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羊の歌 わが回想 改版 続(岩波新書 青版)

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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5 件中 1 件~ 5 件を表示

2011/05/10 19:56

投稿元:ブクログ

[ 内容 ]
すべての自由を圧殺していた軍国主義は、一九四五年八月十五日突然崩壊。
著者は本郷の医学部にもどり再び研究生活に入る。
やがて戦後文学の出発となった「一九四六年文学的考察」の発刊、フランス留学、アジア・アフリカ作家会議への参加と著者の足跡は広がり、折から起った日米安保条約反対の大運動はすべての日本人を巻きこんでゆく。

[ 目次 ]


[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

2013/03/17 09:04

投稿元:ブクログ

 久しぶりの加藤周一氏の著作です。
 だいぶ以前に「羊の歌」は読んでいるのですが、本書は、いつかは読もうと思っていた「続編」です。
 本書での加藤氏の回想は、「終戦直後の東京の風景」から始まります。この終戦直後の東京の風景は、その後の加藤氏の思想の原点を規定するものだったようです。
 本書では、加藤氏がヨーロッパで暮らしていた頃のプライベートな交流の様子も詳しく語られています。また、医者の道を捨て、文筆に生きることにした瞬間も明らかにされています。そこにはやはり“戦争”がありました。
 時々思い出したように読みたくなるのが加藤氏の著作です。

2011/08/05 00:00

投稿元:ブクログ

展示期間終了後の配架場所は、1階 学士力支援図書コーナー 請求記号:910.268//Ka86//2

2014/12/31 22:11

投稿元:ブクログ

下巻では、太平洋戦争の終結から、3年にわたるフランスへの留学を経て、日本に帰国するまでが語られています。

京都に一人の女性を残してヨーロッパに留学した著者は、フランスで華々しく活躍する芸術家や詩人たちとの交流を通じて、新しく精神の洗礼を受けます。やがて帰国を決意したとき、著者はもはや、京都の女性と生活を共にすることはできないと悟っていました。

やや私小説的な展開があり、また著者のヨーロッパ体験についての叙述も読み応えがあって、楽しめました。福沢諭吉の『福翁自伝』には及ばないかもしれませんが、我が国の自伝文学の傑作の一つに数え入れられるのではないでしょうか。

2012/01/11 00:05

投稿元:ブクログ

前編に比べてより専門的な叙述が多く、理解できない部分が多くあったが、逆に印象深くとても共感できるところもあった。

決して傲慢ではない、深層に秘めた強い加藤周一の主張が、色濃く出ている作品。まさにそれは「未年に生まれた」ことに起因した個性なのだろうか? 年男である自分の人生も考えさせられる一冊。

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