり分からないところも多々ありましたが、そんなところも含めて楽しめました。

バルトについてのエッセイがいちばんおもしろかったかな。ピアノという楽器をセクシャルな面から見つめるという視点は、ピアノについて自分が長らく感じていたこととも共鳴します。

"(…)バルトが"打つこと"(与えるほうも受けるほうも含めて)によって追求し、書き記そうとしたのは悦楽だった。ピアニストがそっと鍵盤を愛撫する場合でさえ、「身体は突かなければならない」とバルトはいう。突く、突かれる、ぴんと張る、力を抜く……ピアノ演奏の身ぶりはとんでもなくエロティックだ"(P.195~)

(20160228)

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