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紙の本

「紛争の坩堝」の歴史をひもとく大河歴史小説、サスペンス・アクション大作

2024/01/26 22:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「紛争の坩堝」の歴史をひもとく大河歴史小説、サスペンス・アクション大作。「紛争」の根本原因は、同じ地域にイスラエル(ユダヤ人)とパレスチナ(アラブ人=イスラム教)の2国の建国を認めた矛盾にあるのだが、同じ民族内、宗教内部でも異なる思惑での紛争が絡み合い、混沌として私には理解しがたい「紛争の坩堝」が生みされてきた歴史を、史実とそれを肉付けするフィクションで見事に描き出している。主にイスラエル内部に関して話は展開するが、イスラエル内部においてすら宗教・思想・政策の違いから熾烈な内部抗争が展開されてるのには驚き。この事情はパレスチナ内部においても同様だと思われ、そうした内部矛盾をも含んだ2勢力が同一地域で相対するのだからこりゃ納まり着くわけがない。とは言え、作品全体から感じたのは、狂信的絶対神信仰者同士のあくなき闘いが最大の問題であり、むしろ多くの人々は争いの終結と平和を願っているという点である。私の希望的・楽観的見方だろうか。いずれにしろ、宗教という名の狂気の恐ろしさを強く感じた作品でもある。
なお、冒頭の「まえがき」で、アリエル・シャロン首相だけは本物の実記録資料を基に構成しているが、公人以外の登場人物はあくまでも架空の人物で、架空の場面に登場すると断っているが、作中の多くの事件が史実で構成されてることから見てかなり史実に近い、ノンフィクション歴史小説的性格の強い作品と私は受け取っている。本当に恐ろしい作品でした。

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