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2016/06/23 23:42

投稿元:ブクログ

ボリューム的に読みごたえのあった一冊、結構時間をかけて読了。

いろんな面で現在の世界を形作るきっかけになったのが1979年の出来事だったという内容。

サッチャーの首相就任、ヨハネ・パウロ二世の祖国(ポーランド)訪問、ホメイニーのイラン帰国、中国での鄧小平による経済改革の始まりなど。それぞれ現代経済への変化、社会主義の崩壊、イスラム教の政治化、中国の劇的な経済成長などのはじまりだったことが細かいエピソードも交えて書かれている。

自分が小さい頃になんとなくニュースで聞いた記憶のある名前ばかりだけど、当然知らないことも多くて、今の世界の状況と照らしながら興味深く読めた。

知識不足で難解な部分も多かったので、知識補完しながら読むともっと面白いのかも。

2015/06/20 14:23

投稿元:ブクログ

1979年、自分は高校一年生だった。中国人は皆人民服を着て、イランの女性は黒いチャドルを纏い、イギリスの若者はパンクを唄い時の女首相に怒りをぶつけるといった映像で当時の事を覚えている。そういう記憶と本に描かれている物語を付け合わせながら読み進めた。
当時人間を抑圧する共産主義の存在がいかに大きなものだったか、市場経済とイスラムがどうそれに取って変わったかがイメージできたような気がする。一番印象に残ったのは社民主義により経済も国民の士気も停滞したイギリスの復活である。現在の日本にも当てはまるようで示唆に富んでいる。

2015/06/21 08:32

投稿元:ブクログ

非常に濃密な内容の本だった。2015年時点で我々は住む世界は、過度とも言える資本・市場主義が地球の大半を多い、それに反発する一部のイスラム社会があって世界の不確実性を高め、そして資本・市場主義を自分たちナリの解釈で共産主義に内包した中国が全盛期を迎え、ソ連主導の共産主義は跡形もない状況下にある。これは、両巨大大戦を経て米ソの二大陣営で良くも悪くも安定的であった20世紀とはまったく異なるパラダイムが展開する世界である。

その現在のパラダイムは、1979年にこの本の主役たちが次代を担うようになって出現したものである、というのが本書の基軸である。すなわち、世界に民間主導の市場主義をもたらしたサッチャー英国首相、毛沢東の死後、全権を把握して中国を改革開放路線に導いた鄧小平、国内の強烈な分断を巻き起こしつつ革命を実行したホメイニ・イラン最高指導者、冷戦の終結がまだ見えない時期にポーランドを訪れ信仰に根ざした心の自由を訴え東欧諸国の共産主義崩壊の導火線に火をつけたヨハネパウロ2世、そして、ソ連のアフガニスタン侵攻に抵抗をし続け、21世紀のイスラム原理主義勢力の萌芽となった
ムジャヒディンたち。

この4人と1集団の思想と行動と半生を綿密に追い、現代の構造がこの5者達によってどう作られていったのかを語る野心的作品である。ただ、これは5名の評伝を一気にしかも時系列を前後しながら読むようで読むのが非常に難解であった。難解すぎて途中でちと読み飛ばして、結論に行ってしまったぐらいだ。そういう意味では、やや消化不良を起こすごちゃ混ぜのエスニック評伝と言えなくもないが、とにかく作者が設定した構図は面白い。

5名を比較してみると、大躍進運動、文化大革命の人類史上最大級の混乱状況から現在においては世界第二位の経済大国となり政治もそれなりに安定しているものを作り出した鄧小平が、結果論として頭ひとつ抜けているような気がした。

さて、次の世界を定義する特異点はいつ訪れるのか?
その時には世界の誰が担うのか、楽しみでならない。

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