サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規:5周年記念!最大5倍ポイントキャンペーン(0428-0531)

【ネットストア】学研全品ポイント5倍キャンペーン(~5/31)

hontoレビュー

東京ブラックアウト

東京ブラックアウト みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー32件

みんなの評価4.0

評価内訳

32 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

衝撃的なフィクション

2015/03/16 21:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

若杉冽というキャリア官僚が書いたリアル告発ノベルの「原発ホワイトアウト」に続く第二弾。前回は新崎県の原発付近の鉄塔がテロによって倒壊し、新崎原発が停電による冷却不能に陥って臨界に達するところまで描かれていたが、今回はその続きの顛末が描かれている。タイトルは前作の「原発ホワイトアウト」と対照的な色彩感を持った「東京ブラックアウト」となっている。タイトルはとても意味深な表現であり、読んでいる途中から「この物語は、物語の中の日本は、いったいどこに行こうとしているのだろうか」と思い末恐ろしくなる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2015/02/28 07:55

投稿元:ブクログ

現実の展開に加えて,前作の設定を加味。カバーの写真は誰もいなくなって廃棄核物質の中間貯蔵地となった東京~経済産業省資源エネルギー庁次長の日村は,参議院選で保守党が勝ち,衆議院選でも保守党が圧勝し,しばらく世論を気にしなくてもよい今が,原発再稼働のチャンスであり,反原発の動きを抑えるための避難計画も原子力規制庁が策定したが,電力業界の思惑通りに進むのも自分のためにならない。実際にメルトダウンが始まったら,机上の空論であることは直ぐにばれる。PAZの住民の避難が終わるまで,UPZの住民に屋内退避を呼びかけることで騙せるだろう。村役場の田舎者を納得させて,薩摩川内原発は動き出した。スキャンダルで葬り去った伊豆田に代わり,総務省出身者が知事になり,新崎原発も二基が再稼働した。大晦日,北の工作員・崔が鉄塔を爆破し,ホワイトアウトが始まる。雪でディーゼルが動かず,動力車も雪で動かず,除雪車も出払っている。避難計画が実施に移されるが,元旦にはUPZの住民により既に渋滞が起きていた。24時間で二度の容器爆発が起こり,急性の症状はPAZ・UPZだけでなく,プルームから降った黒い雪により首都圏でも起きていた。一刻も早く脱出したい者によりパニックが生じ,日村は日本電力連盟常務理事の小島も告げたとおり,1被爆限度の引き上げ:2計画停電と電力不足キャンペーン:3発送電分離先延ばし:4国政選挙対策(脱原発○即ゼロ×)Mシステムフル稼働とO泉対策:5首都壊滅→パニック鎮圧→遷都費用19兆円は原子力発電課税で捻出:5中間貯蔵施設の誘致:というシナリオの4を官報正誤による戒厳令の復活により加部総理に実行させる。経産省の蚊帳の外に出された課長は,若手を煽って文書を新聞にリークさせ,日比谷公園に集まった暴徒は経産省と関電を焼き戒厳令が出され,首都機能は京都に移動し,群馬埼玉東京神奈川は無法地帯と化した。衆参同日選挙では,共産党が躍進しそうな勢いに,原発マネーは脱原発ならば金を出す取引を持ち掛け,選挙後は中長期的な原発にシフトする。大泉の脱税が報道されて脱原発連合は空中分解し,保守・公命・改新の連合が難波都構想・越本の総務大臣就任を条件に実現。首班指名は保守の加部となったが,天皇への請願が功を奏し,任命拒否・皇室会議での摂政選任と進んだ。東京は東京タワーの明かりを残してほぼブラックアウト・2020のオリンピックは中国の根回しであっさり上海に攫われた~エリート官僚の嫌らしさが本当に滲み出ていてグロテスクだわ。天皇への請願は内閣官房総務官室で受け付けて届けられると請願法にはあり,共産党は未だ天皇制を否定する日本人民共和国憲法草案を廃棄していないし民主主義革命から社会主義革命への二段階革命路線も捨てていない。天皇は国事行為をしない選択肢もあるということ。そもそも内閣総理大臣の任命については内閣の助言と承認が必要とは書いていない。皇室典範の定める皇室会議の議員は10名で,議長は内閣総理大臣,有権的解釈権者は衆議院議長でなく内閣法制局長官。最後に今上陛下への請願の送付先:〒100-8968東京都千代田区永田町1-6-1内閣官房総務官室:と書いてあって,経産省や電力マネーの専横を排斥する方���としては天皇陛下に縋るしかないという意味だ

