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みんなのレビュー37件

みんなの評価3.7

評価内訳

37 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

見やすいページ構成と大きさもGood!!です。

2015/08/22 10:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:株主 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1ページ1テーマで分かりやすい。見やすいページ構成と大きさもGood!!です。気楽に読める、すごい本です。こんな考え方があるんだと考えさせられる内容。わかりやすく学べます。意外と実用的なんでびっくり。とりあえず一冊取り寄せておけば、何かと便利、ヒントが手に入ると思う。
特に自分の不得意なジャンルについては有用と感じると思います。

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紙の本

どうした、フォン・シーラッハ?!

2015/08/22 03:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arima0831 - この投稿者のレビュー一覧を見る

読了後まず「こりゃイカン」と思った。
「だったらそうだって、最初から言えば済むことじゃんか」と、ついつい突っ込んでしまったのである。
あるいは「いったい何のためのこのストーリーなんだよ?」とも。

断片的なイメージやシーンには、美しいものも楽しいものも、鋭い痛みを感じさせるようなものもあって、作者独特の語り口は楽しめるのだが、それが全体の物語としての流れにまるでつながっていかない。謎が謎になっておらず、秘密も陰謀も深い思惑もなにもない。張り巡らされたように思えた伏線も、結局単なる叙述だったことが判明。
あれあれあれれれれ。

そもそもこれはミステリーではないのだ、ということなのかもしれないが、それにしたって話の展開が大雑把すぎるのだ。

章を色分けすることで、一つの大きな構造を狙ったと思しいのだが、それ以前に話の筋道がどこかに行っちゃったものだから、どんなに劇的な幕切れが来ても読んでいて「?」とそれだけなのだった。
そもそも法廷で明かされる驚愕の結末が・・・だ。
おーーーい!

最終章で描かれる、主人公の人間として普遍的な幸せの姿。
そこに行くためのプロセスだったのはわかる。
結論としては良い話で、そこは非常にこの作家らしくはあった。

短編を描く際の完成されたアプローチを捨てて、まったく新しい構図で新境地に臨んだのはわかるのだが、考えすぎて支離滅裂化したか?
あるいはそもそも長編に向かない作家なのか?

それともそう思うワタシの読解力が圧倒的に足りないのか?

後半出てくる偏屈ジジイ弁護士などは実にいい味を出していて、このジジイで一つシリーズをお願いしたいくらいだな、と思ったら続編があるらしい。エッセイも出るらしい。短編集も刊行予定だそうだ。

過渡期にあるならなんとか乗り切ってください、と切に切に祈る次第。
まずは口直しに次作を待つことにします。

次はバランスの取れた標準仕様できますように・・・。

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2015/01/20 12:01

投稿元:ブクログ

前半は作家としてのシーラッハ、後半は弁護士としてのシーラッハという感覚で読んだ。無駄のない文体は好みなので、前半は小説としての面白さを味わえたが、後半の弁護士登場辺りから徐々に見失っていったような。終盤のサプライズには呆れた。で、それを受けての着地は完全に「?」である。最終章はもはや別の作品としか思えない。嗚呼、読解力の乏しさよ。

結果はわかるが理由が皆目理解できない。多分再読しても同じことなんだろな。本国でも似たような書評家がいて安心した。深読みしようと努力したが、表の部分がどこまでかよくわかってないので、深読みもへったくれもないのよね。多分そんなに難しいことではないと思う。芸術家だから特別こうだ、という類のテーマでもないと思うのだが。

この作者は長編になると人間の本質部分が際立つ気がする。短編でも基本はそうなのだろうが、ページが少ない分、まだ小説として楽しめてるわけで。スリムな文体は好みだが、行間から読み取るテーマがハードになればなるほど、このスリムさは私にとって苦痛に変わるかもしれない。大きなしこりが残ってしまった。やだなあ、好きな作家だけに。

2016/09/10 17:28

投稿元:ブクログ

…いかん。図書館返却の期限に追われていたので、かなり斜め読みに読んでしまった。特に前半は、なんだかまどろっこしいような、情景描写が多いような気がしたので…。
それが後半になるとがらりと雰囲気が変わってくる。で、ほかの方のレビューを読むと、前半こそじっくりゆっくり読むべきだったのではないかと感じる。
なので…終わったときには「?」の嵐。感慨という感慨もあまりわいてこない…。
そして、いまこのレビューを書きながら、左手に表紙を見ると、この表紙はこうやって遠景から見るべきね、とわかったことは収穫。

2015/08/27 20:18

投稿元:ブクログ

『うらを見せおもてを見せて散るもみじ』良寛和尚の句わもシーラッハ氏はみせてくれました。
すごいや、人間は。
時間をおいてまた読みたい本です。
そうか…この表紙………

2015/06/05 18:32

投稿元:ブクログ

 この作家は謎に満ちている。しかし、この現役の刑事弁護士でもある作家が生きてきた舞台は法廷である。謎に満ちたできごとを真か偽かに切り分けてゆく論理と証拠の世界である。多くの法廷出身作家たちは、謎を切り分けることで真実を暴露させてゆく小説的快感を法廷ミステリー俗にいうリーガル・サスペンスに取り入れるのが常道だと思う。しかし、このシーラッハは一筋縄ではゆかない。

