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2014/12/21 20:34

投稿元:ブクログ

ぼろぼろの状態のパトラッシュを助けてくれた少年・ネロ。おじいさんとの暮らしはとても貧しかったけれど、ネロとパトラッシュ、二人はいつも一緒で幸せだった。けれど、きびしい現実が二人を悲しい結末に追い込んでいく。二人きりになってしまったネロとパトラッシュ、クリスマスの夜に行き着いた場所は……そしてそこで見たものは。日本で愛される名作が新訳で登場です。

フランダースの犬って有名だけどちゃんと読んだことないしきちんとしたストーリーも知らないなあ、名作劇場の最終回ばっかりが先行しちゃってどういう話なんだろー。つばさ文庫の新刊で出ることを知ってよしいい機会だし読もう、と思って読んでみたら……すごく……つらい話でした。。。名作劇場のあのランランラーン♪ランランラーン♪ってオープニングの感じとは全然違うじゃないですかー!
冒頭の、ひどい扱いを受けるパトラッシュの虐待シーンもつらいしネロに優しくしたくても見栄があって出来ないっていうコゼツの旦那の心境も人間の業の深さが出ててうわあ…となるしその後の展開も人間の酷さにネロが当てられていくさまが読んでいてめちょつらいって言う… シンプルな筆致、淡々とした描写なのが逆にえぐさを引き立たせていくのでなんか何も言えなくなってました… そしてネロが意外にも野心家と言うか、いつか絶対有名になってこんな状況から抜け出してやる!人からひどい扱いをうけないでやる!みたいに燃えてるところがあるのも結構イメージと違いましたね。そんなにも芸術に燃えていましたか……
あー……これは日本では名作劇場のイメージばっかり先行してる所為なんだろうなあ… でも日本人はこういう話好きそうですよね。ていうか絶対好きだよね。
作者が女性なのも全然知らなかったです。日本で言うと島田清次郎のような人だな…最初は売れていたけど段々売れなくなって現実の厳しさを書くようになっていったらしく、「愛が報われず、信念が実を結ぶことはない」って一文が深々と胸に刺さってしまっている私ですよ…それと犬好きだったんですね。
ところであとがきの訳者さんの文、思い切り間違いがあったので指摘しておくと…ジェハンじいさんが足を怪我したのは第一次世界大戦で、と書いてありますがフランダースの犬の出版は1872年、第一次世界大戦は1904年の出来事。全く違うじゃないですか。世界史疎い私でも気付きましたよ…どこに苦情言えばいいんだこれ。

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