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hontoレビュー

機龍警察火宅(ハヤカワ・ミステリワールド)

機龍警察火宅 みんなのレビュー

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みんなのレビュー28件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (9件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (11件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
28 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

本シリーズをまず読んだほうが面白く読めるはず

2015/08/30 01:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arima0831 - この投稿者のレビュー一覧を見る

至近未来警察SF小説。巻が進むごとに物語の世界感が広がり、ぐいぐい深みを増している機龍警察シリーズ第五作。今回は短編集だ。

近い未来を舞台に、警視庁特捜部が最新型特殊装備「龍機兵(ドラグーン)」で国際的なテロと戦う話。龍機兵は機甲装兵ないしは「キモノ」と呼ばれていて、要するにガンダムみたいなパワードスーツだ。カッコいいキモノが派手にガンガン戦うだけで絵になる面白い話になりそうだが、そこは話のごく一部分にすぎない。おそろしく精密な人物背景設定が物語全体に張り巡らされていて、SF小説ではありえない臨場感と泥臭さのある警察小説でもあり、非常に現実的な人間ドラマも同時進行していく。

正直言って「今回は短編集」と聞いて、もう第五作目だし、去年は『土漠の花』なんていうまるで別の傑作も生みだしたし、ここは各所で書いた短編を一冊にして「一回休み兼ファンサービス」ってやつなのだろうか、と薄く疑ってしまったワタシではあったのだが・・・いやいや、とんでもない。

今回の短編はそれぞれに、シリーズの登場人物の背景を浮き彫りにしていく。
こういう話はファンが読めば面白いに決まっているので、普通ならファン向けのオマケ本になってしまいそうだが、そうはならないのがこの作家の凄いところ。

シリーズの登場人物を掘り下げる形ながら、それぞれの短編が物語として完成している。
テーマは例えば、不良少年がある警官と出会うことで更生する話だったり、ウガンダのテロリストが企てる恐怖の次世代テロであったり、かと思えば官僚社会で苦闘するオトウサンの姿であったりと、バラエティー豊かで面白い。

その一方で、短編だからこそ可能な形で機龍警察の世界観に奥行きを見せているのだから、これは真のプロの仕事ではなかろうか。素晴らしいよマッタク。

でも何より大事なのは「この一冊から読み始めないこと」だと思う。
一巻で十分面白く読めるのは間違いないが、それではこの本を読む醍醐味が薄まってしまう。
どうせなら前の話を読んでからのほうが、はるかに楽しく物語世界に没入できるし、複雑なパズルのピースが嵌っていく面白さを堪能できるはず。

先のストーリーの布石になるような設定も出てきて、ますますシリーズ続巻が楽しみになってきた。

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電子書籍

機龍警察はやっぱりいい!!

2015/10/25 21:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あかみにとまと - この投稿者のレビュー一覧を見る

SFでありながら、警察小説でもあり、政治および世界情勢を描いた社会派小説でもある機龍警察の短編集。
長編もいいけどこうしたサイドストーリーを短編でまとめるのもいいですね。
でも早く長編第5弾も読みたい。

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電子書籍

機龍警察、初短編集

2016/02/13 21:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書を読むとシリーズの懐の深さを実感できる。

警察小説でありながら、冒険小説でもあり、SF小説でもある。長編ではこのテイストが渾然一体となって面白さを醸し出しているのだが、短編集ではそれぞれの登場人物に焦点を当てた話になっているので由起谷や夏川がメインだと警察小説、宮近理事官だと官僚小説、機龍搭乗者のライザやユーリだと冒険小説、そして技術主任の緑がメインだとSF小説と主役によってその様相を変えてくる。

さすがに捜査と戦闘を盛り込んだ話になると尺が短いなとは感じるものの、1つのシリーズでこんなにもバラエティに富んだ話をかけるのは本作のフォーマットが非常に優れている証拠である。

火宅・・・由起谷刑事の元上司の謎
焼相・・・立て篭り犯と特捜部の機甲兵装での攻防
輪廻・・・入国したテロリストの謎とその闇
済度・・・スカウト前のライザのエピソード
雪娘・・・ロシア警察時代のユーリのエピソード
沙弥・・・高校生の由起谷が警官になるキッカケとなった事件
勤行・・・ある日の宮近理事官の1日
化生・・・機龍兵のコアテクノロジーの話

