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ソラシド

ソラシド みんなのレビュー

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みんなのレビュー21件

みんなの評価3.9

評価内訳

21 件中 1 件~ 15 件を表示

2015/03/05 16:53

投稿元:ブクログ

+++
拍手もほとんどない中、その二人組は登場した。ひとりはギターを弾きながら歌い、もうひとりは黙々とダブル・ベースを弾きつづけた。二人とも男の子みたいな女の子だった。彼女たちの音楽は1986年のあの冬の中にあった――。消えゆくものと、冬の音楽をめぐる長篇小説。
+++

現代と1968年とをゆるやかに行き来するような物語である。「冬の音楽」を奏でたいと言ったカオルとソラのデュオ「ソラシド」を探す旅の物語でもあり、主人公と異母妹とその親たちをめぐる物語でもある。躰は現在に在るとしても、想いが流れるように遠く近くに旅をするような印象の一冊である。

2015/02/20 20:37

投稿元:ブクログ

レコードを生活費を削って集めている、物書きの主人公。古い音楽雑誌に小さく載ったデュオ「ソラシド」を追いかけ始める。
「冬の音楽」を思わせる少し不思議で静かな本だった。

2015/03/13 07:27

投稿元:ブクログ

「オレ」という一人称の篤弘さんはこれまで以上に気取りがなくて親しみやすい兄ぃなのです。
1986年と今を行ったり来たりしながらまた素晴らしい音楽を聴かせてくれました。(実際。ネットなどで音楽を捜しながら聞いて読んで・・・)
この本もまた大事な一冊となりました。

2017/03/26 21:03

投稿元:ブクログ

昔のものは最近はネットでなんでも検索できるが、もしそれがマイナーすぎてネットにも引っかからなかったら自分で探すしかない。
大変だけど、ネット検索よりもよりリアルに当時の空気に触れられるような気がする。

2015/06/18 12:51

投稿元:ブクログ

だいすきな本になった。

吉田さんの本は、読んでいてにやついてしまうことがある。

ノート。1986年。ダブルベース。ソラシドの2人。音楽。言葉。レコード。コーヒー。

今のこの気持ちをうまく言葉にできない。
何度でも読みたい。

2015/01/31 23:33

投稿元:ブクログ

にやりとする。こころにくい文章に。
トークイベントの話を思い出しつつ読む。行って良かったなぁ。。

もう一回読み返したら、散りばめられたいろいろにもっと気付ける気がして。

2016/06/25 20:06

投稿元:ブクログ

人は何かを探す過程で新たな物を知ったり、人と巡りあったり、過去の自分に再会したり。思いがけない出会いが生涯忘れられないものになったりするんだろう。

2015/11/19 12:31

投稿元:ブクログ

ぐわしと一気に世界に引き込まれる感はなんなんだろうなぁと毎回思う。強引なところは全くなく。
途中ちょっと中だるみ感があったけど,終盤の展開にはやはり脱帽。

2015/04/01 21:44

投稿元:ブクログ

もう まだるっこしいなぁ
と 思うか
いいねぇ このまったり感
と 思えるか

もちろん 後者になれる人は
独特の浮遊感が
なかなか たまりませんでしょうねぇ

小説の筋というよりは
そこに描かれている雰囲気を楽しむ
そこが
この 小説を楽しむコツでしょうか

それにしても
表紙の レコード は
どんな 音楽 なのだろう と
ずいぶん 気になってしまいます

2015/02/27 14:29

投稿元:ブクログ

かつて。まずいコーヒーばかりを飲んでいた頃。
相棒のダブル・ベースに「エレファント」と名付け、屋根裏部屋のようなアパートの一室で暮らしていた自分がいた。
それと同じ時期に、ギターとダブル・ベースを弾く女性のデュオ“ソラシド”が存在したと知り、彼女たちの作る「冬の音楽」を探し始める物書きの主人公と、彼の家族たちが「次へ」向かうための物語。

2015年2月27日読了。
吉田さんが描く音楽の話は、基本的にレコードの話になります。ノスタルジックな雰囲気で、大人の童話的な印象があります。今回の作品も全体的にそんなイメージを抱きました。
主人公が大人になりきれずにいた1986年、年の離れた妹が生まれます。
物語はこの兄妹を軸に進んでいくのですが、どうやら私は、ちょうど二人の間辺りの年齢に位置するようで、その空気感が微妙に心の琴線に触れる感じ。
この微妙さがまた心地よくて、久々に読み終わりたくないなぁという気分になりました。
カバーも素敵なのですが、それを外した中の装丁がまた素敵。収納の関係上、だいたいの本は文庫になったら買い直しをして、それで保管しているのですが、これは単行本のまま保管するつもりです。
ゆっくりじっくり読みたい本に久々に出会えました。

