サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料(~2/28)

【HB】丸善丸の内本店×hontoブックツリーが贈る あの著者が選ぶ『テーマで読む5冊』:ポイント5倍キャンペーン

hontoレビュー

男性漂流 男たちは何におびえているか(講談社+α新書)

男性漂流 男たちは何におびえているか みんなのレビュー

新書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー22件

みんなの評価3.8

評価内訳

22 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

面白く読めました

2015/03/24 15:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在を生きる男性の抱えている問題として、婚活、仮面イクメン、介護シングル男子、更年期、リストラ・非正規などなど、これらが全ての問題ではないと思うが、本として面白く読めました。女性と違って声を発することの少ない男性が感じ、考えているだろうものを、本として出版してくれた筆者に応援を送りたいです!
ただこれらの問題は男性に限らず、女性も同時に体験している社会問題だと思う。この本を読んで、日本人の真面目さ故に、そして世間という見えない圧力、「空気を読む」などというものが、昔も今も追い詰める原因のように感じた。イクメンや婚活なども少子化から政府の主導的押しつけが感じられる。左右されたり空気を読んで従うのではなく、それぞれ自分という意思をしっかりもって、繋がりをもち、家族や人との関わりを下手でも大切に持つ、など人間として素朴なことが一番切り開く力を与えてくれるように、思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

5時に夢中で紹介されていて購入しました!

2015/08/28 14:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シマコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

5時に夢中で中瀬ゆかりさんが紹介していたのを見て購入しました。
1日で読了。おもしろい…
駅で毎日見るワイシャツの洪水がなんだか愛おしく感じられるようになります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2016/03/04 20:02

投稿元:ブクログ

たくさんの男性を十年ぐらいの長い期間追跡調査しながら,社会の傾向とリンクさせ,男性の社会の中での問題に迫っている.そっくり女性に置き換えてもいいところも多い.また立ち直るきっかけに,妻の力が結構あったのが印象的だ.

2015/06/26 00:29

投稿元:ブクログ

結婚がこわい、育児がこわい、介護がこわい、老いがこわい、仕事がこわい…って、怖がりすぎだろ!と若いころの私ならば飛び蹴りの2~3発でもかましたくなるところで、今の私だって、飛び蹴りとは言わずとも、回し蹴りの1発くらいはお見舞いしたい気持ちになる…のは目次まで。
中身を読むと、「そんなことこわがってるなんて甘い」とはとてもじゃないけど言えず、そういうことってあるよね…とその「こわさ」をまじまじと見つめることになる。
男性の老いに対するこわさとかも、なんかもう女性からすると、そんなことを考えてるのね、と、もうこれはカラダのつくりの違いからくるものなんだろうけれど、新たな発見というかなんというか。
女性の方が、こういった問題について「友達となんとなく愚痴を言い合って、解決した気持ちになりつつ、日々を乗り切る」みたいな術を持ち合わせてきたように見えて(コレまでの時代、育児がこわいとか、介護がこわいとか言ってる場合じゃなくて、女性(嫁)が担うしかなかったってのも大きいのかも)、それを苦手とする男性たちが、これからどうこれらの問題と向き合い、解決していくかってのは大きな問題なんだろうなと。

ともあれ、ここで語られている問題の裏側には、「育休世代のジレンマ」で取り上げられていた女性側の問題もあるよねというのは色々感じられて。だって、育児がこわいっていってた旦那さんの、仕事を辞めて専業主婦になった奥さんの「ダンナの仕事のために辞めたわけじゃない。自分の仕事にやりがいを見出せなくなったから辞めた」って、それまさに育休世代のジレンマっていうか、マミートラック?まさにそれよね、なんて。

数多くの男性を、かなり長期間にわたって取材し続けた本書は、密度も濃いし、文章も面白い。女性たちの悩みの裏側で、男性は何を考えているのか。これからの時代、「育児と仕事の両立」を本当に実現するには男性の意識改革がカギだと思っているのだけれど、その男性たちも悩みを多く抱えているんだよね、という当たり前のことに気づかされた。たぶん、これまた当たり前だけれど、私たちが協力し合えることは多いはずなんだ。そうして世の中が少しでもいい方向に、多くの男性が多くのことを怖がらなくて済む世の中に、なることを祈って。

2016/04/30 16:56

投稿元:ブクログ

「仕事のパワーゲームで常に勝者であることを欲してきた男というものはとかく、競争原理にとらわれやすい。そうして、父親たちはわが子の育児、教育についても他者との比較による優劣や勝ち負けに過敏になってしまう。 」という部分が印象的。
「イクメン」という言葉をよく聞くようになり、一見良い風潮かと思うが、当の本人である男性たちは仕事にプラスしてさらにプレッシャーがかかり押しつぶされそうになるのかもしれない、と思われる。
女性にも多かれ少なかれ勝ち負けを意識することはあるが、男性のそれは更に上をいくのかもしれない。