全8編でいろいろな機龍警察が楽しめます。

因みに本書から読んでも問題ありませんが前作までの事件や関係者が沢山出てきますので既刊4冊を読んでから読む事をオススメします。

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2015/01/06 17:41

投稿元:ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
最新型特殊装備“龍機兵”を擁する警視庁特捜部は、警察内部の偏見に抗いつつ国際情勢のボーダーレス化に連れて変容する犯罪に日夜立ち向かう―由起谷主任が死の床にある元上司の秘密に迫る表題作、特捜部入りする前のライザの彷徨を描く「済度」、疑獄事件捜査の末に鈴石主任が悪夢の未来を幻視する「化生」など、吉川英治文学新人賞&日本SF大賞受賞の“至近未来”警察小説、珠玉の傑作短篇集。

2015/06/10 15:57

投稿元:ブクログ

至近未来警察小説シリーズ初の短編集8編。主立った登場人物それぞれの人となりが描かれ、本編に対する理解もますます進みます。鉄板のシリーズです。

2015/12/15 23:44

投稿元:ブクログ

外伝・スピンオフ・短編集。
警察組織小説の色が濃く、機甲兵装の話題は少なめ。
特に由起谷捜査官の高校生時代の下関のエピソードは秀逸。

2015/09/18 10:48

投稿元:ブクログ

機龍警察シリーズ、番外編、短編集。

短編集であるので、いつも扱っている事件よりも小規模なものが多い、というかこれが特捜部の通常業務なのかも。官僚間の折衝とか、部署違いの軋轢とか、より警察小説に近い感覚で読むことができ、これはこれで良し。また、特捜部メンバーの過去を描いていたり、本シリーズで少し触れられていた箇所を詳しく掘り下げていたり、今後のシリーズを読んでいくのに重要な補足もあるので、シリーズ読者には必読モノであるだろう。最後は、今後の展開を匂わす場面も?シリーズ4作を終えての番外編。シリーズの世界観をがっつり固めていくのに、良いタイミングで出してきたなぁと思う。

2015/02/01 15:46

投稿元:ブクログ

機龍警察シリーズの短編集です。
本を手にした時、今までより薄いのと短編集であることにがっかりしたのですが、その内容は長編にも負けないほどのクオリティの高さでした。
既刊のシリーズを読み終えた後で読んだ方が、より楽しめると思います。

2016/03/09 08:43

投稿元:ブクログ

個人装着型の強力武器「機龍」その進化形である龍機兵を唯一保有する組織、警視庁特捜部。
機龍を保有する、犯罪組織や国際テロリスト等に対し、その強力な武器で戦う暴力装置であるだけでなく、非常に優秀な特捜班を有し、従来の警察力では対応しきれない犯罪に対応する。

機龍警察シリーズを、最新作である短編集から読み始めるという痛恨のミスをしてしまったのだが、そのお蔭で特捜部刑事が背負った過去、そして龍機兵搭乗要員の背景を把握することができた。
これから、機龍警察シリーズを読んでいくのがとても楽しみだ。と、強がっている。
本編に対する期待が、非常に高まる作品であることは間違いない短編集だった。

2015/02/09 15:31

投稿元:ブクログ

機龍警察シリーズ短編集。
長編シリーズの短編集というと、スピンオフの軽い内容なイメージなんですが、これはがっつりと重厚で、どれも素晴らしくおもしろかったです。
登場人物たちを再度掘り下げると共に、本編への深い理解に繋がります。
シリーズ愛読者には嬉しい。


【火宅】仕事一筋の独身で、今は病気で弱っている男が新築の家にたった一人というのが悲しい。
相変わらず疎まれる特捜部を描きながら、一転してそこに別の警察内部の闇を描きました。
捜査のノウハウを教えてもらった上司に、その成果をこういった形で示してしまうという切なく渋い演出が光ります。

【焼相】短編ながら非常に緊迫した立てこもり事件を描いています。次々と犠牲者が出る展開は戦慄。シリーズの過去の事件後、各部署がどのような状態になったか内部の力関係の描写もおもしろい。
立てこもり犯に挑むかつてのテロリスト・ライザの変化と、それに気づく緑の姿が印象的。

【輪廻】犯罪組織の幹部が何をしに日本に来たのか?という謎に驚くべき現実が明かされます。
真面目に勤めている日本企業のサラリーマンが、世界の紛争に深く関わっているという事柄もショックですが、やはりその兵器や使用方法が怖い。恐ろしい未来を予感させるものの、現状で出来ることが何もないという厳しい現実を見せつけられます。
ミステリアスな微笑みを浮かべる黒人に底知れぬ闇を感じる深い物語でした。

【済度】IRFから逃走し特捜部に入る前のライザの物語。死に誘われながらも、贖罪の道を模索し流れるライザに謎の男からの依頼が舞い込む。
電話だけの謎の依頼人とのやりとりや、ライザが単独で行動するのはスパイアクション小説みたいで楽しい。電話の相手の正体には驚きました。

