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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.4

評価内訳

32 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

歴史から学ぶ防災の知恵

2015/01/04 11:16

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

磯田氏は、東日本大震災を直接のきっかけとし、各地の過去の諸災害の被害状況等を古文書で発掘し、今後の防災に活かす研究を重ねています。本書は、こうした研究の成果として、朝日新聞に連載された自然災害にかかる歴史エッセイの新書化です。
 第1章は秀吉と地震、第2章は宝永津波と富士山大噴火、第3章は山津波(土砂災害)と高潮、第4章は幕末史と災害、第5章は磯田氏のご先祖様や森繁久彌が遭遇した津波からの教訓、第6章は東日本大震災からの教訓という構成でした。自然災害が多発する日本では、災害の記録が古文書に克明に刻まれています。先人たちが、後世のために遺した災害の記録や過去の痕跡を無視し、経済合理性を優先してきた現代人の驕りが、被害を拡大させていることが、良くわかりました。
 一方、二つの大地震が豊臣家や徳川家の命運を左右したこと(第1章)、安倍清明が津波を封じた塚の話(105ページ)、土御門家(清明の子孫)が地震を予知した話(132ページ)、藤田東湖は母を助けるために圧死した(147ページ)等々興味深い史実も多く語られていて、たいへん面白かったです。
 とにかく、磯田氏の著作は史料・古文書に裏打ちされていますので、説得力や安心感があるというのが、あらためての私の読後感です。

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紙の本

天災から日本史を読みなおす

2015/11/11 21:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どらえもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

歴史からいろいろなものを読み取る方です。下級武士の家計を扱った「武士の家計簿」は、映画になりました。日本の各地で起こる地震は、予知がなかなか難しいですが、過去の歴史をたどってみると、同じような地域で起きています。津波が来た場所は、現在にも生きていて、震災の時、ここは津波が来るということで、塩入とか、入江、汲み上げ、沢、谷、出水とかが残っていますが、全て水にかかわることで、水がでます。地名からも地形が読み取れます。著者は、古文書が好きで見るとわくわくしてくるという。とても分かりやすく、現代に忠告している古代のメッセージが書かれています。

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紙の本

災害史の重要性

2015/01/26 18:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夢の巣 - この投稿者のレビュー一覧を見る

新聞連載の頃から注目、出版を待ちかねていました。
連載とは記事の順番が異なり、また一部加筆・修正・削除もありますが、全体的にはほぼ同じ内容です。しかし、改めて読みなおしても興味深く感じられました。

「人は歴史から何も学ばない」という言葉があるそうですが、地震・津波・土砂崩れなど天災の歴史からはぜひ学ぶべきです。文明がどれだけ進もうとその重要性には変わりないと、本書からよくわかります。
また、歴史を災害との関連性から検討すると、新たな一面が見出されるということも学ばせていただきました。

研究とはいっても、一般向けに平易で読みやすく書かれており、決して難しくはありません。多くの方にお薦めしたい良書です。

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紙の本

エッセイスト・クラブ賞受賞の先人に学ぶ防災

2016/06/26 13:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mabo- - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本の古文書を手掛かりとした地震、津波、火山噴火、山津波などの記録の
探索行。
推理小説風の叙述でぐいぐいと引き込まれる。
古文書の記録も現代人に解読可能に注釈され、その内容には著者と同じく
読者の涙も誘う。
防災のために強い印象が残る好著である。

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紙の本

古文書を現代に「売れる」言葉へ仕立てる巧さ

2015/07/29 23:25

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tadashikeene - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHK-BSプレミアム「英雄たちの選択」の進行役でおなじみの磯田道史氏。本作で日本エッセイスト・クラブ賞に輝いた。古文書から歴史の伏流水である人間の営みを汲み取り、現代人の心根に響く視点を提示する才能は稀有。

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2016/02/11 20:21

投稿元:ブクログ

地震、台風、津波、土砂崩れ……。
史料から読み解く、かつての天災の光景。
そこから考える、日本のこれから。

思えば、日本というのはこういった史料に恵まれた国だ。
早くから紙が普及し、識字率も性別に関わらず高かったことから、伝え遺す情報が多いことは本当に幸運なのではないかと思う。

しかし、どれほど貴重な教訓が遺されていても、それを重用しなければ意味がない。
この新書の中でも、地名から想像出来る被害を考えずして、重要な施設を建てていたりする。
財政的に、そうするしかない場合もあるのだろうけれど、いつ起こるか分からない恐怖より、いつ起こるか分からない無謀に走ることが人間は多い気がする。いや。科学技術の進歩が、人間に全能感を与えているのかもしれないなぁ。

耐震、防火、防潮。100年も前とは比べものにならない技術力を我々は手にした。
けれど、その代わりに起こる人災もある。
知らないことを他者のせいにせず、自ら生き延びる情報を得ようとする姿勢が必要なのではないか。

こうした文献を、蔑ろにしてはいけないと強く思わされた。

2015/07/18 07:14

投稿元:ブクログ

教科書を見ても、日本史の通史を見ても、地震に関するエピソードは関東大震災しか見当たらない。歴史を学ぶ人が参考にするテキストには、震災や台風、津波によって歴史が何らかの影響を受けているという視点がないように思えて仕方がない。