 刑事弁護士というよりもむしろ純文学作家のように見える。そのくらい際立った小説文章であり、描写力であり、推進力を持った作品をぼくらは今手に取っている。奇跡的とでも言いたくなるくらいの冷徹で選択的で妥協なき文体により、切り出されてゆく事象は、描写されていることを単に読み取るばかりではなく、なぜこの事象が選択されて記述されているのか? といった作品の裏に心が彷徨う。

 あらゆることに意味があるに違いないと思えば、交わされるような場所と時間。主人公は、あらゆることを色でしか理解認識できないという特異性を持つ。貴族の生まれだが没落し、城を売りに出し、彼は写真家として成功し、芸術の極みを求め、人生を彷徨する。彼が求めるものは何であるのか? 小説史上最も理解しにくい主人公と言っていいゼヴァスティアン・フォン・エッシュブルクという人間は果たして何者であるのか?

 作家は日本の読者に向けてのメッセージでさらに謎を深めて見せる。まるでそれすらもが小説の一部であるかのように。そして表紙のモノクロームの写真は、作者の提供した謎めいた女性の表情でありながら、小説で行方も正体もわからない被害者の少女を思わせる。現実世界に作品世界がじわじわと滲み出てくるような怖さと錯綜とを持っているのが本書なのである。それこそが禁忌(タブー)ではないのだろうか?

 インスタレーション。すべてが禁忌に挑んだインスタレーションと言える本であり、また主人公の物語内部で行われたそれであるのだろう。複層構造の現実と物語が鏡面のように反射して心に不確かさをもたらす。これは、読書の未体験感覚を味わいたい方に挑戦する作者の、激しく意欲的な力作なのである。 

2015/03/13 02:36

投稿元:ブクログ

共感覚がなんか関係あったのかどうかがわからない。うう。
日本の読者に向けたメッセージ、表紙の写真含めオモチロイ。

2015/06/14 22:52

投稿元:ブクログ

おおう……なんというか、前衛っぽい芸術映画をみたような読後感。
でもまぎれもなくミステリではある。

2015/03/25 14:13

投稿元:ブクログ

前半はまるでミルハウザーの「アウグスト・エッシェンブルク」のような物語で、後半はツヴァイクの「チェスの話」を彷彿とさせる。そしてやっぱりシーラッハらしい法廷劇で幕を閉じる。芸術?心的外傷?それとも愉快犯?いかようにも考えられる彼の動機が人の心の奥深さを感じさせる。共感覚という彼の特殊な知覚能力が、インスタレーションによって刺激され、心の内にある何かを呼び覚ましたのだろうなぁ。やはりシーラッハの作品は独特で面白いな。

2015/03/09 13:13

投稿元:ブクログ

始まりがあっていきなり結果がある。その間にあるものは……?
ミステリーとしても上質であり、法廷ものとしても読ませる。

「悪」「罪」「裁き」という概念があまりにもあいまいで、それらすべてが人間の中にある一続きのものなのだと痛烈に思わせる。
それがどこか救いに感じさせるところが、この著者のすごいところ。
人間の極限の状態を見つめ、何らかの裁定を付けなければならない弁護士という職業ゆえなのだろうか。

とはいえ、この著者の人間観がとてもいい。
「日本読者へ」というエッセー、訳者によるあとがきも読みごたえがある。

2015/02/04 22:00

投稿元:ブクログ

全体がまるで「だまし絵」のような作品。
一体これは何なのか?
トリックのヒントはそこら中にちりばめられているのだが、だからこそかえってわからない。
ただのミステリでなく、哲学的で、ほんとうに独特。
評価はわかれそうだ。

2015/03/19 18:41

投稿元:ブクログ

どう言えばいいかぁ。。。。悩んでます。
シーラッハ・ファンとしては、新たな氏の文章に触れられて喜ぶべき?いやぁーーーー困った。
これまでの3作のノリではなかったので、途中で断念しそうになるくらいだったけど、後半やっと馴染んだ文章がでてきて一気読み。うぅ~どうしよう。正直、楽しめなかった。

2015/06/01 18:06

投稿元:ブクログ

共感覚・チェスの自動人形・サディズム・写真・「罪」とは何か・家族や恋人との愛憎・存在の曖昧な女…ちりばめられたピースは、結局カチッとはまらない。全体に何が描かれているのかも見えない。なのに面白くて読んじゃうのはなぜ?

普通ならこれは伏線だなと意識される描写が、ことごとくどこかに漂って行ってしまう。なんとも頼りない感覚が、どういうわけか刺激的だ。弁護士が登場する中盤、やけにわかりやすくなり、やはり最後はすべてが収束するのかと思えば、全然そうではないのだった。

アーティストのインスタレーションが苦手、というより、よくわからない。それって何を表してるの?何のため?などと言うのは野暮なのだろう。芸術家がみな主人公のゼバスティアンのようだとは思わないが、造型に妙な説得力がある。

2015/05/28 22:15

投稿元:ブクログ

いるいる。こういうアーティスト。
一見しただけでは本質が見えず、けど惹きつけられて止まない。
テーマを二重三重に覆い隠し、なのにそれをとんでもない手段で世に送り出す。
シーラッハもまた。
こちらは好きか嫌いかだけでいいのだ。

2015/02/14 12:09

投稿元:ブクログ

二回読んでも分からなかった方もいたそうで、自分もそちら
何故そんなことをしたのか全く分からなかった

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