2015/02/18 20:20

投稿元:ブクログ

こりゃ分類が難しい本だな。
小説でもあり、知識本でもあり、ノンフィクションでもあり。その3つがそれぞれ少しずつの要素を持ち合って合わさった感じの本。(そういう意味では、非常に面白いものの、特にストーリー的要素については、どこまで真実なのかは気を付けて読む必要があると思う。)

最後の方の、想定事故ストーリーはなかなか興味深かったです。そこまで、絶対一般の人、想定してなさそうだなと思って。妙に、起こり得そうないろいろな官僚・政界ロジックがちりばめられていて、実際、そんな風になるかも、っていう感じの。皆、それでも原発欲しいかなぁ?
そりゃさー、電力会社の何かとか、実は国家の原子力研究のために、とか、いろいろ理由はあるのかもしれないが。 やっぱ破壊力が半端ないよねぇ。
という考えを思い起こさせるような本です。

裏の、電力会社と政界の話が、なんかなるほどなぁという感じでした。最近、田中角栄の本を読んで、政界と社会の金銭関係みたいなものを垣間見ていたから余計に。
選挙って、お金かからないようにやれないものなのかしら?
脱税疑惑を周りが敢えて落とし込むべく仕掛けられる、っていうのも、ほぉぉという感じであった。

2014/12/07 22:31

投稿元:ブクログ

コアキャッチャー 原子炉でメルトダウンが発生した場合に備えて、原子炉の格納庫の下部に設置される装置
溶けた核燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の拡散を抑制 日本にはない

天皇への請願 送付先あり

官報正誤で戒厳令

2015/03/31 21:50

投稿元:ブクログ

福島の時は風向きが関東地方に吹いていなかったので、東京に被害は無かった。
しかし、東京に放射能が降り注ぐと日本は壊滅的になる。
技術開発が進み、原発に変わるエネルギー源に変わってくことを願う。

2014/12/14 17:10

投稿元:ブクログ

「原発ホワイトアウト」の続編。
前作では原発への破壊工作が仕掛けられたところで終わっていたが、本作ではその工作の結果、フクシマを超える事故が起こり、関東地方が廃墟と化した世界が描かれる。

にも関わらず、原発利権を死守しようとする勢力に対し、天皇が反対意見を表明する、というのは少しストーリーとしては強引な印象が残った。

法律の条文の細かな表現に込められた霞ヶ関文学の解説など、ディテールがあいかわらず面白かった。

・原発事故の場合の避難計画といっても実際には大渋滞を引き起こして身動きがとれなくなるだけ

2015/02/12 14:23

投稿元:ブクログ

前作ホワイトアウトに続く、作者の力作。福島原発の収束が進まない中、原発再稼働が着々と進む方向の時、柏崎原発が事故で関東一帯が汚染地域となる。関西先頭が進む中、様々な事件が進展する。

避難計画は、住民の安全のためになるかどうか、というところにその本質があるのではなく、原発を再稼働させるため住民との関係でどのように納得感を醸成するのか、そこに本質ある。

2015/08/15 19:09

投稿元:ブクログ

現役官僚が原発をめぐる政官業の癒着・陰謀、また原発の危険性を告発した小説『原発ホワイトアウト』の続編。フクシマ以上の原発事故が起きた場合の首都圏の混乱、また、仮にそうなった場合でもしぶとく生き残る「電力モンスターシステム」が焦点となっている。
本作で描かれたような原発をめぐる政官業の癒着構造がほんとにあるのだとしたら、怖ろしく、許しがたいと感じた。また、フクシマ以上の原発事故が起きた場合の、避難計画の不備などの問題点もよくわかった。自治体職員への対応、内閣法制局とのやり取りなど、インサイダーの官僚ならではの描写も興味深かった。
ただ、展開がちょっとご都合主義な気がした。ここまでの大事故を経ても、「電力モンスターシステム」が生き残るなんてことがあるだろうか、こんなに簡単に京都への遷都が実現するのだろうか、関東から大挙して住民が移住した場合、関西のキャパシティは大丈夫なのかといった疑問がいろいろ湧いてきた。
また、小説の肝ではあるが、天皇陛下を持ち出してきたのは、いかがなものかという気がした。

2015/03/25 19:41

投稿元:ブクログ

『原発ホワイトアウト』の続編だというので、図書館で借りた。

現役キャリア官僚の著者による、原発利権・再稼働をめぐる小説。
タイトルは、フクシマに続き、新崎(新潟)の原発のメルトダウン・関東圏放射能汚染による。

虚実が入り交じり、ありえる現実のような気がしてくる。
政治のことやエネルギーのことなど、全然わからない私。
知らないということは幸せなことだと、私は信じようとしていた。
けれど、知らないということは、やはりおそろしいことだと思い知らされた。
新崎の道路に嘔吐した人々が倒れている様子、東京の子どもが脱毛する様子、描かれている最悪の事態が目に見えるようだった。
こわい・まずい、と思って床についたら、今朝、津波の夢をみた。
選挙や法律の文言の表現など、あまり気にしていなかったけれど、日々足もとを掬われているのだ。
それだけの民度、と言われないためには、どうしたら?

