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艶の湯にようこそ 書き下ろし長編官能小説(竹書房ラブロマン文庫)

艶の湯にようこそ 書き下ろし長編官能小説 みんなのレビュー

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紙の本

安定した作風なれど読み方によっては物語の着地点に若干の違和感を覚えるかも?

2015/01/04 19:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

美野作品を語るにほぼ必ずイメージされる「官能ラヴコメ」な要素は今回もまずまず健在。コミカルな面はむしろどんどん進化しているようで、本作もまた笑える作品に仕上がっている。ヒロインからの、とりわけ一番最初の誘惑アプローチが安直に感じるのは今や美野作品ではお馴染みということで、その後に続く物語が面白いために半ば気にならなくなるのと慣れればそれなりに……ということにしておきたい。余談だがタイトルは「艶の湯(あでのゆ)」と読む。

今回は銭湯を舞台にした物語として3人の熟女が登場し、これに主人公の元彼女を加えた4人体制。キャラで言えば奔放で積極的な2人にお淑やかな1人と初心な1人といったところか。傾いた銭湯を立て直すサイドストーリーもあるが、メインはヒロイン達との恋の珍道中であろう。と言っても熟女達は揃って男運が乏しいために「逃げられトリオ」と揶揄されており、主人公とは心がある程度満たされればあとは体メインなところもあったりする。そこに途中から元彼女が舞い戻って来て……となるのだが、ここで修羅場になるか?というところを熟女達の手練手管で形勢逆転する面白さが加味されていた。そんな形で元彼女も取り込まれて結局は4人の女性を相手にさせられる主人公である。

官能描写は総じて良い。献身的なご奉仕があったかと思えば軽い緊縛で主従逆転させて秘められたMっ気を開花させたり、そうかと思えば姉御肌な熟女にはいいようにされていたり、元彼女とは毛色の異なる形だったりと、ヒロイン達のキャラに則したバラエティ豊かな情交場面が多く見られる。

ただ、「逃げられトリオ」の存在感が強過ぎるのか、話の本線をやや霞ませている印象もあり、結末へと至る流れがクライマックスとしては相対的に弱く感じたのは少し勿体なかったかもしれない。とりわけ熟女達の誰かに肩入れすると読後感も少々複雑なものになり兼ねない。

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