2015/01/30 19:27

投稿元:ブクログ

すごくいい。
すごく好き。
出来ることなら★を100こ並べたい。

ものすごく優しいお話。
でも、ちょっと寂しい。
そして、じんわりと温かい。

「おれ」は探し物をしている。
いや、「おれ」だけじゃなく、みんなが探し物をしている。
探し始めた時には自分が何を探しているのか正確なところは分からない。
だんだんと見えてくる。
そうすると最初にイメージしていたものとは違うものだったことが分かってくる。
いよいよ探し当てたと思い、「そうだったのか」と納得しようとすると、また新たな探し物が始まっている。
気付かないうちに。

「この物語はこういう物語です。」と言い切れません。
ただ、とても美しい物語です。
とても美しいものが描かれていると思います。

2015/02/16 21:41

投稿元:ブクログ

耳元で心地いい音楽を聴いた後のような、すごく素敵な気持ちで読み終えた本でした。
全体的に落ち着いたトーンで、コーヒーの茶色から始まり、ニューヨークのグレイ、冬の吐息の白、と浮かび上がるシーンが美しくて、なんとも言えない不思議な世界に迷い込んだようです。

過去と現在、現実と空想が入り混じった世界は、映像がとにもかくにも美しい。古着屋とバー、世界の果てのような白い荒野、ダブル・ベース「エレファント」、1つ1つのシーンがにくいくらいに素敵で、とにかくうっとり。これは、映画化してほしい。
美しいシーンも然ることながら、本書に登場する音楽を聴いてみたい。

音楽には疎い私ですが、とある場面では鳥肌が立つくらい全身ぞわっとしました。読み進めるうちに、本当に耳元に音楽が聴こえる気がしてきます。

冬を切り取ったような冷たさと一緒に、じんわりとした温かさが同時に楽しめることも魅力的だし、音楽で震える空気感も病みつきになります。

装丁もすごく素敵で何度も眺めてしまいます。冬に読むのにお勧めな1冊でした。

2015/07/09 01:03

投稿元:ブクログ

「新潮」の連載でちょいちょい読んでいたのだが、
これは一冊の本の方が楽しめた。

相変わらずの心地よい空気感のある作品。
ただ、「ソラシド」という名前しかわからないミュージシャンを探し求める、とゆーストーリー上、
ちょっとミステリーチックでもあり、いい意味でずっと緊張感、みたいなものが作品を通してある。
彼女たちが今どうなっているのか、という疑問を
登場人物たちと同じように、持ちながら読み進める。

妹との関係にどーもラブっぽさを感じてしまったのだが、
よく考えたら血、繋がってるんだよなー。

冬の音楽。
聴きたいです。

2015/04/24 15:41

投稿元:ブクログ

雨の様に降り注ぐ
幾千もの言葉を
日々、ぼんやり目にしつつも
思わず(はっ!)と、手で受け止めたくなる様な
キラリに出会う事がある。

それは自分だけに光るキラリ。

音楽好きの彼が
パラパラ捲っていた雑誌に掲載されていた
ほんの小さなコラム。
その記事がキラリと光った。

(誰?聞いた事もないアーティスト…)
それがソラシド。
どうやら女性2人のデュオらしい。

彼女達のコメントや弾いている楽器も気になる…

早速NETで調べてはみたものの、
彼女達は派手な活動をしていなかったらしく、
全く手がかりがつかめない。
でも、
何故か追っかけずにはいられないし、
そうせざるを得ない事情も出来た。

それから
彼がソラシドの足取りを巡る物語は
まるで何千枚ものレコードを並べ(勝手に思い描いております。)
一枚、一枚、のんびり視聴でもしている旅の様な展開となった。

活字を追っているだけなのに、
頭の中ではゆるいメロディーが勝手に流れ出す。
ザ、ザザザ…時折味のある雑音まで混じりながら。

なかなか出会えないソラシドだが、
キラリ光った時点で、もう会っていたのではないだろうか…

2015/02/20 21:00

投稿元:ブクログ

吉田さんの小説は、静かに静かに始まる
そして、どこか変わった人たち、建物から
物語が動き出していくのが心地よい
1986年、渋谷区と世田谷区の間の
松見坂の上にある「空中の長屋」
まずいコーヒー、「ザ・ビートルズ」
エレファントという名のダブル・ベース
現在の「オレ」と年の離れた妹「0(オウ)」が
過去を探していく
不思議だけど、心地よく
たくさんの音楽が聴こえてくるような小説
極上の読書の時間を過ごすことが出来ました

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