サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料(~1/31)

1,000円以上3%OFFクーポン(~1/19)

hontoレビュー

でんでら国

でんでら国 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

2015/12/03 09:19

投稿元:ブクログ

幕末老人エンタテインメントとある
深刻な問題をはらんでいるのに痛快で楽しめた
老人たちの桃源郷
厳しい現実を闘いつつ
≪ 百姓の 気概をみせて 姥捨ての ≫

2015/03/14 21:34

投稿元:ブクログ

ここまで上手く行くだろうか ってところは端々にあるけどそれは杞憂に近いことなのかもしれず、一度死んだと心構えした人達のある種の諦めを見越しての敢えての仙郷なのかもしれない。
隠田と武士と農民よりも、狼をめぐってのやり取りのほうが現代に通じる対話だった。

人間誰しも老いるのだなあ。

2015/05/26 07:56

投稿元:ブクログ

2015年1月刊。書き下ろし。始まりからぐいぐいとひきこまれました。楽しく面白いお話です。小松左京賞受賞は伊達では無いです。

2015/04/25 08:58

投稿元:ブクログ

 『でんでら国』平谷美樹    小学館



今度こそ、姥捨の話…?(笑)と思うのですがまたまた驚く様な物語設定に一気読み。



時は幕末。士農工商といえども、厳しい年貢米の取り立てで、飢饉になれば飢え死にしたり、間引きが絶えない農民達の暮らし。ところが陸奥の国の、八戸藩と、南部藩に挟まれた小国、戸館藩の「大平村」だけはそれがない。その為、この村では食い扶持減らしの姥捨、「棄老」をしているとの噂が立ち、「大平村」は周囲の村から忌み嫌われている。



ある時、南部藩から御用金の調達を命じられた戸館藩は、五千両の御用金を捻出する為に、大飢饉の際損耗届けを出さずに年貢を納めた大平村に隠田がある事を疑い、役人を村に寄越して調べさせることに。今で言えば、マルサのお役人である。死罪に当たる隠田の重罪と、姥捨の疑いに、村人達はどう対処するのか…?



始まりは、しんみりと時代小説独特の書き出し。時代物を読むのは久しぶり…と読み進めるうちに、話はどんどんトンデモナイ方向に。いや、面白い事に。(笑)幕末、痛快、老人エンターテイメント!武士 VS 百姓のバトルファンタジー?時代劇コメディー映画を観るよう。何だ何だこれは、と夢中で読み進めるうちに、不思議と元気が出てくる、年取る事が怖くなくなる自分。長生きしたら、「でんでら国」、行ってみたい。

2015/04/16 11:02

投稿元:ブクログ

陸奥の国、八戸藩と南部に囲まれた2万石の小国外館藩大平(おおだいら)村では60歳になるとでんでら国へと旅だって行く。
老人たちの生き生きした姿、共同体としてのあり方、山伏や野狗手とのつきあい方、百姓の地に着いたたくましさ。欲を出す老人も居てご愛敬ですが、幕末の東北を舞台に、老後を考えさせつつも、なにより痛快な物語が展開します。
視覚的にも面白いです。現代に通じるテーマなので、是非映画にしてほしい!

2015/06/22 07:59

投稿元:ブクログ

姥捨て、隠田、飢饉、老人介護等、暗い題材を扱いながら、痛快老人エンターテイメイントになっていて、一気に読んでしまいました。

老人だけの「でんでら国」では、呆けたからといって疎ましく扱われる事なく、また明らかに失敗しそうな作戦に固執する老人に、苦笑しながら「そこまで言うなら、好きにすればいい」「好きにするさ」と大らかな世界が印象的でした。
ちょっと、老人に体力がありすぎる気がしますが、エンターテイメントなのでまぁ良いかな。

最後まで、侍は自分勝手に書かれています。「でんでら国」(百姓)には、もっと完全勝利を手にして欲しかった。

山に住む猟師の一団、「野狗手(ぬくて)」の狼使いの少女、鰍(かじか)と、人も獣も殺すことを何とも思わない、やり手の狼獲(おおかみとり)小五郎のやりとりに考えさせられました(P-351)

(鰍)
「狼が減れば、鹿、青鹿、狐狸の類が増える。それらが増えれば、今度は田畑を荒らすようになる」「狼獲は、狼を獲れば銭がもらえる。民百姓どもも同じだ。そのために狼は際限なく狩られ続けている。人が食うために獣を狩るのはよい。肉を腐らせるほどには獲らぬからだ。だが、農作物を守るという名目で獣を狩れば、狼狩りと同様に際限がなくなる。猟師ばかりでなく民百姓まで、銭のために獣を取り尽くす。政を司る者ならば、そのあたりの人の欲というものをよく考えよ。」

(小五郎)
「生きるための殺生は許される。ならば、人が生きるために行っていることの結果、狼が我らに撃ち殺される事は、許されよう。狼が減ってほかの獣が増え、田畑を荒らすならば、その獣も撃てばよい。それも許されるはずだ。そして、獣の生き方が異なるのと同様に、人もまた獣と違う生き方をする。美味い物を食いたい。今より少しは楽な暮らしがしたい。そのために森が伐られ、山が削られるのだ。そして、いずれ狼はいなくなる。野狗手は消える。狼獲もまた姿を消す。それは人が生きていくために行ってきたことの結果だ。許されることであろう。それに、百姓は猟師のことを慮ることはない。職人は百姓のことを慮ることはない。商人、侍も同様だ。己に降りかかる不幸以外は、他人事なのだ。だから狼は滅びる。そして野狗手、狼獲も滅びる。お前がさっき申したように、狼が滅びたことが遠因で己に不幸が降りかかって、初めて人は慌てる。そういうものだ」

2015/02/19 22:34

投稿元:ブクログ

この話を読むと
60歳の方が
ほんの若造に思える。
大活躍。
棄老の噂のある村と
棄老しただけでは
飢饉の年に税を満額納める額には
ならないと気づいた侍たちとの
知恵比べ。
二転三転どこまで転がるか
おもしろい。
かたづの!の舞台のおとなり。

7 件中 1 件~ 7 件を表示