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松田聖子と中森明菜 一九八〇年代の革命 増補版(朝日文庫)

松田聖子と中森明菜 一九八〇年代の革命 増補版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2015/01/13 22:53

投稿元:ブクログ

山口百恵の引退に始まって松田聖子と中森明菜を中心に蠢いた80年代のアイドル界がデータとともに浮かび上がる好著。

特に興味を惹かれたのは、作詞家・作曲家と歌い手との関係。網の目のように縦横する両者間の繋がりが面白く、彼らと歌い手とのせめぎ合いが数々の名曲を生んだと感じる。

時代分析に納得できるものはある程度あるが、甘い幸福を歌う聖子、不幸を歌う明菜というような切り口は、はたして妥当であるかどうかは疑問がつく。孤独と幸福、個人と社会のような紋切り型の用語を使えば、それだけ分析も限定されてしまう。あるいは、多用される革命だとか思想というような言葉は不必要な表現であり、どうにも古くさい。

著者の思考領域が、戦後民主主義ー新左翼ーポストモダンーニューアカの流れの枠内にとどまっているのは明らか。そこを超えた批評を読みたいが、まだ80年代論は早すぎるのだろうか。

2015/01/25 19:47

投稿元:ブクログ

1980年代の代表的なアイドル。松田聖子と中森明菜。80年代というのは、意味のない軽い印象の時代のように思われるが、今になっても口ずさむのは80年代の歌だ。自分もその時代のアイドルたちと同世代だからかもしれないが、わたしのなかでもきらめいているんだなぁ。青春時代、そこにはやっぱり歌があり、歌手がいる。必死で生きている歌い手がいる。時代をつくった歌い手がいてこその私の青春。ワタシは明菜派でしたけど、今になって、明菜も聖子もなかなかいいよね、と聞きかえしている。松田聖子と中森明菜。時代をつくった二人なのだとつくづく感慨深い。と言っていて、ワタシはもともと百恵派なんですけどね。

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