【雪娘】遠い地、ロシアでかつてあった1つの殺人事件が、月日を経て日本の事件と重なる様が見事。
殺人事件の方法には大きな激情を感じますが、それとは反対の少女の静かで儚い姿には、言い知れぬ不安と悲しさを感じます。
最後まで事件を追えなかったユーリの刑事としての心残りにも切ないものがありました。

【沙弥】由紀谷の高校時代のお話。前にもちらりと出ていた、由紀谷が警官を志すきっかけとなったエピソードを掘り下げています。
荒れた青春時代の中で、一つの事件を切っ掛けに友情と希望が描かれ瑞々しくも悲しい。
由紀谷を取り巻く大人たちはどうしようもない人間も多いのですが、警官が最後に素直に謝り、由紀谷がそれを素直に受け入れたシーンが良かった。
叔父に何も言えず、自分でも決心がつかず、それでも友人の意志を胸に刻んだラストも感慨深いです。

【勤行】個性的な面々ばかりの特捜部にあって、家庭を持ち出世を気にする普通っぽさが貴重な宮近理事官。
人間味のある姿に親近感が沸きます。
特捜部を全体的に見たお話で、誰もが人知れず一生懸命なのがユーモアを交え描かれており、みんなをお応援したくなる楽しい1編です。
庶務の桂さんがやっぱり素敵。

【化生】同じ捜査主任でも由紀谷にスポットが当たる事が多いので、ここで夏川が登場したことが嬉しい。
研究内容については予想できるものの、沖津部長が珍しく焦る姿が事態の重要性を感じさせます。
タイムリミットが間近に迫っていることにふと気付くような事件で、今後の特捜部にシリアスな展開を予想させる締めの1編となりました。
普段感情が読めない沖津部長が、夏川との会話で部下への信頼と尊敬に溢れていて素晴らしかった。

2015/05/27 20:19

投稿元:ブクログ

複層的に絡み合った事件を濃厚な密度で読ませるシリーズなので、
短編集では薄味になってしまって、持ち味が出なくなるのではと
危惧する気持ちもあったけど、読んでみれば1編1編に
エッセンスが詰まっていて、読み応えは十分だった。

1つ1つの短編で主人公というか、核となる人物が設定されていて
その人物の行動原理、過去の経緯、生き方が深堀りされている。

長編で断片的に触れられていた内容が深堀りされているので
より人物に対する愛着が増す作りになっている。

内容的にも、警察小説の色合いが濃いもの、
突入場面に特化してアクション色が強いものと
バラエティに富んでいるので飽きさせない。

2015/03/15 21:05

投稿元:ブクログ

ロボットものと警察ものを融合したシリーズの短編集。長編の脇役を主役にした話が多いが、そういう話としてしまうと単なる警察小説となっているので、融合ものの良さが出し切れていない。その中では少年兵の話がらしくてよい。

2015/03/11 13:21

投稿元:ブクログ

短編集。
長編のような派手さはないが、登場人物たちの人生の一部分を切り取ったようなエピソードで、心に響く話が多くて堪能した。ただ本編を読んでなくてこれ単独だと面白さ半減かも。
仕事と家族の板挟みで苦しむ宮近さんの話「勤行」はちょっと笑えた。特捜部に入る以前のライザの話「済度」も好き。少年兵について描いた「輪廻」は現実と重なってやるせない。

2015/06/13 22:52

投稿元:ブクログ

 機龍警察シリーズ初の短編集。収録されている8編はいずれも質が高いが、これまでの重厚なシリーズの番外編・補足説明のような趣で、背景をそぎ落としたストーリーはシリーズ読者を対象としていることが明確。
 収録作品の中では『勤行』が、サラリーマンパパの働く姿をほのぼのと書いていて印象に残った。

2015/01/22 15:45

投稿元:ブクログ

最新作は、シリーズ初の短編集です!

本編長編が、ハードな警察小説だと、
短編集は、逆にソフト路線といぅか、
各キャラの日常が描かれるケースが多ぃですが…、

(まぁ、東京といえども、
 そぅそぅエグぃ事件は起こんないってことね…)

本作品の収録作は、
既刊の長編の中で描ききれなかったエピソードを、
短編としてまとめてみた、といぅ感じでそぅか…。

どの収録作も、よかったです…、が、

やっぱり、番外編(短編)では、各キャラの、
なかなか本編では描けなぃ意外な一面などを、
いろいろと読んでみたぃな~と思いますね…。

その結果、
各キャラの人間性などに、より深みが出て、
本編が、より面白くなると思ぅんですが…。

それでも…、収録作の1つ『勤行』は、
コミカルな要素もあって、面白かったです…。

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