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とんでもなく役に立つ数学(角川ソフィア文庫)

とんでもなく役に立つ数学 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.5

評価内訳

12 件中 1 件~ 12 件を表示

2015/03/22 11:17

投稿元:ブクログ

「とんでもなく役に立つ」なんて、胡散臭いタイトルを冠した本なのだけど、中身が面白そうで購入。

渋滞学を研究し出したとき、周りの研究者には冷たい目で見られたのだそうな。
でも分かる。数学ってどこか神秘的な面があって、それを俗っぽく使おうとすることに否定的な人はいるんだろうと思うから。

以前、ある問題で、ホームでの混雑を緩和する方法にはどのような例が考えられるか、というものがあった。
個人的には、その時の答えとして柱を立てるという方法は取らなかった。なんとなく、邪魔なものというマイナスにしか考えられなかったから。
けれど、この本には柱を立てる方が流れが出来るためスムーズになるとある。

高速道路で、車間距離やスピードを守るほうが渋滞を作らない、とも。
パトロールカーって渋滞吸収車としての役割もあるのか!と思うと、頭が下がる。

自然は無駄な動きをしない、その言葉にもハッとさせられた。更に、人が思いやりを持つことが数学的に良い効果をもたらす事例がいくつかあって、面白い。

役に立たせることが出来る頭脳を持つ、人間。
こういう本を読むと、なんだか自分が「考えること」を大切にしようと思えて、良い。

「ここに張り紙をするな」の張り紙。

面白い。

2015/12/01 18:36

投稿元:ブクログ

普段と違うジャンルを読んでみたくでブックオフで購入。

最初は面白かったけど、計算が難しくなると、途端に文系のわたしは思考停止。
もともとじっくり考えるのが苦手なので、すぐ読み飛ばしてしまいました。
でも、数学が世の中の社会問題を解決するのに役立っていることや、その方法など、普段触れることのない世界を知れました。

ただ、読まない期間が結構あったので、やっぱり気が進まなかったんだな、と思いました。

2015/01/03 20:25

投稿元:ブクログ

中学化高校に習った微分や積分のこと、意味もあまり分からずに時がたっていたのだけど、改めてその難しい概念を実感することができた。
文系だから、理系だからというくくりをやめ、文系だからこそ数学的な考え方を日々の生活の中に生かしたいと思い、最後まで読み終えることを一番の目標として達成することができた。
最初に述べたように、微分や積分は難しいので、今後数学本に触れることによって、さらなる理解を深めたい。

2016/06/27 23:15

投稿元:ブクログ

数学が苦手なので、計算部分はザッとしか読まなかったので全然わからなかったが、様々な事柄に数学が応用できるということがわかったし、理解できるようになれば面白いだろうなと感じた。
これから勉強して数学が出来るようになったら、もう一度、今度はしっかり計算部分も考えながら読んでみたい。

2015/02/11 18:03

投稿元:ブクログ

誰しも日常で数学を使っている以上、役に立たないわけがない。それでもあえて役に立つことを謳う背景には、普段使いがあまりにも当たり前すぎるからなのかもしれない。そういう意味で、実は「渋滞学に使えます」「宇宙ゴミの問題も説明できます」ということを教えてくれるこの著書は、数学慣れした人でさえも惹きつけるようだ。

2016/06/03 21:51

投稿元:ブクログ

http://www.kadokawa.co.jp/product/321406000024/ ,
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tknishi/

2015/02/26 08:57

投稿元:ブクログ

『渋滞学』がとんでもなく面白かった西成氏が、高校生に数学(学問)を世の中に役立てるという観点から講義して、数学に対する無味乾燥で冷たいという印象を変えてもらおう、という企画。
本の中身は、『渋滞学』の密度を期待していると肩透かし。質は決して悪くはないけれど、講義を再現するという手法なので密度が低くなってしまうから。
一方で、とんでもなく面白かったのは西成活裕という異才の生い立ちや生きる姿勢。トーマス・エジソンピカソとか、天才の子供時代のぶっ飛ぶようなエピソードと「学校という枠におさまらない」という点で引けを取らない。

本書より2箇所引用。

私は、渋滞の研究と同時に、無駄についての研究も行っていて、自分の研究の一部を「無駄学」と名付けています。(略)
しばらく考えているうちに、あることが無駄かどうかは、「目的」と「期間」を決めることで判定すればよい、ということがわかりました。(略」
「いつまでに役立つのか」、という期間を設定しないと、無駄かどうかは決められないのです。世の中無駄だらけ、という人は、この期間設定が短く、逆に世の中無駄なものなんて何もない、という人は期間設定が長いのです。(p.221-222)

これまで、理科系の人のほとんどは、何か機械が壊れたときに社会に登場するなど、社会の細部を分担する役割しか担ってこなかったように思えます。これからはそうではなく、細部ももちろんわかるけれど、全体も見渡せる人がどんどん出てきてほしいと願っています。
厳密さといい加減さの両方がわかる、人間臭い数学ができる人こそが、今の社会に本当に求められている人物だと思います。(p.235)

2016/08/12 06:48

投稿元:ブクログ

【数学の楽しさを優しく解説】
高校生に行った授業を書籍化したもの。数学がいかにして世の中の為にたつのか?という点を分かりやすく解説してくれている。

内容としては、著者自身が『渋滞学』を研究していることから、それについてとその関連についてが50%くらいを占める。高校生を対象としているからか、ある程度自分のやってきた軌跡、現状を伝えることが親近感をわかせ、理解しやすくなると思ったからだろう。

数学に苦手意識の持っている人は(私もその1人だが)、この本で社会でこんなに役立つ数学を学ばずにいるのは勿体無い!と思うキッカケになる一冊にはなると思う。

ただ、この本をキッカケに次の本、次の本…と読み進めていくことが重要なので、そこを忘れてはいけない。

2016/07/26 01:12

投稿元:ブクログ

面白かった。もともと数学は好きな分野だけど、こんな風に考えたことはなかった。日常のいろんなところに、数学。面白い考え方やな。

2015/02/27 10:33

投稿元:ブクログ

道具としての数学を道具として使うためにどのように頭を使えばよいかを考える.要するに,頭を使いなさい,ということです.

2015/08/17 20:37

投稿元:ブクログ

実社会のことがらをテーマにした数学の導入。高校生向け授業のまとめであるが高校生には難しそうだ。

カオスなどの非線形を線形に近似して解いてしまうため誤差が生じるというシミュレーションソフトの話や、複雑な現象を類型化によりシミュレーションできる可能性を持ったセルオートマトンの話が印象に残った。

2015/11/24 19:35

投稿元:ブクログ

現実に役立つ数式もありますが、基本的な数学の考え方を学ぶといった印象でした。数学に興味があるけれども苦手意識のある人にお勧めです。

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