2016/09/17 12:14

投稿元:ブクログ

結婚、育児、介護、老い、仕事……それぞれについてうまくいっていない男たちの姿が描かれる。読んでいながら、どれもこれもについて自分も片脚突っ込んでいるような気がして戦々恐々としながらページを繰った。対象人物を追ったルポなのだが、相手によっては足かけ10年くらいかけているものもあり、その点で非常に真面目な構成。著者は女性で、定番の戯言として「女に男の何がわかるか」という声もあろうが、こうした男性の生きづらさに焦点を当てるのは女性か女性的に生きる男性にしかできないだろう。
男たちの何がつらいかというと、おそらく理想の男像と自画像との乖離にある。女たちはたぶん、わりと日常的に女であることの不条理や理不尽、不便を感じながら生きている。対して、男にそれはない。男であることの不条理や理不尽、不便ではなく、自らの不徳のいたすところとされてしまうから。理想的な男の姿でない自分を情けなく思い、堕ちていく。男だと過剰に意識したりしなければもっと気楽に対処することができるのかもしれない。自分の意識や世間がそれを難しくさせている。理想の男像を最大公約数の男にしておけばいいのに、最上の男においていることがつらさを生んでいる。最大公約数の男=「平均的な男」という言葉からしてポジティブワードでないのだから。
とはいえ、書中の男たちは気の毒だ。わが身をなぞらえて共感も覚える。やさし過ぎたり正面からぶつかることが彼らの不幸を呼んでいる気もするのだ。本当なら、やさしかったり正面からぶつかるというのは「男らしい」とされていることなのに、そのことが不幸を呼ぶということは、少々強引だが、男らしくいることが不幸を呼ぶと言い換えることもできよう。そのものずばり旧来の男性像、価値観を意識するあまりの不幸もあるだろう。世の中は「男らしく」生きていると生きづらい。一番のうのうと漂っていけるのは「男ぶって」、いいとこどりしながら生きていくことではなかろうか。もっとも、それでは男の魅力も世のゆく末も期待の外になってしまうだろうけれど。

2015/08/13 15:51

投稿元:ブクログ

いろいろなケースにおかれた男性が登場し、初めの印象は公私ともに体面を気にする、加齢を気にする、仕事・育児・介護に完璧に向き合おうとする…など必要以上に生真面目な印象を持つ登場人物が多かったです。世間の標準以上を目指そうとしているというか。でも、その強い行動力が行き過ぎると自分を傷つけてしまい、その怪我を契機に自然体の自分を取り戻す必要に気付いて、なぜか、おのれの気付きができたときから自分の周囲の環境もうまい具合に転がり出して行く…男性の生き方に寄り添う長期戦の取材であり、辛く苦しい時期の話の聞き取りは、ジャーナリストという仕事の特性とはいえども気持ちの良い作業ではないと思うのですが、その分読み応えがありました。読んで行けば、仕事をしながら介護をしようにも介護保険制度の使いづらさが浮き彫りになってきました。

2015/05/12 19:55

投稿元:ブクログ

どれもどこかで見たり聞いたりしたようなありきたりな話ではあるのだが、10年間で200人程度取材し、付き合いの続いた人のドキュメンタリーであるという点に人間模様が感じられ、物語性がある点が興味深い。でも基本的には連絡を取り続ける事ができた男たちのハッピーエンド的な話が多く、連絡が取れなくなった男たちにこそリアルで厳しい現実があるのだろうと思う。
これらの話がマジョリティーとは思えないが、統計データから増えつつある事例である事は確かなのだろう。幸い自分は遭遇してこなかった世界ではあるが、老いと介護の問題はこれから来るのかもしれないので、その辺の覚悟はしておこうかと。

2015/06/07 18:17

投稿元:ブクログ

これはいい。中年男性の結婚・育児・介護・老い・仕事への恐怖を、長期間の丹念な調査で普通の個人の問題として浮き彫りにする。統計を語る部分が逆に薄っぺらく思えるくらい、人によっては10年以上も追跡されている男性陣のインタビューが面白い。その魅力は、おそらく「はじめに」の2行目で「いまだ独身の中年女性」と言い切り、自らの境遇も赤裸々に語る筆者自身から滲み出ている。どこにも辿り着く気配のない漂流だが、この筆者の本なら今後も当事者の一人としてお付き合いしたい。

2016/03/03 22:18

投稿元:ブクログ

男性のミドルエイジクライシス。「結婚」「育児」「介護」「老化」「仕事」の5つのテーマを取り上げる。200人を超える男性陣に数年から10年の長期間にわたる取材。時間の経過とともに変化する過程がよく分かる。