そんなことを思っていたらこの本を図書館で見つけました。
前田利家の娘が亡くなった伏見の地震が秀吉政権を弱らせたという説は新鮮でした。

でも、読後ひしひしと感じたのは、過去の(それも古代中世も含んでまで)震災の記録があればきちんとひも解いて、当時の状況を知ること、犠牲者を出した原因や生死の境目は何だったのかの分析、その土地の特徴を知り、対策を立てることがホントに重要だと思ったのと、学校でも地元で過去にどんな災害があったのかを子どもたちにしっかりと教える必要性があると思いました。そしてサバイバルの知恵を身につけさせることが大事ですね。

本書後半の被災者の記録は思わず涙してしまいます。

こういう研究をしている学者さんって珍しいので磯田さん是非頑張ってほしいです♪

おまけの感想ですが、当初の目的と読後の感想がズレていった自分の感覚につい笑ってしまいました。

2015/06/26 06:20

投稿元:ブクログ

「災害を考える」と言えば、何か“理系”な科学という印象が強いが、「過去の記録を紐解いてモノを考える」という歴史学のような「文系の科学」というのも大切であるような気がした。

とにかく非常に興味深い一冊だ!!

2015/07/10 00:18

投稿元:ブクログ

地震、津波、高潮、土砂崩れと、多くの災害に見舞われてきた日本には、その克明な記録が残されている。古文書を紐解けば、過去の災害がどのような規模だったか、同じ被害を繰り返さないために何に注意すればよいのか、多くの示唆が得られる。

地震や津波、富士山の噴火では前兆と考えられる現象が観測されていた。地名や神社の場所には、過去の災害の刻印が隠されていた。悲劇を生き延びた人々が残した戒めが、後の世の人々を救った例も多い。近世の災害や東日本大震災での事例も含め、今後も災害と向き合っていかなければならない日本人が、覚えておくべき多くの教訓が残されている。

2014/12/20 23:05

投稿元:ブクログ

<目次>
第1章  秀吉と二つの地震
第2章  宝永地震が招いた津波と富士山噴火
第3章  土砂崩れ・高潮と日本人
第4章  災害が変えた幕末史
第5章  津波から生きのびる知恵
第6章  東日本大震災の教訓

<内容>
朝日新聞be連載の記事をまとめたもの。磯田先生の本はとても読みやすい。なぜだろうか?
日本史上の自然災害の歴史を得意の古文書解読の成果で丹念に拾い集めている。勿論、きちんと調べ論文にしている学者も多くいるのだろうが、この読みやすさのせいで、この本を読んだより多くの人に、過去の災害の歴史から学ぶことの多さに気づかせることが出来ると思う。
そういう意味で、タイトルがストレートなのだが、正鵠を射たタイトルで手に取ってもらいたい。

2015/06/10 05:49

投稿元:ブクログ

著者は,『武士の家計簿』を書いた磯田道史氏。石川県人である私は,こちらの方を先に知っているので,「なんで,この先生が,こんな本を書くの?」と思ってしまった。
このあたりのことについて,著者は,あとがきで簡単に触れている。
「しかし,その間も常に災害史のことは頭にあって,武家文書の調査をしていても,地震や津波の資料があれば収集しておくことを20年間続けていた。本書はその積み重ねの成果である。」
なるほで…である。
寒川氏の著作とは,またちがう視点で,過去の地震や津波災害を捉えていて,おもしろい。もしも,あのとき,あの地震が無かったら,歴史はちがう展開になっていたかも知れない…と思う箇所もあった。
ただ,他の人がレビューでも書いているように,後半は,「先人に学ぶ防災」という感じになっていて,ちょっと「日本史を読みなおす」とは言えない内容だ。
でもでも,それもまた大切な情報であり,今後,私たちが「なぜ歴史を学ぶのか」を考える時の1つのヒントを与えてくれる内容であることは確かだ。
最後に紹介されている岩手県普代村の防潮堤と和村村長の話は,明治の話であるだけに,とても身に染みた。

2017/03/31 02:13

投稿元:ブクログ

古来から日本人は天災による被害にあい、その記憶と記録を残してきた。残念ながら、のど元過ぎれば熱さ忘れるのが人の性だけれども、本書のように後世に記憶と記録を伝えたい。

2017/03/24 16:07

投稿元:ブクログ

日本で生活する以上、地震、津波、高潮、土砂崩れ等の災害リスクに備える必要があることを歴史が証明している。

2014/12/31 16:01

投稿元:ブクログ

2014年12月読了。
できるだけ多くの人に読んでもらいたい本。
「日本史から天災を読みなおす」でもいいのかも。

2015/11/25 09:20

投稿元:ブクログ

天災に備えるための歴史的な記録がこんなにも、それも日本各地にあったのか。磯田さんの執念に敬服する。大変に読みやすい。

・クローチェ:すべての真の歴史は現代史である
・「捨て足軽」西洋への自爆攻撃を組織的に準備した最古の事例は、佐賀藩・福岡藩の可能性がある。

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