サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料(~2/28)

修正:【HB】丸善丸の内本店×hontoブックツリーが贈る あの著者が選ぶ『テーマで読む5冊』:ポイント5倍キャンペーン(~4/4)

hontoレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー1件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示

2016/12/23 22:43

投稿元:ブクログ

2015年刊。著者は元日本国有鉄道職員。

 ダメージ・コントロール、略してダメコンを定点視座に、日本海軍艦艇の帰趨と建艦技術思想を開陳する。なかなか目にしないテーマであって興味深く読める作だが、米国艦艇のダメコンの具体的な実例を開示せず(できず)、比較視点が欠如する点は、この種の書の限界を感じずにはいられない。

 さて、日本海軍のダメコンに関し、全く配慮していないわけではないが、組織面・人材面、そして技術面で独・米に見劣りすることは読み解けそう。
 特に実例が挙がる独海軍の凄み。それは、例えばジェットランド海戦の展開と帰結に見ることができる。
 同海戦では、艦艇数で英軍に相当劣りながら、これを個艦防御力の高さで戦術的に互角以上の結果に持ち込んだ戦いだ。
 また、それをさらに洗練させたWWⅡ期の独戦艦ビスマルク。たった一隻で多数の英国艦隊と砲火を交え、長時間戦線を維持した(結果沈められたものの、撤退できた可能性も充分あった)こともそれに相当しよう。

 一方の米軍。WWⅠの戦いで、いわゆる艦隊戦に遭遇することはそれほど多くなかったが、ジェットランド海戦の戦訓に丁寧に学び反映させた点は、そして真珠湾戦後にそれを洗練させた点は、米戦闘機の防御思想とも通じ合うところ。
 このように各国の建艦思想がダメコンにも影響する点は興味深いところ。

 では日本はどうか?。①平賀譲の悪影響と②他国の戦訓を学ばない(学べない?)点、③自国の敗戦の徹底分析の不足が読み取れそうだ。
 ちなみに空母翔鶴が「傷だらけの英雄」とされたほど被害担当艦となったものの、逃げ延びた海戦が多かった。もちろんそれには理由がある。本書の書く翔鶴の構造ならば、他空母(大鳳等の後継は除外)より高いダメコンレベルを有していたからという解釈も可能だからだ。
 逆に、赤城他ミッドウェーで沈んだ4隻の空母は、勿論、翔鶴には見劣りする。ところが、それは僅かな違いでしかなく、翔鶴並みの装備はさほど困難ではない。もしも、かような改装がなされていれば、ミッドウェーも違う帰結が招来したかも、との可能性も思い致し得る。

1 件中 1 件~ 1 件を表示