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hontoレビュー

道化師の蝶(講談社文庫)

道化師の蝶 みんなのレビュー

文庫 146(2011下半期)芥川賞 受賞作品

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みんなのレビュー23件

みんなの評価4.0

評価内訳

23 件中 1 件~ 15 件を表示

2015/01/27 20:13

投稿元:ブクログ

文庫化されたので再読。
表題作は氏の作品としてはかなりわかりやすい構成で読みやすいように思う。入れ子がぐるぐる回っているところに、ひらひらと蝶が舞う。やはり三章の手芸や料理に例えられたやわらかい表現が好き。
「松ノ枝の記」は以前読んだ時よりしっくりきたように思えた。あと三回くらい読めばもっと馴染んで理解が進むかも知れない。折を見て再読したい。

2015/04/28 00:09

投稿元:ブクログ

読みながらやはり、オーソドックスな小説を読むときとは違った部位を使いながら読んでいる感じがした。発想が理系的で、演繹的な書き方をしているために新しいと感じる部分があると同時に、いちばんわかりやすい部分でいえば語彙の選び方など、無理に文学文学しようとしてかえって古めかしいと思われる箇所もあった。読みながらずっと、「不思議の国のアリス」を思い浮かべていて、本作を読むのが日によって苦痛なのはなんでだろうと考えていたら思い当たった。笑えないからだ。

2015/01/27 19:23

投稿元:ブクログ

私の読書力では完全には読み切れなかった感じがします。186ページしかない文庫としても薄い本なのに、何か特殊な技法で文章が無理矢理詰め込まれてるんじゃないかと思えるくらい、内容が濃いです。
何気なく読んでいると、物語としては当たり前の「わたし」という人称が心許なくなっていきます。ともすると煙に巻かれている感じすらありますが、うっかりすると現在位置すら見失う、そんな感じがあります。
この本は、いつかじっくりと再挑戦したいです。

2016/04/01 18:49

投稿元:ブクログ

『屍者の帝国』を除けば、『Self〜』『Boys〜』に続き自身3作目の円城作品。体としてSFではなく文学を取っている円城作品を読むのは初めてだったが、なるほど、同様のテーマでもこういう描き方ができるのかと。掴みどころのない文章で、どこかわかったようなわからなかったような読み心地は健在なのだが、しかしどうしてこれが美しくも思える。

2015/10/09 23:22

投稿元:ブクログ

言語の自動生成的お話を書くと、円城氏はほんとうまいな。
それに加えて円環構造が幻想文学感を付加していて良い。
ボルヘスやエーコに通じるものがある。

2016/09/09 21:52

投稿元:ブクログ

稀代の奇妙な作家が紡いだ文章の中で架空の蝶が舞っている。
言葉ってなんだろう。
言語ってなんだろう。
文学は。
物語は。
伝わっていくものは。
本の中にはこんな話があるし、本の外にはこんな話がある。
外側へ外側へ。でもそこはまたどこかの内側で。

2015/03/30 21:34

投稿元:ブクログ

翻訳。
日本語の文章なのに意味がわからない。
それでも癖になる言葉選びのセンス。
自動文章生成機感。

2015/05/23 19:03

投稿元:ブクログ

主語が章ごとに入れ替わり迷いが生じるが、この世界観は好き。道化師の蝶も良いが、松の枝の記の方がより好みかな。

2015/01/19 09:53

投稿元:ブクログ

文庫化を待ってました。芥川賞受賞の時は難解そうだとスルーしていたが、円城作品にある程度慣れた今ではとても面白く読めた。表題作より「松ノ枝の記」の方が好みかも。中編小説なのにSF大作を読んだかのような余韻が残った。

2016/01/29 16:55

投稿元:ブクログ

わからない、けれど心地よい。
→http://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-11977947322.html

2015/03/20 12:47

投稿元:ブクログ

受賞を機に読んでみる。

読んでいて響きが美しいと感じるのに、
驚くほど自分の中に理解を構築していけない。

言葉を楽しむラップを理系感覚で文学に詰め込んだ漢字と言いましょうか?
理解するのでなく、言葉を味わう感覚で読む一冊なのかな?

読書会ならず、鑑賞会を開いてみたいと感じる一冊。

2015/04/27 21:00

投稿元:ブクログ

小さなムラを形成していく時代に逆行するのかなぁと考えさせられた。距離ではなく、興味というくくりで。
何か特定のことをしてる時にだけ分かる本て、特定の興味を持つ人間にしかわからないという風に解釈したからだ。
それを解釈しようとする行為は、日本語で書かれていても異文化交流のような気持ちだ。

あと、オブザベースボールを以前読んだけど、円城さんが万人受けしないような書き方をするのがこの本を通じてわかった気がする。

2015/06/05 11:34

投稿元:ブクログ

非常に面白かったが、難解で、何が面白かったのかを表現するのが難しい。主題が言葉や物語それ自体の性質について深く言及していて、語りの構造自体を巧みに利用したトリックがふんだんに盛り込まれていたのが面白かった。解説もまた良い。

2015/02/21 01:53

投稿元:ブクログ

何を言ってるのかよく分からないのに文字を追うのが気持ちいいのは、
やっぱり言葉の一つ一つを、音の一つ一つを慎重に選び取っているからなのだろう。
それでいてそういう過程を少しも感じさせず、むしろ
自らが自動筆記プログラムそのものであるかのように振る舞って見せているあたりが、人間業とは思えない。
いや、もしかしたら本当に、そういうプログラムなのかも。

もう、その人が実際に小説を書いているところを見なければ、
「円城塔」という人間の存在すら僕は信じられない。

2015/12/29 16:40

投稿元:ブクログ

個人的には、非常に脳を揺さぶられる感があり、とても楽しめた。時空を飛んで、鏡の中を行き来するようなそんな錯覚を覚えるような、話の展開。年に一冊くらいこんな本に巡り合えたらどんなにか楽しいか。良作だと思いました。

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