*****

今上陛下への請願の送付先
〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1 内閣官房内閣総務官室

2015/02/08 21:50

投稿元:ブクログ

小説としてよりも、勉強として読んでいた。
勉強と言われたら気が進まない人も、立ち読みでもいいから182ページからを読んでほしい。
身にせまってくる。
川内原発から自宅までの距離を測ってしまった。

2015/05/26 21:28

投稿元:ブクログ

前作、「原発ホワイトアウト」が面白かったので本作も手に取ってみた。著者は国家Ⅰ種の公務員試験をパスしたエリート官僚とのことだが、実名ではないため、正体は不明。「原発ホワイトアウト」では、官僚制内部の人間でないと書けないような、国政、特に電力行政の裏事情が、フィクションという形を通してではあるが、ほぼ実在の人物が想像できるような名前の登場人物によって描かれており、すべてが真実ではないにせよ、ある程度これに近いことが行われているのだろうという想像ができそうな内容で、かなり興味深く読んだ。物語では、「フクシマ」の原発後、電力会社、経産省の官僚たちの「復元力」により、再び原発再稼働に動き出した日本に、ある輩の陰謀によって、再び原発事故が起こる、という「原発ホワイトアウト」の前後が描かれている。やや後半は駆け足気味な展開で、「原発ホワイトアウト」ほどの濃さはなかったが、それなりに楽しく読めた。最後は天皇陛下に頼る展開に持っていくあたりもなかなか面白い視点だとは思った。某議員が陛下に直に手紙を渡した事件にも触れ、もっと「かしこい方法」を紹介しているのも興味深い。それにしても、「電力モンスターシステム」が、この本に書かれているものに近い仕組みだとすれば、世の中はやはり力のあるものが牛耳る理不尽なもので、そこには本物の民主主義などないのだと感じずにはいられない。

2015/08/27 16:31

投稿元:ブクログ

原発ホワイトアウトの続編というか第2弾。

アベ首相からあらゆる実在人物が似たような名前で書かれており、頭の中で実在の人物に当てはめながら読んだ。

ある原発が大雪の大晦日、原発からの送電線を爆破されメルトダウンしていく過程と、それを取り巻く原発ムラの構造と政治家たちの汚い繋がりを現職の官僚が書いたと言うことでリアリティがあり、その中から現実が見えてくる。

原発ムラの組織力やその根底にある大きな力は簡単には崩せないだろうという結論だが、小説の結論に負けない現実を作り上げたいなと読み終えて思いました。

2015/03/15 01:09

投稿元:ブクログ

前作同様の手法で、政治家と官僚と電力業界の癒着の構図や、フクシマに学ぶことのない原発再稼働への動きを描き出す。後半は前作の展開をうけて、「新崎原発」で事故が起き、東京が避難地域となる、シミュレーション的フィクション。
天皇陛下が登場する場面や、請願・戒厳令についての記述が興味深かった。

2016/05/03 19:18

投稿元:ブクログ

官僚という触れ込みの、覆面作家による告発小説。

前作のラスト、最悪の状況下で原発事故が起きた。
そのあとが描かれる。
事故発生までの前半はかったるいのだが、事故後は悪夢。
起こりえる可能性のあるカタストロフである。
小説としてみるとつたない部分はあるが(黒い雪を食べる子供とか)、「告発」として読むとしゃれにならない。
あくまで最悪の想定をした小説だが、起こりえる可能性はゼロではない。
チェルノブイリのあと、フクシマを予見した小説が出ても、きっと誰も信じなかっただろう。
本作もありえる。だからこそ、怖い。

2015/08/21 14:36

投稿元:ブクログ

苦言というか、突っ込みどころはたくさんあるのですが、小説のおもしろさは、そういう教科書的フォーマットにのっとるだけではないと感じました。ところで、カバー写真ですがちっとも、ブラックアウトしていないような。

32 件中 1 件~ 15 件を表示