2015/07/06 21:46

投稿元:ブクログ

長期にわたる取材でないと描けないことが書かれている。まとめ方は強引なところがあるが、丁寧な長期取材に脱帽。

2015/02/18 10:24

投稿元:ブクログ

とある書評を読んで思うところがあり、購入。

”ミドルエイジ”というのが一体どの世代を指すのかというのはさておき、結婚、育児、介護、老い、仕事など、中年(=ミドルエイジ)男性に直面するさまざまな不安要素とそれによる内面の崩壊、再生(諦観なども含む)だとかを1人1人丁寧にインタビューを重ねてルポ化したもの…の模様。
まだ全部読んでないので読んだらまた更新します。

************
読後…。

うーん…。思うところと「ここは突っ込んでもらいたかった」とか、取材の対象者にフラットな立場にいるんだろうかとか…。また、男性読者と女性読者では視点も違うので何とも言えないけれど。
丹念な取材と、男性を救ったのが何であるか、何であったかという点を掘り下げた部分については、すっごく評価できるものであった。と思う。
また、これからの生活にも参考になりうる内容だと思った。

2015/09/13 12:34

投稿元:ブクログ

結婚・育児・介護・老い・仕事と5つのテーマに沿って新聞記者である著者による問題当事者である男性(主として中年)への取材記録です。
イクメンという言葉だけが先立ってブームの圧力に押され慣れない子育てに右往左往している元エリート銀行員男性、母親を介護することによって自暴自棄になってしまった中年未婚男性、そして若い女性との性的関係でしか自己満足感が得られない老いに対する恐れ・アンチエイジングへの執着が強い男性などとて興味を持ちました。
自分に関係することはもちろんのこと、自分とは関係がないことでも自分と同世代の男性が抱えている問題・悩んでいることを知ることによってとても勉強になります。こういった当事者を追いかけたインタビュー形式のルポルタージュは少しでも他者を理解するうえで本当にいいものだと思います。

2015/08/11 09:24

投稿元:ブクログ

結婚、育児、介護、老化、仕事をテーマにした男性論。

バブル脳のキャリアウーマンが駄目男たちを「だから男が悪いのよ!」メッタ切り…というのを想定して、戦々恐々として読んだが、以外と著書の人当たりが柔らかいせいか、読みやすかった。
こじらせ男を面白い獲物がきたとばかりに、自己の心の動きまでありありと描写した部分は笑ってしまった。

10年越しの長期取材でターゲットとていねいな関係を築きあげながら、プライバシーまで聞き出せた努力は評価されてもよい。すくなくとも、新聞に載せられている、貧困を知らないエリート目線ではない。

白雪姫を待つ王子のように、若く美人女ばかりが寄ってくることを願って行動しない高望みの婚活男が、50近くになって年相応のパートナーに恵まれる。

専業主夫になったはいいが、子どもに押しつけ英才教育をし、ついに児童虐待、別居に至ったイクメン。仕事がないなら、理想のできる父親という完璧主義で子が犠牲になる。

40過ぎて独身、男性介護者。
介護離職のために生活に行き詰まり、ついに実母に殺意を抱くようにまでなる。現金給付のない、若い嫁を想定した介護保険制度の制度破綻を指摘しており興味深い。

男性機能の回復をして、若い子と不倫をした社長。
事業の支え手だった妻を失い、会社から人が離れ、やがて依りを戻す。

就職氷河期のワーキングプア。
就職難を苦にして非正規の女性まで敵視した男が、40過ぎてやっと正社員として採用されるまで。

ここに紹介されたケースは、かなり幸福な部類の男性だろう。人の出逢いは一期一会で、初回で印象が悪ければ話を聞きたいとも思わないが、長期にわたって取材し、彼らの成長を見守ったこと、ときには著者のほうが取材男性から慰められること、などに感銘。

個人的にはこれの女性版も読んでみたい。

2015/05/06 10:20

投稿元:ブクログ

この社会では、誰もが各々の人生で複数の役割=「顔」を持たされ、それぞれに理想像をあてがわれてそれとのギャップを埋めるように要求される。おそらく、中年男性というのは社会的に最も多くの顔を持つことが要求されるクラスなのだろう。単なる会社員、単なる父親、単なる「男」として単純な生を生きるのは極めて困難なことのようだ。

残念なのは、著者が彼らに何故ここまで入れ込むのかが今ひとつ見えないこと。著者自身大変に感受性高く魅力的な人物に思えるが、何らかの自身のアネクドーツが挿入されていたりするとより説得力が増すのではと思えた。

22 件中 1 件~ 15 件を表示